子どもの言葉を信じる
こんにちは、ゆっきです。
早いもので、息子が1歳半になりました。
わんわん泣くだけじゃなく、少しずつ言葉を使って気持ちを伝えられるようにもなってきました。
子育ての面白さが増す一方で、子どもの言葉をちゃんと信じられていなかったなと気づくことがありました。
今回は、食事を通じて子どもの言葉を信じることがやっとできた、ということについて書かせていただきます。
「お腹いっぱい」って言ってるよ
離乳食が始まってから、一番悩んできたことは息子が「あまり食べない」ということでした。
まったく食べてくれないわけではないし、すくすく育っているし、そこまで悩むことではなかったかもしれません。
でも、本に書かれている規定量にこだわりすぎていたわたしは、食べてくれたら安心、残してしまったら不安、といったふうに、子どもの気持ちよりも自分の気持ちばかり気にしていたように思います。
あるとき、子育て関係のメルマガにこんなことが書かれていました。
このメールを読んだのは、息子が1歳2ヶ月の頃でした。
1歳を過ぎてから、だいぶ食べるようにはなってきていた頃。
食べられるものや量は増えてきたものの、ご飯より遊びに気持ちが向くことで悩んでいた時期でした。
このメールに書かれているように、ご飯を口に運んでもベーッと吐き出したり、椅子から降ろしてー!とモゾモゾし出したりすることが多かったです。
でも、子どもの言葉(サイン)を信じることができず、
「ちゃんと食べないとお腹が空くんじゃないか…
栄養不足になってしまうんじゃないか…」
と心配で、遊ぶ息子の口にご飯を入れて、なんとか食べさせる、ということも繰り返していました。
吐き出さず、飲み込んでくれることもあったので、私自身は安心していました。
でも、息子からしたら
「お腹いっぱいって言ってるのにな〜。
まぁ仕方ないから食べてやるか〜」
と言う気持ちだったかもしれません。
それから3ヶ月ほど経過した頃、近くの公民館で離乳食に関する講座が行われることを知りました。
自分の離乳食の進め方、食べさせ方に疑問を感じていた私は、参加することに!
そこで、普段抱えていた悩みを相談させていただくこともできました。
特に、途中でご飯を中断することについては、メルマガに書かれていたことと同じように
「途中で食べなくなったり、遊び出したりした時は、お腹いっぱいってことだから無理に食べさせなくて大丈夫ですよ。
日中だったら、おやつタイムにおにぎりなどを出して補うこともできるし、夜だったら寝る前の授乳で満たされると思います」
とアドバイスいただきました。
やっぱりそうなのか〜、、
と思い、実践し始めたものの、まだ私の中の心配の気持ちが消えず、子どもの反応を信じることができずにいました。
きっかけは子どもの風邪
ここ3日間ほど、風邪をひいている息子。
食欲があまりないようで、消化の良いものを用意するも、ほとんど食べられずにいました。
ここでも、栄養のあるものを食べないと回復にもつながらないんじゃないかな、、と私の中の心配の気持ちが出てしまいます。
でも、本当に食べない息子を見て、あぁ、本当にいらないんだな、と、信じざるをえない状況になりました。
おかゆもうどんも食べません。
お守りがわりにパンとバナナを買っておきました。
パンやバナナなら、お腹がすいた!と言われた時にすぐに出せるからです。
そして昨夜のこと。
夜ご飯は、やっぱりほとんど食べませんでしたが、
「元気になったらまた食べるよね。
この状態が一生続くわけじゃないんだし。
大丈夫よね」
と言い聞かせて、ほとんど残した状態でごちそうさま。
夜中の1時。
「かか、クッキー、いっしょ、あっち」
(お母さん、クッキー食べたいから一緒にキッチンに行こう)
と繰り返しささやく息子の声で起きました。
最初は寝言かなぁ?と様子を見ていましたが、言い続けるので、本当にお腹が空いているんだな!と思い、一緒にキッチンへ向かいました。
さすがにクッキーは、、と思い、バナナを提案すると、喜んでパクパク!
1本をまるっとテンポ良く食べられたのです。
この姿を見て、やっと、
「お腹が空いていたら食べる。
食べないのはお腹がいっぱいのサインなんだ」
と信じることができるようになりました。
時間、かかったなぁ、、。笑
そして今朝。
この通り、全部は食べられませんでしたが、息子が
「ごちそうさま!」
と言って椅子から降りたので、その言葉を信じて無理に食べさせることはしませんでした。
心配より信じること
ついつい、子育てをしていると心配の気持ちが勝ってしまうことが多いです。
でも、心配の気持ちで見られるより、大丈夫!と信じてもらえた方が嬉しいはず。
私だってそうでした。
食事の場面以外でも、子どもの言葉(表情、行動、サインなどの)を信じて関わっていけたらいいなと思います。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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