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《全文無料》5C蒼龍解説!

2021・3/11にDMvaultでTOUGH DECK実績つきました。

初めまして、いちばと申します。
先日DMvaultにて長らく愛用している5C蒼龍を公開したところ、同日に「人気のデッキ」入り、TOUGH DECK実績登録となりました。
そういうわけで、「これは詳しく解説するしかない!」と思い、noteにて解説させていただきます。

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人気のデッキ入り

vaultでの名前が「壱芭」になってるのは、「いちば」で登録しようとしたら「似た名前があるのでダメです!」って言われて弾かれたからです(白目)


話はそれましたけど「5C蒼龍」というアーキタイプはいつの時代も形を変え、他の5Cデッキの戦略を吸収しながら急速に強化されており、2021年3月現在ではなんとオカルトアンダケインを抜いて環境3位まで急浮上しています。実際、僕の構築では赤白ヴァイカー、ドロマーオーラ、バーンメア、デッドダムド等に対して5分以上の戦いをすることができます。

デネブログ環境ランキング

画像はデネブログ様の環境デッキタイプ・ランク表より。

さらに、戦略が最高に豪快なのもこのデッキの魅力です。
マナ貯めてでかいの出してぶっ倒す!って感じなので回し慣れてない人でも気軽に握れると思います。

そんなわけで、現環境ではかなり期待が持てる「5C蒼龍」について興味を持った方がいれば、「完全無料」の記事となっていますので読んでいただけると幸いです。

実績

vault 202103 TOUGH DECK

※未発売カード含むため大会未出場

デッキリストと大まかな戦略

デッキリスト

リストはこのようになっています。
レシピだけ見ても分からない方もいると思うので、簡単に動きを説明します。

3~4ターン目
デドダム、ミラクル、獅子王、万軍投でリソースを稼ぎます。
ここで最終モルト、メヂカラなどの中盤の動きを揃えます。

5~7ターン目
最終モルト、メヂカラ、ジャングル、ニコル、ドルファディロムなどで盤面を制圧します。

8~10ターン目
ギャイアデルフィンを揃え、相手のトリガーをケアして中盤に揃えた最終モルトやドンジャングルで殴って勝ち!

これが決まれば勝てます。ギャイアとデルフィンを立てられた状態で殴られて耐えられるデッキなど皆無に等しく、もしあっても返しのターンに何もできずに沈みます。
そのため、ギャイアとデルフィンを両方立てることがこのデッキのゴールです。


レシピを見て「あれっ、蒼龍2枚しか入ってなくね?」と思った方もいるかと思いますが、このデッキにおける蒼龍はあくまで潤滑剤です。

蒼龍の大地を使わずともメヂカラニコル最終モルトといった制圧用の強力なクリーチャーたちはほとんどがドンジャングルで出せる上に、蒼龍のバトル効果も元々のパワーが低いためさほど火力が出ません。

ドンジャングルから前述の3体を出した場合、ドンジャングルという壁にメヂカラや最終モルトなどの除去られたくないシステムクリーチャーを隠すことができます。

対して蒼龍ではギャイア、ディダノス、ドンジャングル、ドルファディロムなども出せるという差別点はあるものの、その差別点が生きるのは9マナ貯まった後のことで、その時にはすでにフィニッシュに入っていてもおかしくない頃合いです。

蒼龍は手打ちよりもトリガーとしての強さを生かしましょう。



各カード解説

初めて見るカードも多いと思います。(特にドルファディロム)
メインデッキ、次元、GR含め全て解説します。
ピン投、2投のカードが多いため長くなりますが、構築の際は参考にしていただけると幸いです。

メインデッキ

ミラクル

フェアリー・ミラクル  2枚

5Cといえばこのカード。

3→6に繋げることができる、つまりこのカードを使った次のターンには万軍投が連発できます。

単純に自分のマナの数を増やす=獅子王のマナ武装に必要な多色カードをマナに揃えられるということなので、3ターン目には積極的にプレイしたい1枚です。
デドダムと比較しても色要求が最低でも緑マナ1枚あれば撃てるのも優秀です。
お清めシャラップとの枚数の兼ね合いで2枚ですが、墓地を使うデッキが環境にいなければ割合を変えても良いです。


