【喫茶レポート#2】台東区 coffee shopらい 温かい常連さんが集う店
私にとって喫茶店で過ごす時間は無くてはならない時間です。
本を読んだり、仕事の整理や今後の予定を立てたり、頭と心がとっ散らかりやすい私には心を鎮める場所でもあります。
せっかく東京に来たので、喫茶を開拓し、レポートする2回目です。
第2店目は、台東区のcoffeeshopらいさん。電車からバスに乗り継ぎ、少し歩くと大きなテントを発見。もうここで感動です。初めての喫茶店のドアを開ける時の緊張、床を見て店内を見た時の「お~、こういう感じね」と店内の空気を吸う瞬間は毎回ドキドキします。
入店すると、ママさんが出迎えてくれました。1階の席はテーブル4台ほど。半地下となったようなスペースにはキッチンと、カウンター席、そこにも小さなテーブル席が。
私は4台のうちの奥のテーブル席に案内されて座ります。
コーヒーとチーズトーストを注文。作っていただいている間にお手洗いをお借りするため2階に行きました。2階には壁画?のような素敵なアートがあります。
ソーサーに店名のロゴがシンプルでグッド、トーストの大きさも食べやすく可愛らしい大きさでした。
また、ママさんともう一人の女性(娘さん?ベテランさん?)のやり取りもとてもスマート。常連さんのコーヒーやっミルクの数を覚えていらっしゃって、地域に根付き愛されているお店、お客様を大切にしているお店ということが伝わってきます。
しばらくして別々の常連さんが2名、カウンターのほうに座ってママさんともう一人のしばしのおしゃべりタイムが始まったのですが、ツッコミや返しが上品で聞いていてニンマリしてしまいました。
また、常連さんがお店に持ってきたお土産をたまたまその場にいた私にまでお裾分けが。コーヒーと一緒にいただきました。
こういうこと昭和喫茶でよくあるんです。
「あちらのお客様からです」「良いんですか!?いただきます!」から、初対面の方との思いがけない会話が広がったりするのも昭和喫茶の楽しみのひとつです。
「らい」の由来や開店の年など、伺えたらと思ったのですが、今回はその瞬間はなく、お会計の際にママさんに、素敵なお店で感動したことと、ブログに載せたいことの許可を頂きたいことをお伝えし、了承を得てお店を出ました。
ちょうど同じタイミングでお店を出た常連さんから、「どんどん宣伝してやってください!」との温かく粋な声掛けをいただき、お店をあとにしました。
常連さんとママさん達のやり取りにホッとし、しばし喫茶と読み物に集中できる濃い時間を過ごすことができました。
それではまた次の喫茶レポートで!