【全文無料】龍刃鬼徹底解説!
新弾で強化された刃鬼、やばいです。
どうもお久しぶりです。いちばです。
新弾発売間近になると急にイキることに定評がある僕ですが、今回も例に洩れずデュエキングMAX発売間近になったので狂喜乱舞モチベ爆増してます。
さて、公式から新カードの情報が発信されている中で、なんか面白そうなカードが公開されたじゃないですか。
こいつらですね。
バイラス・カースドはトリガー封じ野郎、ガイアッシュは能力詰め詰め野郎なんですが……。
注目すべきは種族。
どっちもドラゴンでハンターなんですよ。
ってことはつまり…
龍刃鬼じゃあああああ!
ドラゴンハンターで刃鬼ともシナジーあるなんて組むしかないですよねこれは。最高では?
というわけで実装直後からvaultで回しまくりました。vaultだと未発売カードでも遊べますからね。
うん。超強いわこいつら。
ガイアッシュがアホなんですよ。相手の踏み倒しに合わせて出して即座に刃鬼とかクライシスとか鬼丸とかポイポイ出せるのヤバすぎんか?
バイラス・カースドもSA付与しながら殴ればいいので超お手軽にトリガーケアできるんですよね。ダイハード抜けちゃったぜぐへへ。
そういうことで今日は新カードで速度と柔軟性、さらにフィニッシュ力まで強化されたドラゴン軸刃鬼、"龍刃鬼"について解説していきます。
「全文無料」の記事となっていますので、読んでいただけると嬉しいです。
1,龍刃鬼とは何か
まあまず龍刃鬼ってどーゆーデッキやねんってことを解説します。
まず刃鬼というデッキタイプは、【「必勝」の頂 カイザー「刃鬼」】の登場時効果を使って大型ハンターを展開し、ワンショットして勝つデッキです。
そして龍刃鬼はというと…
ドラゴン軸の刃鬼です。
「え?それだけ?」って思う人も多いと思いますが、本当にただのドラゴン軸の刃鬼です。それ以上でもそれ以下でもないです。
だいたいメンデルスゾーンと刃鬼が入っててデッキのドラゴンが30枚以上だったら龍刃鬼でいいと思います。
刃鬼にもいろいろな型があるんですよね。
基本は火、水、自然の3色なんですが、
・「獅子王の遺跡」の強力なブーストエンジンを採用した獅子王刃鬼
・ホワグリやサイゾウ、エタトラなどを搭載し防御力に秀でた白刃鬼
・ロストソウルやヴィルヘルムなどの採用でコントロールを重視した黒刃鬼
・フェアリー・ミラクルでのエンジンを使う安定性が強みの5C刃鬼
・獅子王に留まらずさらに強いブーストを採用したドルツヴァイ刃鬼
・5C刃鬼や黒刃鬼にドルマゲドンを追加したドルマゲドン刃鬼
・デッキ全体をドラゴンに染め、フィニッシュ力をより高めた龍刃鬼
etc…
などなど、さまざまな型があり、刃鬼は根強い人気を誇るデッキタイプです。
※ファンが多いデッキタイプがゆえにいろいろな型が開発されており、記入漏れがある場合があります。記入漏れがあった場合はコメントにて教えていただけると幸いです。
さて、龍刃鬼についてもっと詳しく掘り下げていくと、目玉となるのは【メンデルスゾーン】や【ボルシャック・栄光・ルピア】などの強力なブーストエンジンです。
さらに【ボルシャックライシス・NEX】での連ドラや【姫様宣言 プリンプリン】から出して覚醒させた【奇跡の覚醒者ファイナル・ストームXX NEX】での連続EXターン獲得など、デッキ内をドラゴンで染めることによるアドバンテージは非常に大きなものがあります。
ちなみに刃鬼は轟破天とよく比較されがちですが、ドラゴンなのは刃鬼だけなので龍刃鬼は刃鬼としてのオリジナリティを確立できていると言えます。
刃鬼は11コストであり、さらに目玉の能力が「召喚してバトルゾーンに出した時」にしか働かないので、必然的に「マナ加速して正規のコストを支払って召喚する」という方法が一番手っ取り早い使い方です。
そのため大抵の刃鬼のデッキはマナ加速するカードが非常に多く、デッキの分類的には「ブースト・ビッグマナ」に属します。
2,構築と構築の分析
では本題の構築を紹介します。
構築はこのようになっています。
※トレカカク様のデッキ作成画面にガイアッシュとバイラス・カースドの画像を貼り付けたコラージュ画像です。
ガイアッシュとバイラス・カースドを抜いたお値段は最低レートで44850円!たっか!いやなんでこんな高いん!?