デドダム

天災 デドダム  4枚

最強カード。

もう何が強いかは色々な方が語り尽くしてますし今更ここで語るのも野暮ですが、とにかく強いです。

だって3ターン目までに獅子王握ってなくてもこいつが持ってきてくれるんですから。

しかもミラクル獅子王は終盤腐りますがこいつは腐りません。

いつのタイミング、どんな状況で引いても強いです。

ただし、手札が悪いと色が揃わず3ターン目に着地できないこともあるのでご注意ください。

こちらも3ターン目に積極的に出したいので4枚採用です。

獅子王

獅子王の遺跡  4枚

5C蒼龍がビッグマナな由縁。

4ターン目にマナ武装を成功させることに勝敗がかかっていると言っても過言ではありません。

このカードに命を懸けていると言っても過言ではないため4枚採用です。


鬼札王国

襲来、鬼札王国!  2枚

除去トリガー兼蘇生札。

デドダム、万軍投で蘇生したいクリーチャーを墓地に落とすことができるため、手打ちでも高いパワーを発揮します。

鬼タイム状態に入ると両方使えるため、ビートデッキ対面で重宝します。

相手が必死になって除去した最終龍覇 グレンモルトを次のターンに蘇生すると楽しいですね。

枠と色とサイゾウとのアンチシナジーなどの都合上2枚採用ですが、3枚でも良いかもしれません。


万軍投

”魔神轟怒”万軍投  4枚

ドロソ兼マナ回収兼ハンデス札兼SAメタ兼墓地回収。

6マナ貯まったら即座に撃ちたいカードです。
前述の「襲来、鬼札王国!」と合わせれば、早期に8コストのクリーチャーを狙って出すこともできます。

万軍投から回収やクリスマを捲ってまた万軍投、のような動きができるため、撃つときには赤マナを2枚確保しておくと良いでしょう。

天啓やサザン・エーのドローで万軍投を引く可能性もあるので4枚固定です。個人的には採用するなら4、しないなら0だと思っています。


最終モルト

最終龍覇 グレンモルト  3枚

このデッキにおいて最強のシステムクリーチャーです。
5色デッキなので5コス以下のウェポンなら何でも装備可能であり、そのため多彩なサポート、シナジーをもたらしてくれます。
詳しい解説はドラグハートの方で説明します。

