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お弁当に気持ちを乗せる

昨夜のこと。

夕飯を作っていたら、夫が仕事から帰ってくるなり「大事な時期に出張が入りそう」と言う。

その言い方がなんかいやで、なんやろう、へらへらしているというか、冗談っぽい感じというか・・。

本人にはそんなつもり、まったくなかったと思うが、なんかカチーンと来てしまって、「大丈夫。なんとかなるよ!」なんて明るくは返せず、つんつんした声で「そりゃ大変だ!がんばってね!(棒読みぎみ)」と強めに返してしまった。

ついでにお弁当も作っていたので、「お弁当にこれ(夕飯のおかず)入れるね!場所とるために2カップ分同じおかず入れるね!」と、続けてツンツンしながらおかずを詰めた。


夫、いつもと違う私の態度に気づきわたわた。

その姿を見たら、な~んでこんなツンツンしてるのかしらって思えてきて、なんか笑えてきて、いつもの声に戻って「ごめんね。不安になっちゃっただけよん。素直に、仕方ないけど不安だわって言えばよかったね」と言えた。

すぐ和解。(一方的に怒ってしまっただけだから、和解とは言わないか)

今朝、お弁当の続きをつめようと蓋を開けたら、同じおかずがデーンと並んでいるのがなんかおかしくて。

やっぱり1つにして、他のおかずを詰めた。

夫は、少しずつ色々な種類を楽しみたいタイプって知ってて、いじわるなことしようとしてたな。ははは。


輝く白米の上には、とってもおいしい、この世で一番なんじゃないかってくらいおいしい、一口食べたら酸っぱいのにほわ~~~ってあったかくなるような、元気が出る梅干しを乗っけた。特別だぞ。笑

世の中には、お弁当を作っている人がたくさんいて、そのお弁当に乗せる思いは人それぞれだろう。

直接言葉で伝えることもすてきだけど、お弁当にそっと乗せる思い、愛情も、すっごくすてき。


今日もお弁当食べて、午後がんばってるかな~

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ゆっき
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