・・・
・・・・・・
テメェかぁぁぁあああああ!
カツキングを考えずにもう一度お値段を見てみよう!
15730円!わぁい!お年玉で組めそうだ!
カツキングが高いと感じたらとりあえずプロキシで回しましょう。
ちなみに最低レートで表示するとこうなります。
カードを購入する際の参考にどうぞ。
レートの話はさておき、デッキ内のカードの内訳について解説します。
カードの役割別に分類すると、
メインデッキ
初動(メンデル4、栄光4、お清め2) 計10枚
トリガー(NEX4、メヂカラ3、カツキング4) 計11枚
盤面除去(超英雄タイム3、プチョヘンザ3) 計6枚
潤滑剤(ガイアッシュ3、プリン2、天下五剣1) 計6枚
フィニッシャー(鬼丸1、カースド1、刃鬼3、クライシス2) 計7枚
次元
姫様バフ用次元(ファイブスター、ギャラクシー、鬼流院) 計3枚
盤面押し付け(マスタールピア、ストームXX、ディアボロス) 計3枚
潤滑剤(リュウセイ) 1枚
フィニッシャー(ラストストーム) 1枚
となります。
さらに深くレシピを分析すると、
こうなります。
多色23枚+多色ツインパクト5枚で多色28枚。多いように見えますが、とにかくブーストが強力なので多色置きやマナカーブそっちのけで強力なカードを投げ続けられます。
トリガーは11枚とそこそこ多く、ビマナらしく受けも硬めになっています。
種族にドラゴンを含むクリーチャーはサイキック含め40枚、サイキックを含めないと36枚です。
では次に各カードの解説に移ります。
3,各カード解説:メインデッキ
各カードの役割、枚数、採用理由について役割別に解説します。
☆初動
■メンデルスゾーン 4枚
このデッキをドラゴンで固めている理由でありなおかつ最強の初動です。
2ターン目に2ブーストすることが可能で、増えたマナを利用して大型獣を出したり多色事故を気にせずに動くことができます。
2ターン目に引きたいのでなるべく引けるように最大数の4枚採用しています。
■ボルシャック・栄光・ルピア 4枚
メンデルの次に強い初動です。
メンデルと違い1コスト重く盤面に残ってしまいますが、少なくとも1ブーストが保証されています。
さらにルピアサポートがあり、ボルシャック・NEXから出して6→9まで繋げられます。
こちらも3ターン目までに引いておきたいので最大数の4枚採用しています。
■闘争類喧嘩目 ステゴロ・カイザー/お清めシャラップ 2枚
闘争類喧嘩目 ステゴロ・カイザー
主に上面はメタ除去兼マナ回収として使います。
【ボルシャック・スーパーヒーロー/超英雄タイム】では除去しきれない中型のメタクリーチャー(旅丸など)への対応に使います。
プチョヘンザにチェンジできるのもあり、【切札勝太&カツキング ~熱血の物語~】の5、6枚目として使うのが基本的だと思います。
お清めシャラップ
下面は墓地メタ兼マナ加速札として使います。このデッキでは墓地に落ちたカードに触れる数少ないカードで、ハンデス系のデッキに叩き落された刃鬼を山札に戻すこともできます。
メンデルスゾーン、栄光と他にも優秀な初動があり、なおかつ現環境は墓地利用系のデッキがそこまで多くないと感じたため2枚に抑えています。
☆トリガー
■ボルシャック・NEX/スーパー・スパーク 4枚
ボルシャック・NEX
このカードを上面で使う場合、【ボルシャック・栄光・ルピア】を出して9マナ帯まで伸ばすのがほとんどです。
9マナまで伸ばせば天下五剣やプリンなどの優秀なファッティ(大型獣)で時間を稼げるので簡単に刃鬼まで繋がります。
