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後日談 3

12/3旧前田家本邸での演奏会、お天気にも恵まれたくさんの方に足をお運びいただき本当に有難うございました。

夏子ちゃん、先に書き始めてくれてありがとう!

ピアノはヤマハのG3。今はもう生産されていないGのシリーズ、私は温かみがあって好きです。コロナ前に試弾させていただいた時、この空間にちょうど良いサイズ♪と好感を持ちました。ピアノの置いてあるお部屋はお客さまが入っても響きが聴きやすく、窓の外に見える庭園で遊んでいる親子連れを眺めて和み、夏子ちゃんの曲間でのお話にはお客さまと一緒に、うんうん、ほぅほぅ🦉と楽しく耳を傾けて演奏していました。

プログラムを考えている時は本当にわくわくします。漠然と日本歌曲や童謡、、、と考えはじめて。
夏子ちゃんと色々話していくうちに自分が好きで口ずさんだりリコーダーで吹いていた曲が山田耕筰と北原白秋の作品だったんだと気付きました。お互いが入れたい曲、私は「ペチカ」「待ちぼうけ」、「この道」ももちろんのこと。

でも私は知らない曲も多くて、夏子ちゃんに「鐘が鳴ります」を入れよう!と提案された時に私の頭に浮かんだのは

「か〜ね〜がな〜りま〜すキン、コン、カン!」
(後から調べてこれは古関裕而作曲の「鐘のなる丘」という曲でした。小さい時にどこかでお寺の鐘やチャイムが鳴ると母や祖母と歌っていた記憶。しかもこの部分ばかり笑。祖母は福島の人なので福島出身の古関裕而→後から納得。)

これは山田耕筰??だったの???夏子ちゃん、どうして選曲したのだろう、、、としばらくの間ハテナマークが飛んでおり、ひとフレーズ歌って爆笑でした。

そして「鐘が鳴ります」伴奏譜冒頭を弾いてみた響きの感触が「あぁ、ドビュッシー、、、沈める寺(前奏曲)みたい、、、」
3小節目から見事に“和”になるのだけれど。

“洋”から“和の文化”になるまで真似びとった山田耕筰の貪欲さ、その熱量を想うのでした。

夏子ちゃん、話が脱線したり行きつ戻りつしてしまうけど笑 続きも楽しみながら書きましょう☆

私が勘違いした「鐘の鳴る丘」はこちら↓


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