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【第15回】出演者インタビュー!松尾光祐さん

全メンバーを紹介する音楽家インタビュー
今回は金管五重奏を演奏する
トロンボーン奏者、松尾光祐さんの記事です!

トロンボーンは古来より合唱など教会音楽(コラール)に使用されてきた楽器です、大きく柔らかい音色と直管楽器独特の開放的で余裕のある響きは金管のなかでも金管アンサンブルの中でも、ハーモニーを作るなどの立ち回りからソロまで幅広く活躍します。
また、松尾さんは九州でも様々な演奏活動しています。トロンボーン3本によるアンサンブル【トロンボーントリオ地場3】は特に必聴です。

それではどうぞ!

前後に管(スライド)を伸ばして音程をつくるシンプルさ
その自由を知っているだけに自主的かつ管理能力が高い

Q: 音楽(楽器)をはじめたきっかけは何でしたか?
A: 私が音楽(楽器)をはじめたきっかけは、元々ピアノを習っていて、その時の先生が吹奏楽の演奏会に連れて行ってくれたことでした。その演奏会で楽器の演奏を聴いて、とても興味を持ちました。小学校には金管バンドがあり、3年生の時に入部しました。先生からトロンボーンを勧められ、それ以来、トロンボーンを演奏しています。

Q: 好きな音楽のジャンルは何ですか?
A: 私の好きな音楽のジャンルは、クラシックです。しかし、以前ミュージカルの仕事で演奏したことがあり、それをきっかけにジャズやレゲエ、ボサ・ノヴァといったジャンルにも触れる機会がありました。流行りにはあまり乗れませんが、J-POPも好きです。

Q: 今までの活動について教えてください。
A: 私は中学2年生の時にユースオーケストラに入り、中学3年生の時には鹿児島ウィンドアンサンブルにも参加しました。高校生になってからはソロのコンクールにも挑戦しながら経験を積み、東京音楽大学へ進学しました。大学では岸良開城先生のご指導を受けながら、ひたすら練習を重ねました。大学院を修了後は、東京音楽大学で助手を務めながら、フリーランスとして音楽活動を行っていました。その後、数年間のブランク期間がありましたが、現在は再びフリーランスとして鹿児島を拠点に音楽活動をしています。

Q: 今までで1番良かった演奏会は何ですか?
A: どの演奏も素晴らしい経験であり、感動的なものでしたが、特に印象に残っているのはショスタコーヴィチの交響曲第5番を演奏した時です。その曲は非常に力強く、情熱的であり、演奏すること自体も非常に充実感がありました。

Q: アンサンブルの魅力について教えてください。
A: アンサンブルの魅力は、ハーモニーです。複数の楽器が一つの音楽を奏でることで、美しいハーモニーが生まれます。それぞれの楽器が個々の役割を果たしながら、一体感を持って演奏することが、アンサンブルの魅力だと思います。

Q: 音楽についての拘りはありますか?
A: 私は常に人の心に直接語りかけるパフォーマンスを心掛けています。音楽は感情を表現するための強力なツールであり、聴く人の心に響くことができます。そのため、私の演奏はただ音を奏でるだけでなく、聴く人の心に深く響くように心掛けています。

Q: 自分の楽器の好きなところは何ですか?
A: 私の楽器であるトロンボーンの好きなところは、柔らかいサウンドから鋭いサウンドまで、コントロール次第で様々な音色を生み出せるところです。トロンボーンはスライドを使って音程を変えることができるため、表現の幅が広いのも魅力です。

Q: 演奏活動の目的を教えてください。
A: 私の演奏活動の目的は、自分の演奏を聴いてくださる方々に、安らぎや癒しの空間を感じてもらうことです。音楽は心を豊かにする力を持っていると私は信じています。また、演奏活動を仕事として本格的に定着させることも目標の一つです。私の演奏が多くの人々に感動や喜びを届けることができれば、それが私の喜びでもあります。

ありがとうございました!
松尾さんはフリーランスで鹿児島を拠点に九州で活動しています。ソロからアンサンブルまで、精力的に演奏活動をしており、その目的は多くの人々に感動や喜びを届けることです。今回の演奏会でも皆様に感動を与えることでしょう。ぜひ会場にお越し下さい。

松尾光祐
鹿児島修学館高等学校卒業、東京音楽大学卒業、東京音楽大学大学院修了。東京音楽大学主催卒業演奏会に出演。トロンボーンを岸良開城氏、濱田淳一氏に師事。ジャック•モージェ氏のマスタークラスを受講。室内楽では山本孝氏、津堅直弘氏、小串俊寿氏のレッスンを受ける。みやまコンセール協力演奏家。(公財)鹿児島県文化振興財団アーティストバンク登録アーティスト。Trombone Quartet Ke、トロンボーン•トリオ地場3、T.D.B.Q各メンバー。


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