このカードで特に優秀な点は除去耐性であり、半端な除去をものともせずずっと盤面に残り続けます。

ギャイアデルフィン後の打点としても期待できるのも利点です。

色の都合とジョー星の影響を受けるとただのバニラと化してしまうので3枚にしています。


メヂカラ

メヂカラ・コバルト・カイザー  3枚

リソース確保札&クソデカ全能ゼンノーです。

このカードを盤面に置くだけでゴースト・タッチやブレイン・タッチといった軽量ハンデス呪文のカードコンセプトが崩壊するので、コントロール対面にはかなり重宝します。

もちろんビートデッキにも有効で、相手の盤面が少ない時に出すとそれだけで相手を投了に追い込む可能性もあるカードです。

このカードの全能ゼンノー効果は「相手のクリーチャーがバトルゾーンに出た時」に発動するため、除去された後でもそのターン中なら効果が残ります。


アイド・ワイズ・シャッター

トリガー呪文のうちの1枚です。

4コストという軽さと2体フリーズという強力効果のおかげで手打ちでも全然使えます。

撃った後に墓地に置かれるという特性上、「襲来、鬼札王国!」で釣ることもできることも覚えておくと役に立ちます。

・上面で使うことが多いですが効果が相手依存
・トリガーで使うこともあるので枚数が少なくならないようにしたい
この2つのバランスをとって3枚採用です。


サイゾウ

怒流牙 サイゾウミスト  3枚

防御札兼山札回復札です。

このデッキの除去トリガーは指定除去が多く、「異端流し オニカマス」や「零龍」などに攻撃されると弱る可能性があります。
その隙を埋められるのがこのカードです。

コントロール対面だと腐りやすいですが、終盤になってLOがちらついてくると欲しくなります。

「襲来、鬼札王国!」とアンチシナジーなのが難点ですが、それでも入れないわけにはいかない、という札です。

引ける確率を精査し、引きすぎず引けなさすぎずといった調整で3枚にしています。


ステゴロ

闘争類喧嘩目 ステゴロ・カイザー  3枚

除去札兼マナ回収ですが、こちらはあまり使いません。

マナ回収はカード指定なので呪文も回収できます。

ジュダイナの能力でこのカードをマナから召喚できるため、忘れずにおくと心強いです。


お清めシャラップ

初動兼墓地メタです。

このカードはオカルトアンダケインに対するメタで、このカードを抜きにオカルトアンダケインと対戦したところ0-5となりました。オカルト対面必須カードです。

自分に対しても墓地リセットを行うことができ、さらにこちらは山札に戻すカードを選べるのでサイゾウミストと比べても引けを取りません。

ミラクル、デドダムと比べるとスペックが見劣りするため採用枚数を抑えたいのは山々ですが、オカルト対面で序盤に引けないと詰むので3枚採用です。


テック

テック団の波壊Go!  3枚

このデッキにおける最強の除去札です。

全体5以下バウンスでヴァイカ―などのビートを、6以上除去でミラーのメヂカラなどを除去できます。

殴られたらこのカードがトリガーで埋まっていることを全力で祈りましょう。

枠の都合と除去能力の限界があるため3枚ですが、枠があったらぜひ4枚積みたいカードです。


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蒼龍の大地  2枚

このデッキの代名詞とも言えるカードです。

マナから巨大獣を出すことができ、さらに追加でバトル能力も付いているのが強力です。

しかしビート対面でトリガーとして踏んでもマナが貯まりきっていないことが多く、後述の「ドンジャングルS7」と比較することも多いので2枚採用です。


ドルファディロム

聖魔連結王 ドルファディロム  1枚

期待の新カード。

登場時にシールド追加と全体除去を持っていて、「蒼龍の大地」から出すととても強力です。
EXライフで追加された盾が離れた時にも全体除去を行えるため、バーンメアなどの単色が多いビートデッキに刺さります。

「相手は多色ではない呪文を唱えることができない」の能力も強力で、これだけでトリガーケアできてしまいそのまま勝てる対面も少なくありません。

さらに、「希望のジョー星」を相手が場に出していれば登場時全除去と疑似ナンバーナインにもなります。

効果が効果なのでミラーには刺さりにくくなおかつ最終モルトと色が被るため1枚ですが、今後増やすことも考えたいカードです。


ジャングル

ドンジャングルS7  2枚

対ビートデッキ最終兵器であり、なおかつデルフィンや最終モルトなどの強力なシステムクリーチャーを守るカードです。

出た時にパワー7000以下のクリーチャーを1体出すことができるため、ニコル、最終モルト、メヂカラ、デルフィンなどを出すことができます。

さらに攻撃誘導効果を持っているため、マッハファイターなどの除去から前述のクリーチャーたちを守ることもできます。
何より赤白ヴァイカ―などの軽量ビートにとってはこのカードがタップして盤面にいることはEXターンを取られていることとほぼ同義であり、このカードを出すだけで投了することもしばしばです。

