カンニング竹山さんに改めて感心した話
カンニング竹山さんの静かに聴く姿勢がカッコいいぜ!!
遅くに帰ってきて、NHKの「今君電話」(いまきみでんわ)という番組を見ながらお弁当を食べていた。「カンニング竹山さん、こんなにいい男だったっけ!?」という位、かっこよくてびっくりした。
カンニング竹山さんにつながる(番組専用の)携帯電話に何か話をしたい人は電話をかける、そして竹山さんが話を聞く、という番組だった。
何がカッコいい、と思ったかといいますと。コメンテーターとか、バラエティとか、「熱くしゃべる」竹山さんのイメージが、さっき見たこの番組で覆されたのです。とにかく、余計なことをしゃべらない。アドバイスめいたこともほとんど言わない。静かに、笑みを浮かべて「あーそうなんだ」「どう思ったの?」など、相手の話を静かに引き出すことに徹している。
「話したいことがある人の話を聞く」という番組の意図はもちろんなのだが、竹山さんが静かにやさしく、受け止める姿勢に安心して、電話をかけてきた方は、ポツリポツリと本当に聴いてほしいことを、お話し始める。見ていて、相手の方が竹山さんに心を開いていくのがわかった。また、かかってくる時間帯が22~24時ころで、話しづらいことも話せる時間なのが、リアル。
そして、竹山さんは「じゃあもうちょっとだね」とか、「こういう話をきいたことがあるよ」など、何もアドバイスはしていないのだけど、相手の方は不思議と「もう少しがんばってみます」など、話をしただけで前向きになっていた。
自分も、話を聞いてほしい相手には余計なことを言わず、ここまでひたすら聞くことに徹することができたら良いな、と思いました。最後まで口を挟まずに相手の話を聞ききるって、意外と難しいのですよね。
年を重ねると、夜に賑やかなバラエティ番組を見るのがしんどくて笑、NHKを見ることが多いのですが、この番組、竹山さんがとにかくカッコいいのです!良ければ見てみてください!