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ゲームのガジェットレビュー01 8BitDo Pro2

 こんにちは、ゆうまです。
 私のnoteでは初となる、ゲームガジェットのレビューをしてみたいと思います。
 何か珍しいものとかでもなく、ゲームパッドの8BitDo Pro2です。
 すでに多くのレビューがある本製品ですが、私としては純正以外のゲームパッドを選択することはあまりないので、筆を取った次第となります。

 購入の経緯の仔細は最後に触れますが、NintendoSwitchのF-ZERO99をプレイするために購入しました。

 ところどころプロコンと比較をしながら、いってみましょう。




諸元

製品に関すること。

製品情報

名称:8BitDo Pro2 Bluetooth gamepad
開発:8BitDo社(香港のメーカー)
製造:8BitDo社 made in china
価格:5500円~7000円(私は5500円で購入)

製品の外観

 正直驚いた。箱の高級感がすごい。そして中身がやばいのかというとそうでもない。製品本体ほか、USB‐Cのケーブルと説明書が同梱されています。
 説明書は日本語もありました。(以前はなかったみたい?)

高級感が本当に高い。

 箱の中もこのとおり、大体段ボールだけで構成されたのが常なので、この価格帯でこれは軽い衝撃だった。

中もこのとおり、一度戻したので菱形シールが変な位置に。

 付属品は二つ、説明書とUSB‐Cのケーブル。

付属品はごらんのとおり。

仕様

 ボタン配置はPSと同じで、switchのプロコンでいうところのホームボタンやSSボタンがあり、グリップ裏にパドル型の背面ボタンが左右に1つずつ。L2R2のアナログボタンはプロコンと比べると深さがある。倍ぐらいはありそう。そして十字キーが上にある。コレが最重要。ほかに接続先を設定するスイッチ、プロファイル用のボタン、ペアリングボタンがある。押し心地はどのボタンも良好。背面のパドルは浅い感じだが、カチカチとして押し心地は悪くない。ただ、グリップの付け根、多くの人が中指を置くところに配置されているので、人によっては誤爆の対象になりそう。私は誤爆しそうなので、使わないようにしています。
 通信は、BluetoothとUSB‐Cの有線接続。switch、windows(D-input、X-input)、macOS、android、RaspberryPi、steamOSで使うことができます。
 内蔵バッテリーは3.7vで1000mAh、裏蓋を外せば取り外すことができ、単三電池2本で稼働することもできるため、電池切れになってもwireless接続を維持することはできます。充電はUSB‐C。
 カラーはブラック、グレイ、Gクラシックの3バリエーションがアマゾンで取り扱われているが、公式サイトを見るとスケルトン仕様もあるのでバリエーションはもっとあるっぽい。
 そのほかの機能としては、プロファイル保存が3つ、連射機能なんてのも。ボタン設定の変更、アナログステックの感度、マクロの設定ができ、これらを保存することができます。

仕様まとめ

・PS配置に背面ボタンが左右に1ずつ。
・BluetoothとUSB‐Cの有線接続。
 対応は、switch、windows(D-input、X-input)、
 macOS、android、RaspberryPi、steamOS。
・プロファイル保存(3つ)
・接続機器スイッチ。
・3.7vで1000mAhのバッテリー、無くなっても単三電池2本で稼働。
・プロファイル保存、マクロ構築、ボタン変更、連射機能あり。


本体の外観

 外観はスーファミのコントローラーにグリップがついた感じ。
ブラックとGクラシックはボタンの表示が本体にあるのに対し、グレーはボタンに表示されています。
 プロコンと比較すると、本体の厚みはPro2のほうがあり、グリップ角度はあまり変わらないかな。

スーファミ感が強い。
背面は接続機器設定と背面パドル。
蓋を外すとバッテリーが現れる。
横から見るとこんなかんじー。

より詳しく

 プロコンと比較してみると、グリップを含めた全体的な大きさはあまりかわりませんが、本体の縦幅はスリム。左右幅はプロコンより若干大きいくらい。
 本体を正面からみると、樹脂の成型は平滑してい、背面は細かいメッシュ状になっています。これでグリップ性の向上が図られているのでしょう。各ボタンは硬質樹脂で、スタートセレクト、アナログスティックはシリコン製かな。十字キーは楕円の模様がありますが、あまりグリップ性は感じない。L2R2はトリガー風になっていますが、プロコンほど角が立っていないので、使っていて痛くなることない。私はプロコンでスプラをしていると30分くらいから苦行モードになります。
 分解はしていませんが、分解には六角ネジが必要みたい。適応サイズをもっていないのでなんともですが、1.5mm~2mmぐらいのねじ頭。


所感は・・・?