「蒼龍の大地」と役割が被り、なおかつ単色なので2枚です。


ニコル

ニコル・ボーラス

5Cといえばの生き物版ロスト・ソウルです。

何が強いのかはデドダム同様多くの人が話していると思うので割愛しますが、ドンジャングルから出したりジュダイナの効果でマナから召喚できたりと恩恵は様々です。

5C対面だとこのカードを先に出した方が勝ち」なので、5Cに当たった場合は最速でこのカードを出すことを考えましょう。

コストが重い上にこのデッキではドンジャングルからアクセスできるため2枚採用です。


デルフィン

光神龍スペル・デル・フィン  1枚

トリガーケア要員、ロック要員です。

相手の手札を見れるのでシノビや革命0トリガーを持っているかどうかまで確認でき、ギャイアと合わせれば実質単騎ラフルルというロック性能が強いです。

前述の通りドンジャングルから出すムーブも強く、盤面と呪文がロックされている状況では除去は難しいです。

ドルファディロムと役割が被っている節がありますが、こちらは多色呪文もロックできるため差別化はされています。

コストが重く単色のため1枚にしています。


ギャイア

地封龍 ギャイア  1枚

置換版黒豆だんしゃくですが、この置換が強いです。

大抵のトリガークリーチャーならこの置換に引っかかり、デルフィンと合わせて単騎ラフルルのような状況に持っていくことができます。

マナからクリーチャーを召喚できるのも強く、マナに埋まったデルフィンを引っ張ってくることができます。

デルフィンと同じ理由で1枚採用です。


超GRゾーン

このデッキにおいて、超GRゾーンにアクセスできるカードは「魔神轟怒 万軍投」しかありません。そのためGRクリーチャーは4C万軍投と同じ構成になっています。

クリスマ

クリスマⅢ  2枚

リソース確保兼マナ回収札です。

手札に「魔神轟怒 万軍投」が2枚以上あった時に1枚をマナに埋めておくことで、このカードで回収して2枚目の万軍投を撃つことができます。

マナ回収6→8の動きに繋げることもでき、柔軟に動けるカードです。


サザエ

サザン・エー  2枚

3枚目、4枚目の天啓ですが、マナが6まで伸びていないけど万軍投撃つしかない…という時にありがたいカードです。


カット

カット 丙-二式

万軍投をお手軽にジェ霊ニーに変えてしまう強カード。

このカードを捲るために万軍投を撃つこともしばしばです。


回収

回収 TE-10  2枚

撃った万軍投をそのまま拾ってまた撃てます。最強。

他にも蒼龍を拾ったり襲来鬼札王国を拾ったりと汎用性はピカイチです。


天啓

天啓 CX-20  2枚

6マナ貯めてから万軍投を撃つ理由がこのカード。

万軍投は基本的に4コスで使うことが多いので、これが捲れた瞬間に
「4コス!3ドロー!ついでにカットが捲れたからピピハン!ついでに」
という状態になります。

全能

全能ゼンノー  2枚。

このカードは実は確定枠ではありません。
お金がない人は最悪詰まなくても良いです。

雑に入れて強いカードではありますが、このデッキはそもそもがビート対面有利であることが多いです。
このカードに頼らずとも勝てる対面は非常に多いので、積まないという選択肢も十分あり得ます。

むしろポクタマたまの方がオカルト対面も見れて強いのかもしれません。


超次元ゾーン

このデッキにおいて、超次元ゾーンにアクセスできるカードは「最終龍覇 グレンモルト」しかありません。
そのため、超次元のカードは全てドラグハート・ウエポンで、グレンモルトに装備させる前提にしています。


グリージーホーン

リトルビッグホーン

熱血剣 グリージーホーン

最終モルトをアンタップキラーにさせるカードです。
cip、ターン開始時どちらのタイミングでもつける可能性があります。
オニカマスなどの選べないクリーチャーを除去するのに使います。


熱血龍 リトルビッグホーン

モルトで殴った後には必ず龍解するのでこちらの面もよく使います。
継続的に小型クリーチャーを除去し続けられるのでかなり器用に立ち回れます。


ビギニングスタート

ファイナルジエンド

始まりの龍装具 ビギニング・スタート

最終モルトをスレイヤー付きブロッカーにできるカードです。
主にターン開始時につける場合が多いです。
龍解条件が緩く、次のターンには勝手に龍解してしまいますがそれでも強力です。

終わりの天魔龍 ファイナル・ジ・エンド

裏返らないでくれよ……という気持ちになることが多々ありますが、こちらもこちらでモルトをタップ状態にさせずにブロッカーとしての役割を果たすことができるため使えないわけではないです。
2枚目以降のグレンモルトを5コストで出すことができるようになるため、そこも見どころなのかもしれません。


ディアボロス

ディアジゴク

獄龍刃 ディアボロス

貴重な墓地からクリーチャーを回収できるカードです。
ターンの開始時に付ける場合がほとんどです。
出た時にしか効果を使わないカードなので、モルトが除去られそうになった時にはこのカードを積極的に身代わりに使いましょう。