なお、改造次第で【凰翔竜騎 バルキリー・ルピア】を出し、【百族の長 プチョヘンザ】や【時の法皇 ミラダンテⅩⅡ】に革命チェンジする、いわゆる「NEXダンテ」のムーヴができるようになるため、速攻デッキなどに対して強く出たいときには多用するカードになります。
スーパー・スパーク
このデッキにおいて最も相手の攻撃を凌ぐことができるトリガーと言えます。
除去効果はないものの相手のクリーチャー全体に作用することができるのが強みです。
盾から引けばほとんどの場合ターンが帰ってくるので【流星のガイアッシュ・カイザー】とも相性がいいです。
是が非でも最低1枚は盾に埋まってほしいので4枚採用しています。
■メヂカラ・コバルト・カイザー/アイド・ワイズ・シャッター 3枚
メヂカラ・コバルト・カイザー
このデッキにおける速攻・ハンデスへの回答であり、特にハンデスは苦手な対面ではあるもののこのカードを出すだけで一気に対応が楽になります。
パワーが7000しかないため【百族の長 プチョヘンザ】との相性が悪いのだけが難点です。
アイド・ワイズ・シャッター
4コストと手打ちしやすく、なおかつフリーズ効果なので相手の【零龍】や【ボルシャック・モモキングNEX】などの除去しにくく攻撃してほしくないクリーチャーを止めるのに重宝します。
他のトリガーと比較すると2枚しか止められず、なおかつ除去できないという難点もあるため枚数はやや抑えめの3枚にしています。
■切札勝太&カツキング ~熱血の物語~ 4枚
このデッキの最強カードにして値段が高い原因。
マッハファイター付きコスト5以上の火・水・自然のドラゴンなので盾を割らずにプチョヘンザにチェンジすることが可能です。
さらに登場時にドンドン吸い込むナウできます。自身も戻せるため何回でも使いまわせるほか、プチョヘンザをバウンスしてもう一度ファイナル革命を使うムーヴもできます。
さらに自分の盾が2枚以下であればトリガーを持ちます。相手が安易に3t目ドルガンノヴァなどをしてきた場合にもガイアッシュをサーチしながら除去などのムーヴでカウンターできます。
革命0でSA3点にもなります。(この能力はあまり使いません)
単純にシータカラー(火水自然)のカードなのでマナ置きすれば非常に優秀な色基盤としても機能します。
とにかく何をさせても強く、弱い点が見当たりません。
ここまでベタ褒めしているので当たり前ですが4投です。
☆除去札
■ボルシャック・スーパーヒーロー/超英雄タイム 3枚
ボルシャック・スーパーヒーロー
上面は主に相手が並べた小型のメタクリ(全能やフロッガ1、オニカマス、ミクセル、輝羅など)を一掃する札です。
ハンターなので刃鬼から出すことができることは、最近の環境でよく見るフロッガ1に対して有効なので覚えておきたいです。
超英雄タイム
とこしえやテスタ、ジョー星、パルテノンなどの厄介な小型メタカードを除去する札です。
2コストで除去できるためテンポロスが少ないのが利点です。
単色ということもあり序盤に引いておきたい札ではあるのですが、当て先がないと腐る札でもあるのでやや抑えめの3枚採用にしています。
■百族の長 プチョヘンザ 3枚
ファイナル革命によってパワー12500未満のクリーチャーをすべてマナに送ることができるため、相手の盤面を一気にほぼ更地にすることができます。
【切札勝太&カツキング ~熱血の物語~】でサーチしてそのまま革命チェンジすることによって相手の盾を割らずに盤面を一斉に除去できます。
ファイナル革命が味方を巻き込んでしまうのが難点ですが、逆にこれを利用して【ボルシャック・栄光・ルピア】や【ボルシャック・NEX】などの盤面に残っていても旨味のないクリーチャーをマナに置くことによってマナ加速できるという見方もあります。