 はい、それでは所感です。
 結論からいうと「イイです」
 かなりイイ。

 ゲームパッドはゲームによって向き不向きがあります。スプラのエイムを十字キーでやるなんて、正気の沙汰ではありません。
 360度視点を見回し、キャラクター自身も360度好きな方向へ移動する昨今のゲームに、アナログスティックが向いているのはいうまでもありませんが、レトロでクラシックなゲームがそうかというとそうでもないでしょう。
 2Dアクションやレースにはやはり十字キー。十字キーで育たった世代としては十字キーじゃないと調子が出ないわけです。
 ゲームパッドを購入するきっかけになったF-ZERO99は、アナログスティックでも遊ぶことができます。でも調子がでないのです。

 Switchのプロコンにも十字キーはあります。
 でも位置が良くない。
 メインで使われることが少なくなってきた十字キーが、ちょっと押しづらい場所に追いやられるのは、仕方ないことなのかもしれません。
 8BitDo Pro2は十字キーが上にあり、メインのように据えられています。こういったゲームをするのにうってつけだったのです。

所感:使用感

 使用感は良いです。ボタンの押し具合、効き具合、どれも安っぽさを感じません。数万円を超えるゲームパッドと比較したら、それは劣るかもしれませんが、少なくともプロコンとはそこまで遜色はないと感じました。

所感:手持ち感は

 ゲームパッド自体大きく感じます。SサイズよりのMサイズな私の手でも、フィット感は悪くありません。小さい手での私でも使いやすい。
 そうすると手が大きい人はどうか?となりますよね。
 正直憶測ですが、使いづらいと思います。Aボタン、十字キーの左は押しづらいのでないかと。
 もちろん持つスタイルで変わるので、一概にこうだとは言えませんが、手が小さい人でも使い勝手は悪くないと思います。

所感:うーんなポイント

 長時間に限らず、遊んでいると突然通信が切れることがあります。再接続すると電池残量は半分くらい。発生条件はわかりませんが、たまーにこの現象は起こります。
 なので競技とか、競技性の高いゲーム、RTAとかには向かないと感じました。そういうのをやらないゲーマーには良いと思います。

 耐久性に関しては、まだわからないので壊れたら別記事にしたいと思います。


オススメできる人

 F-ZERO99に限らず、2Dのゲームやバーチャルコンソールを遊ぶ人にはよいと思います。PCでも使えますし、スマホでも使えますしね。


購入までの経緯

 最後になりますが購入の経緯についてお話しましょう。
 F-ZERO99を遊んでいると、ある現象が頻発しました。
 それはジャンプをすると、右にマシンがグインと曲がって死ぬものです。
 私たちはこれをグインと命名して、発生するとグインしたと言っていたのですが、あまりに頻発するので原因を考えることに。

このまま右へ行って死ぬ、それがグイン。

 まず考えられるのは入力系。
 プロコンの十字キーの感度というか、斜めへの入力のしきい値が低く、僅かな入力で左右、特に右が入力されやすいではないかと考えました。
 プロコンのキー配置は十字キーがLスティックの下にあります。これも右入力が入りやすい要因ではないかと。
 他にもラグなどで入力が残る(ように感じる)なども挙がりましたが、何にせよゲームパッドとの相性問題である可能性は高そうでした。
 これはプロコンが欠陥とかそういう話ではなく、手のサイズや形状、使い方で合わないことがあり、結果コースアウト死に繋がったという結論に至った次第です。スプラを始め他のスイッチのゲームではプロコンを普通に使います。
 とりあえず十字キーが上にあるパッドを探してみましたが、まあまあいい値段がします。プロコンですらそこそこするし、2500円とか1500円とかで揃えてた世代とするとどうしても高く感じてしまい、一種類のゲームのために費用捻出するのに二の足を踏みました。
 そうこうしていると、F-ZERO99配信時期にスリコから十字キーが上のものがでました。高くないので早速入手しましたが、とても使えたものではなかったのでしばらくはプロコンでグイングインしながら、グインに怯えて走っていたのです。(スリコのゲームパッドについてはそのうち記事にしたいと思っています。)
 たまには検索をして、2023年の11月ぐらいにはPro2を見つけていましたが、7,000円くらいしていてやっぱり二の足を踏んでいました。
 Pro2noレビューは見ていましたが、ゲームパッドって手に合わないことが多く、実際に触ってから買うことが多かったからです。
 2024年初頭に5400円まで下がっていたので、買うことにしました。グイン地獄からも脱却したかったし、臨時収入もあったし。
 こうして私は8BitDo Pro2を購入することになりました。

グインは?

 実際、8BitDo Pro2を使うようになってから、グインすることは減りました。たまには起こりますが、発生頻度は比較したらプロコン使用時の1割にも満たないと思います。


最後に

 こういったレビューをすることってあまりないので、うまく伝わるか正直自信がありませんが、F-ZERO99にはうってつけのゲームパッドではないかと思います。F-ZERO99に限らず、ロードス島戦記のディードリットインワンダーラビリンスやちょっと古いけどRisk of Rain(2013年のほう)みたいなゲームをする人にはよいと思います。
 最後までお読みいただきありがとうございました。


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