破滅の悪魔龍 ディアジゴク

こちらの面ではほとんど、いや全く使いません。

もしかしたら打点の嵩増しに使う可能性があるのかもしれない。
裏返したところで強みもほとんどないので割愛します。サイゾウともアンチシナジーですし。


ガイハート

ガイギンガ

銀河大剣 ガイハート

ターンの始めにつけることがほとんどです。
龍解後の方に用があるのでこちらは特に意味はありません。

熱血星龍 ガイギンガ

詰めに使います。選ばれた時に追加ターンを得る効果が凄まじく、大抵のトリガー、シノビ、革命0ではこのカードの攻撃を止めることはできません。
龍解のタイミングも絶妙で、最終モルト+何か別のクリーチャーの攻撃でほとんどの場合相手の盾がすべて割れているのでそのままダイレクトを決められます。


ジャべレオン

レオサイユ

百獣槍 ジャべレオン

百獣聖堂 レオサイユ

こちらの2枚はどちらも最終モルトにさらに除去耐性を付与できるカードです。
cip、ターン開始時どちらでも使います。
モルトを出す時に相手の盤面が空だった場合はこのカードを装備させましょう。
ドラグハートを身代わりにする必要がなくなった最終モルトと言えばどれほど強力かわかると思います。
おまけでドルファディロムのシールドが離れた時の全体除去を誘発できるのもポイントです。

レオザワルド

頂天聖 レオザワルド

こちらは打って変わって万軍投と相性のいいカードです。
使う頻度はごく稀に、といった感じです。
万軍投は撃てば撃つほど盤面が広がっていくのでその分敗北回避の回数も増えていきます。


ジュダイナ

ざうるぴお

始原塊 ジュダイナ

ドラゴンをマナから召喚できるようにするカードです。
ターンの開始時につけることがほとんど、というよりはターン開始時のタイミングでつけるのが使い方として一番強いです。
このカードの効果を利用してマナからギャイアやデルフィンなどのロックパーツを出すことが多いです。
龍解効果は強制なので忘れずに。

古代王 ザウルピオ

一見効果は強いように見えますが、限定的にしか効果を発揮しない上に除去耐性がないのでそんなに強くはないです。
ジュダイナは油断するとこちら側に裏返ってしまいますので、裏返らないように注意して使う必要があります。

エビデンス

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真理銃 エビデンス

1枚ドローできるカードです。
ターン開始時につけます。
たかが1ドローだと思う方も多いかもしれませんが、このデッキは手札0の時にトップでブースト札引いて弱ることがあるのでそれをケアできかなり使い勝手が良いです。
ボアロからデドダムを出す動きと比較されがちですがこちらは1枚で完結するので僕はこちらを採用しています。

龍素王 Q.E.D

龍解条件が厳しく、僕も使ったことが無いです。
一応万軍投を連発して龍解、ニコルを0コスで召喚というムーブが可能なので使う可能性はあるものの……といった感じです。


ガイオウバーン

ガイラ王

覇闘将龍剣 ガイオウバーン

このデッキにおいて一番汎用性が高いウエポンです。
最終モルトと敵獣をバトルさせることができるので、手軽に除去札として使うことができます。
cip、ターン開始時どちらでも使いますがどちらかというとcipで使うことが多いと思います。
パワーを+3000させる能力も強力で、これ1枚付けるだけでモルトのパワーが合計で+6000されます。
オニカマスなどの選べない効果持ちは除去できないのでその穴はグリージーホーンで埋めましょう。

勝利の覇闘 ガイラオウ

ビート対面に重宝します。
付けた時に1体バトル、殴り返しでもう1体倒して龍解、ガイラオウで殴り返してもう1体、というように合計3体除去することができます。
はじめて攻撃された時バトルさせる効果もロックに貢献し、メヂカラと合わせると超強力な盤面ロックを成立させることができます。
しかし、龍解させるとモルトのパワーが相対的に3000落ちてしまうのには注意しましょう。


差し替え候補カード

環境を見て差し替えることで活躍できそうなカードです。
環境に合わせて変えてみてください。


ディダノス

大樹王 ギガンディダノス

バーンメアなどのミッドレンジデッキが増えてきた時に役に立つカード。
登場時のハンデスがニコルと被ってしまうので採用を見送りましたが、万軍投で手札から捨ててフシギバースなど、面白いギミックもありそうです。