タップイン効果も強力で、相手が出した生半可なクリーチャーを片っ端から殴り倒せるほか、速攻デッキのSAなども止められるため一部のデッキは出されるだけで詰む場合もあります。
速攻デッキに対しては序盤に引き込んでおきたい札ではありますが、【切札勝太&カツキング ~熱血の物語~】とセットで引かないと扱いにくく、なおかつ勝太&カツキング自体がサーチ効果を持っているため3枚採用にしています。
☆潤滑剤
■流星のガイアッシュ・カイザー 3枚
新弾のアホカード。
まず相手のターンの終わりに相手が踏み倒しを行っていればノーコストで出せる能力。これGRにも反応しますし相手のターンに出ているので召喚酔いもしません。呪文にも反応します。この時点でだいぶアホ。
出た時2ドロー。手打ちで出してもアドが取れます。
問題はここ。
自分のコスト10以上のクリーチャーの召喚コストを4少なくする。ただし、コストは0以下にはならない。
???
鬼丸が6コス?カースドが6コス?クライシスが9-2Xコス?
刃鬼が7コスで出せる???
アホです。ドアホです。
相手まだ7マナしか貯まってないし刃鬼出せんやろw踏み倒しで自分の動き叩きつけとこwとか思ってたらいきなりこいつ飛んできて刃鬼出されてそのままワンショットです。
僕には何言ってるのかわかりません。
さらにおまけで劣化版全能みたいな効果付いてます。
能力1個だけだったら大して問題はないんですけどこれ1枚に能力がこれだけ詰まってるのがヤバいんですよね。
ちなみに自然のドラゴンなのでちゃっかりプチョヘンザにチェンジできます。
踏み倒し効果は1体しか出せないようになっているので3枚に抑えています。
■姫様宣言 プリンプリン 2枚
出せればバグカード。
パワーが高いクリーチャーが盤面に置いてあるときはファイブスターを
相手がビートデッキの時はギャラクシーを
盤面を押し付けたいときはディアボロスやストーム・カイザーXXを
マナに出したいハンターを埋めているときは鬼流院を
などなど、状況や相手のデッキを考慮して適切なサイキックを出すことで確実に大きくテンポを取ることができます。
色基盤としても優秀で、序盤の色マナとしても着実に機能します。
コストが重いため2枚にしていますが、9マナ、10マナ帯に近づいてくるとかなり欲しくなってくるカードなので枚数を増やしたくなるカードです。
2投か3投かは個人の使用感によると思います。
■リュウセイ・天下五剣カイザー 1枚
当て先さえあれば確定で1ターン回ってくるので、時間稼ぎとして活用できます。
しかし相手にターンを渡してしまうこともあり、メタを立てられてせっかく稼いだターンが無駄になってしまうこともあるので1枚採用にしています。
☆フィニッシャー
■勝利宣言 鬼丸「覇」 1枚
刃鬼なら積んどけ感あります。
追加ターンを取ることでターンのはじめをもう一回迎えられるので姫様から出したストームXXと相性がいいです。
殿堂なので1枚採用です。
■超神龍バイラス・カースド 1枚
タップしていれば相手の「S・トリガー」をすべて封じることができます。
一見マッハファイターの当て先がないと機能しないように見えますが、このデッキでは「ボルシャックライシス・NEX」の効果でSAを付与できるため相手の盤面が空でも十分に活用することができます。
素でパワー17000のドンジャングルのため、相手の攻撃のほとんどをカットすることができます。
刃鬼の効果は墓地からも出すことができるため、万が一刃鬼の前に出して破壊されたとしても心配なく運用できます。
一つ弱点としては、これを立てて攻撃をもドルファディロム1枚で返されてしまう所でしょうか。
一応このカードは保険に近く、大抵の場合は鬼丸で追加ターンを取ったりクライシスの過剰打点だけで勝ててしまう場合が多いです。
