綺麗にするチャンス到来
何かをこぼしてその場を汚してしまったとき。
それは、綺麗にするチャンス。
*
私は手元がおろそかになることがあり、よく物を落としてしまう。
先日もやってしまった。
夕飯の準備中、小麦粉をキッチンマットにぶちまけた。
その時は、
「粉だから大丈夫」
という謎の自論により、マットに小麦粉を塗り広げてごまかした。
次の日の朝。
今度は卵をマットの上に落としてしまった。
さすがにこれはごまかせない。
そんな時思うのは、
「よし、綺麗にできるチャンス到来だ」
ということ。
マットも洗える!
ついでにマットの下の床も拭いておこうかしら。
*
この考え方ができるようになったのは、子どもの頃テレビで観た大家族のお母さんのおかげ。
大家族の番組の中で、イライラした子ども(高校生の娘さん)がヨーグルトを投げるシーンがあった。
床はヨーグルトでべちゃべちゃ。
お母さんは、
「ヨーグルトを拭くついでに床を綺麗にできるわ~。普段なかなか掃除できないからねぇ。」
と、怒ることなくニコニコしながら床を拭いていた。
子どもながらに、このお母さんの姿に感銘を受け、それ以来何かを汚してしまったときは
「綺麗にできるチャンス到来!」
と考えるようにしている。
汚すのが楽しくなる…とまでは言えないけど、汚しても気にならなくなる。
楽しく生きるための一つの考え方。
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