デリート

オールデリート 

なんで蒼龍にこのカード?と思う方も多いかもしれませんが、なんとこのカードでワンショットを決めることも可能です。というと・・・


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そう、最終モルトです。
盤面にウエポンが付いている最終モルトがいる状態でデリートを撃つと、最終モルトは身代わり効果で場にとどまり、相手の手札とシールドは吹っ飛ぶという事態に。そのまま殴れば勝ちです。
コントロールがさらに環境に増えてきたらこのカードを入れるのを検討するのもありだと思います。


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ロールモデルタイガー

ドンジャングルと役割が被るので採用を見送りましたが、こちらの方が好みの方もいると思います。
ギャイアとデルフィンを一度に揃えられるのが魅力で、豪快に決めたいのならこちらでも良いかもしれません。


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無双の縛り 達閃/パシフィック・スパーク

ループ環境になった時に採用を検討したいカードです。
ついでにジョーカーズ系のデッキに対しても刺さりがよく、これ1枚でスロットンなどの展開を抑えることができます。
ラスト・バーストで1ターン耐久できるのも強力です。


ジャック

闇鎧亜ジャック・アルカディアス

対面に「希望のジョー星」を貼られた時にケアできるカードです。
S・トリガーがついていること、スレイヤーで確実に1体を殴り返して取れること、ミラーの最終モルトのウエポンを剥がせることも魅力です。


たまたま

ポクタマたま

前述の全能ゼンノーとの差し替え候補カードです。
お清めシャラップだけでは墓地メタをしきれずオカルトを止められない可能性があるので、このカードを採用しようか僕も迷っているところです。

全能が高い、オカルトに勝てないと感じたら迷わず採用してください。


各対面プレイ解説

各対面のプレイ解説の他に、実際の対戦ログも記載しておきますので、プレイの指標として参考にしていただければ幸いです。


VSドロマーオーラ

ジョー星を貼られ手札を削りきられると厳しいですが、それまでにマナを8マナまで伸ばしてしまえば押し切れます。
ニコルで相手のハンドを叩き落し、ドンジャングルやステゴロでチュパカルを除去してテンポを取りましょう。
「スローリー・チェーン」が厄介なので、デルフィンやドルファディロムで呪文メタを張りながら殴りましょう。
特にドルファディロムは「希望のジョー星」下ではさらに強力になるので確保しておきたいです。
ジョー星さえ張られなければ敵ではありません。


VS赤白ヴァイカ―

ドンジャングル、メヂカラで盤面を制圧すれば十分に勝てる対面です。
攻められてもテック団で全て返せるので踏むことを祈りましょう。
手札事故が起きてマナを伸ばせないうちにオーリリアを置かれると厳しい戦いになります。
それと「ジャミング・チャフ」を唱えられるとトリガーが全て封じられてしまうので注意しましょう。


VS5C蒼龍ミラー

カード解説の方でも説明しましたが、先にニコルを置いた方が勝ちます。
万軍投から天啓やカットなどを捲り、ニコルを引きに行きながら妨害、引けたら他の何よりも優先してニコルを投げましょう。
先にニコルさえ置いてしまえばその後に出した最終モルトを相手は取れないのでそのまま押し切って勝てます。


VSオカルトアンダケイン

お清めシャラップでメタを張り、最終モルトやドルファディロムの打点で押し切るという想定ですが、元々がガン不利対面ですので8割負けると思ってください。
ギャイアを立ててしまえば勝ちなので、ギャイアを立てることを最優先に考えましょう。



VSバーンメア

赤白ヴァイカ―同様、ドンジャングル、メヂカラでメタを張れば勝てる対面です。
こちらはジューサー等のトリガーを気にする必要があるのでデルフィンまたはギャイアのどちらかを出すことを心がけましょう。
シャッフを2体出されると厳しい戦いになります。


最後に

いかがだったでしょうか。
カード同士のシナジーや動きの複雑さなどがあり少し難しめのデッキだと思いますが、すごく強くて楽しいデッキだと思います。

カードの値段が高くてちょっと手が出しづらいな~、と思った方はプロキシでしばらく回し、少しずつパーツを集めてみてください。
5C蒼龍というデッキタイプは長年愛されていて殿堂などの標的にもされにくく、時間をかけて少しずつ組むやり方でも全く問題ないと思います。

何か質問等あればTwitterにて@oneverse1059までご連絡ください。

最後まで読んでいただきありがとうございました。

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