単体でも運用でき十分強いのですが、コストが重いため1枚採用にとどめています。
■「必勝」の頂 カイザー「刃鬼」 3枚
このデッキのメインコンセプトです。
召喚によって出た時相手のシールドの枚数の数だけGJすることができ、勝った回数だけハンターを出せます。
手札、マナからの踏み倒しに目が行きやすいですが、墓地からも踏み倒すことができるため突破された後のカースドや除去された姫様宣言、そのほかにもハンデスで叩き落された各種ハンターなども蘇生できます。
単体でもドラゴンであり、「メンデルスゾーン」に対応しているのも強みです。
11マナまで伸びる頃までには必ず引いておきたいので3枚採用にします。
■ボルシャックライシス・NEX 2枚
刃鬼の最強の弾です。
自分のドラゴン全てにSAを付与し、さらに攻撃時に連ドラもできるワールド・ブレイカーです。
さらにダブル・シンパシーを持っているため、コストを軽減してそのまま召喚してフィニッシュまで持っていくことも可能です。
連ドラ効果は外れてもトップに固定されてしまうので、ステゴロなどでのトップのケアが必要になるのが注意点です。
1枚でも公開領域に見えれば刃鬼で出してフィニッシュまで持っていけるため、2枚採用にしています。
4,各カード解説:超次元
■姫様バフ用次元
■時空の幸運ファイブスター/天運の覚醒者ライトニング・ファイブスター
自分のクリーチャーをバトルに勝利させる効果を持っているため、姫様宣言でパワー11000以上のクリーチャーを攻撃してもバトルに勝てるようになります。
覚醒後のコストも10以下なので直接出すことができるため、覚醒前はほとんど使いません。
一応覚醒前は火のクリーチャーから攻撃されない差別点があるため、使う場面は微粒子レベルで存在するかもしれません。
■時空の不滅ギャラクシー/撃滅の覚醒者キング・オブ・ギャラクシー
こちらも基本は覚醒後で使います。
自分のクリーチャー全体にブロッカーを付与できるため、刃鬼から出したプリンで呼び出すと鉄壁のブロッカー軍団を作ることができます。
覚醒前は基本使う場面はありませんが、実質的な除去耐性を持っているためダイレクトアタックでの革命0トリガーケアに使う可能性があります。
■紅蓮の怒 鬼流院 刃
プリンから連鎖して大型ハンターを出すことができる札です。
天下五剣やステゴロなどと組み合わせるとさらに連鎖します。
☆盤面押し付け
■時空の翼マスター・ルピア/蒼炎の覚醒者サイキック・NEX
実用というよりはオシャレ枠という感が強いです。
栄光→NEX栄光→プリンでこれ出したらオシャレすぎてやばいです。
覚醒後は一応自軍ドラゴンのブレイク数を上げる効果を持っているのでカースドで5点叩けます。
■時空の神風ストーム・カイザー XX/奇跡の覚醒者ファイナル・ストーム XX NEX
刃鬼から鬼丸と姫様を同時に呼び出し、これを出しながら鬼丸で追加ターンを取ることでこれを覚醒させる、というのが主な使い方です。
覚醒後は攻撃時にトップを捲ってドラゴンなら追加ターンを得る効果を持っているので、鬼丸と合わせて追加ターンを連取しましょう。
単純に9マナ目で出して相手に圧をかけることによって相手に除去のためのリソースを割かせ、確実にテンポをとるという使い方もあります。相手が除去れなかったら裏返って追加ターン取りまくれるのでさすがに除去せざるをえないでしょう。
■時空の悪魔龍 ディアボロス ZZ/究極の覚醒者 デビル・ディアボロス ZZ
ブロッカー枠です。
ギャラクシーは【自分の他のクリーチャーはすべて「ブロッカー」を得る】というテキストで、自盤面が並ばないと機能しにくいので、覚醒前がクリーチャー能力に選ばれないブロッカーであるこちらも採用しました。
