言わないかっこよさ
わたしは主婦だ。
子育てと、家事をすることが大きなお仕事。
褒められたいとか、お給料がもらえたらいいなぁとか、思わないけれど、(思ってしまうこともあるけど←あるんかーいw)
つい、こんなことを頑張ったんだよー!と報告してしまうこともある。
純粋に、その日の出来事として伝えて、夫がそれを笑いながら聞いてくれて、ていう時もあれば、「ね、頑張ってるでしょ?ここまでやってるんだよ?褒めて褒めて〜!」て気持ちが顔を出す時もある。
そんなわたしですが、今日ラジオで聞いた話によって、改心せねばと思うことがあった。
今日はそれについて記しておく。
陰ながら行うこと
誰かに褒められたくて
認められたくて
やるんじゃなくて、
ただただ、させていただけてありがたいと思って動いている
という方の話。
この方も、初めからそう思えたわけではなかったそうな。
自分が頼まれていた仕事を、他の方がフォローして先にやってくださった時に、
「自分の仕事なのに!なんで取るんだよぉ!」
と悔しい気持ちになったこともあったのだとか。
でも今は、どんなお仕事も
この役割がいただけていることに感謝
という気持ちで動けている。
やりたくてもできない人だっている
ともおっしゃっていた。
この話を聞いて、自分の仕事(家事育児)に対する見方が変わった。
いただいた役割に感謝
家事育児ができていることって、すごくありがたいことだよなあって。
過去の自分から見ても、未来の自分から見ても、今、この状況って、今しか味わえないもの。
大変なこともあるけれど、それも含めてすっごくしあわせなこと。
そう考えたら感謝の気持ちが込み上げてきた。
こっそりを楽しむ
家事も育児も、誰も見てないところで行うことがいっぱいある。
だけど、それをわざわざ報告して、褒めてアピールするよりも、言わない方がクールだ。
そういえば、こないだも朝お布団をちゃんと畳んでおいた寝室を見た夫が、
「わ、すご!綺麗!」
と言っていて、ついつい
「でしょでしょ!!」
と言いたくなったが、ぐっとこらえた場面があった。
ここ、言わない方がかっこいいよね、って思って。
そんなふうに、気づかれても気づかれなくても陰ながら行う。
そんなふうに家事も育児も楽しめたらいいなと思ったのでした。
*
陰ながら誰かのために何か行うことを、「陰徳(いんとく)を積む」とも言いますよね。
こちらの記事では、徳の積み方について書かれています。
よかったら読んでみてください。
最後までお読みいただきありがとうございました。