【ギター検定1級】過去問題・出題例(日本音楽能力検定協会)
第1問 セブンスコード構成音(上級)
mM7、7sus4、dim7など、4つの構成音で作られたセブンスコードおよびテンションコードの構成音をお答えいただきます。
CM7の場合はC・E・G・Bという形で解答欄にご記入ください。
4つの音が全て正解で1点となります。
第2問、第3問 コードダイアグラム(分数コード)
コードダイアグラムが表すコードネームをお答えいただきます。
1級では分数コードが主に出題されます。
第4問 ギター奏法、音楽知識〇×問題
ギターの奏法について書かれた文章のうち、正しいものには〇、間違っているものには×を解答欄にご記入ください。
ギター奏法だけでなく音楽全般の基礎知識なども出題されます。
1級ではかなり専門的な知識が要求されますので、幅広い音楽知識が必要となります。
第5問 キーシグネチャー
キーシグネチャーの画像を見て、その曲のキーを日本語でお答えいただきます。
第5線に♯(シャープ)が1つの場合はキーはGなので、解答用紙には「と長調」とご記入ください。
キーシグネチャーを見てキーを分かるようになる知識、サークルオブフィフスなどを覚えておくことをおすすめします。
第6問 コード知識穴埋め問題
コード知識に関する穴埋め問題です。
ディミニッシュ7などで構成音が同じものや、構成音数の違いによるコードの呼び方を学んでおきましょう。
第7問 チャーチモードスケール穴埋め問題
メジャースケール・マイナースケールだけでなく、ドリアン・フリジアン・リディアン・ミクソリディアン・ロクリアンスケールなどの穴埋め問題です。音階表の空欄に入る音名を英語でご記入いただきます。
各音から主音に戻るまでの7音を確認しておきましょう。
こちらもコード構成音と同様、複数の空欄がある場合は全て正解して1点となります。
最後に
音楽検定は合格していただくことももちろん重要ですが、それ以上に学びの場としてご利用いただいております。
受検前まではご存知なかった知識も、受検中に学んでいただくことも多々あるようです。
合格を目指しながらも新しい知識を得ることで、今後の音楽人生にお役立ていただければ幸いです。
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