「時空の支配者ディアボロス Z/最凶の覚醒者デビル・ディアボロス Z」との比較がありますが、こちらはドラゴンなのでクライシスなどのドラゴンサポートを受けることができ、さらに覚醒条件が山札に加えてシャッフルではなく墓地送りで、墓地に送ったカードには刃鬼がアクセスできるためこちらの採用にしました。
☆潤滑剤
■激浪のリュウセイ・スプラッシュ/ 灼熱のリュウセイ・ボルケーノ/
大地のリュウセイ・ガイア/ 森羅万龍リュウセイ・ザ・ファイナル
ボルケーノとスプラッシュで盤面触ったりガイアで姫様にステゴロと同じような仕事をさせたりします。
鬼流院からアクセスして使うことが多いです。
☆フィニッシャー
■超時空ストーム G・XX/超覚醒ラスト・ストームXX
ディアボロスやリュウセイ・ザ・ファイナルの上に乗せて鬼丸で追加ターンを取ったり普通に盤面押し付けて帰ってきたところで覚醒、そのまま大量のサイキックを展開しながら殴ります。
メインデッキの時点でフィニッシュ力が限界突破してるのであまり使わないというのが正直なところですが、姫様宣言のEXwin効果を考慮するなら入れるべきかと思いました。
5,入りそうで入らなかったカード解説
このカード採用できそうだったけどこういう理由で入らなかった~というものについて説明していきます。
■メガ・マナロック・ドラゴン
欲張り野郎にお仕置きするマン。
確かに現環境には5Cが多く、このデッキはヒャクメベンに不利な立ち位置にいるので欲しくはなりますが、このカードでのロックを続けるには攻撃するプロセスが必須なんですよね。
なんですが、刃鬼のコンセプト的に「相手のシールドの数だけガチンコ・ジャッジする以上相手の盾を割りたくない」という考えが根底にあるんですよ。
そのため、相手の盾を割ってでも毎ターン攻撃してロックを続ける、というこのカードの特性とはデッキのコンセプトが合わないなー、と感じたので不採用にしています。
一応バスターを採用してマナロ攻撃時バスターカツキングバスターバウンス、としていけば盾を割らずにロックもできなくはないんですが、殿堂2枚のコンボをそろえるのにそもそも時間がかかりますし…
■蒼き団長 ドギラゴン剣
採用してはいないものの候補には入るかな、という印象。
カツキング→バスターカツキングのギミックは強そうだとは思うのですが、いかんせん弾が栄光とカツキングとガイアッシュというリソース確保札ばかりのラインナップなので決定力に欠ける、という印象が目立ち今回は不採用にしています。
■Code:1059
GRに天啓やサザン・エー、全能ゼンノー、クリスマなどを採用すればリソース確保として検討できるとは感じましたが、オーラなのでGRメタを立てられると出すことすらできない、GRを使うのでリソースの確保のしかたが不安定という2つの理由から不採用になっています。
■ベイビー「刃鬼」/「俺たちも必ず勝つ!!」
ぶっちゃけ論外です。
ドラゴンのメタカードを採用するなら旅丸の方がパワーがあり、下面に至ってはNEX栄光でよくね?になってしまいます。旅丸すら採用されてない時点でお察しください。
ジョー星ルピアに刺さりそうなのは評価点ですが、ジャドク丸でさっさと除去されて終わりそうなのが…
■無双の超越者ファイナル・ストームXX・NEX
新弾で追加されるこちらもハンターです。
追加ターン持ちで2枚目以降の鬼丸として使えそうという印象はあったのですが、追加ターンの獲得の条件が厳しめなのが少々扱いにくそうだな、と感じました。
枠としても天下五剣と取り合いになる割に天下五剣の方が鬼流院とシナジーがある分果たす仕事量が多く、採用を見送らざるを得なかったです。
6,各対面プレイ解説
新弾発売前の環境ではありますが、環境にぶつけてみた感想とプレイングのポイントを紹介します。
あくまでこのデッキは環境に食い込むタイプのデッキではない、特に5Cには不利がどうしてもついてしまうので割り切りとなっています。
☆環境
VS5Cモルト 微不利
ロスト・ソウルで詰みそうなイメージこそありますが、撃たれるまでに十分にマナが貯まっていればわりかしなんとかなるイメージです。マナが貯まってなかったらなんとかなりません。
ドルファディロムを立てられるとフィニッシュの時にクライシスを除去されてリーサルが足らなくなる可能性があるので、刃鬼からカースド、クライシス、プリンの3枚を出してドルファとトリガーをケアしてから殴りましょう。勝太&カツキングでドルファのEXライフを剥がしておくのもおすすめです。とこしえのケアは入念に。
VSジョー星ルピア 五分
相手の回り方次第です。
超英雄タイムで星を焼けるため、欲張って置かれたジョー星を叩けるのはアドバンテージですが、さすがに相手もこちらがドラゴンデッキだと知って3t目に星を置くことはなかなかないでしょう。
そしてこちらはジョー星ルピアに対し有効なメタを持っていないので回られると終わりです。
つまり相手がジョー星とルピアを揃えてハンドに持てるかが試合のカギになります。持ってなかったら刃鬼を使うまでもなく轢けます。
VSリースRX 有利
こちらは複雑な要素が絡んだゲームになりがちでこれといった勝ちのパターンはないのですが、ガイアッシュをハンドにキープするのは必須です。
こちらのトリガーはカツキング+光の呪文だけなのでアルモモでトリガーケアをされない、タップインは刃鬼から入るので影響を受けないなど、デッキのコンセプト的にアルモモの影響を受けにくいのが有利が付いているポイントです。
デッキの内容を看破されてしまうと、ラブエースで閣を建設され、じっくりと攻められて負けるパターンもあるため注意しましょう。
VS5Cヒャクメベン ガン不利
割り切り対面です。ジェ霊ニーで刃鬼すっぱ抜かれるのがきつすぎて勝てません。
7,プレイで注意すべき原則
龍刃鬼を使う上でのポイントを箇条書きでまとめました。参考にしていただければ幸いです。
・刃鬼以外の大型獣(8コス以上)は埋める
・相手の盾は絶対に割らない
・速攻対面はカツキングとプチョヘンザはハンドキープ
・閃対面はガイアッシュをハンドキープ
・ハンデス対面はとにかくメヂカラを出す
・カースドはあくまで補助。必ず出す必要はない
・姫様から出すサイキックはよく考えて決める
・脳死でNEXをマナに埋めない
・刃鬼出したら絶対勝てると言っても過言ではない
・ボトムの順番を覚える
・ボトムの順番を覚える
最後のは超大事なので2回書きました。
ボトムの順番は覚えましょう(3回目)。
8,おわりに
いかがだったでしょうか?僕の龍刃鬼に関する構築論に関して話せる限りのことは話せたと思うので、少しでも皆さんの参考になればうれしいです。
刃鬼は出せれば絶対に勝てる。
これは僕が龍刃鬼をvaultで使って122戦もの対戦を踏まえて辿り着いた結論です。
皆さんもぜひ最大限のプレイングをもって刃鬼にすべてを賭けてください。刃鬼は「必勝」の名に違わず、必ず勝利を届けてくれるはずです。
質問、感想等ありましたらこの記事の最下部にありますコメント欄までお願いします。
作者のモチベーション向上に繋がりますので、この記事がよかったと思っていただけた方がいらっしゃいましたら、このnoteの下部にあります♡マークを押していただけると作者が泣いて喜びます。
改めて、読んでいただきありがとうございました。
この記事が皆様のデュエルに少しでも彩りを与えられることを願って。