やってはいけないことをしました
f快晴だった。右からの風が吹いている。後続で待つ人だかりが出来たスタートホール。右ラフをフェードで狙うイメージが出来上がって素振りをする。
今まで散々練習したフェードボールは自信を持っていた。ボールに向かって構えて一呼吸。ゆったりとしたテークバックからのインパクトしたボールはフェードとは真逆のドローボール。
風に乗って、左のがけ下に落ちて行った。
これは僕のプロライセンスをとるための試合のスタートホールのこと。
がけ下のOBにボールがあった。暫定球を打って、乗らず入らずトリプルボギー。+3。ギリギリ通過するラインは78。+6だから、スタートホールで残り+3打のゆとりしかなくなる。
そこからが、奇跡的だった。バーディ・バーディ・イーグルが続いて、後半の9ホールもパーが続いて、無事通過した。
これは何だったんだろう?という疑問が湧いていたが、今になって振り返ると「具体性に気持ちがあるか」どうか、だったと思う。
今に本気か?
スタートホールは予選通過すればいいという、ざっくりした目標設定だった。当然、各ホールの打つ場所・狙う場所は頭に入っていた。
でも、ただそれだけ。
それを本気で、もうこれ以上頑張れない、というぐらいの気持ちはなかった。だから、ミスしても何とかなるショットをしようと思う心の甘えがあった。
2番ホールからは違っていた。もう必死。絶対あそこに打つ、絶対入れる。藁をもつかむぐらい、海でばたばたして、他のことが目に入らなかった。
同伴者がどこに打ったのかすら覚えていない。そのぐらい心がばたばたしていた。
と、職業ゴルフなので、こうなってしまうので、皆さんはここまで大変な気持ちになる必要はないと思う。
どんな本気なのよ?
でも、もし100切りまであと少し、90切りに真剣に望んでいるのであれば、壁を打破するぐらいの気持ちが必要だと思う。
100切りのそれぞれのホールの目標スコアにどのくらい執着するか。1回この心境になると後はすごく楽になる。
これは筋力アップのトレーニングと同じだと思う。自分が1回しか上げられない重いバーベルを持ち上げる時、手がプルプル震えてでも上げる時のあの気持ち。
1回上げれば2回目が上がって、次のトレーニングでは3回が上がる。筋肉が上げる意識をつけ、適切に力が発揮されたからできること。
上手くいく人は思考が違う
100切りが成功する人の共通点は、100切りできなくても絶対にあきらめていない。それよりもミスした時の改善を既に考えている。100切りできない人は100が切れなかった悔しさを長く引っ張る。その違いは大きい。
もし、ゴルフでうまくいかなかったら、うちのスタジオに来てみて、自分の目標に前向きに向き合っているゴルファーが沢山いる。それだけでも、影響を受けてもっと頑張れるようになる。
ZuuumGolf元町中華街店
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まとめ
スタジオに体験レッスンにいらっしゃる多くは、自分の目標はあるけど上手く達成できてない悩みから自ずと足を運ぶ。その気持ちを僕たちが癒し支えることが大事だと思ってレッスンしてます。
追伸:実際のレッスンはもっとフランクで優しいプロが担当するので、安心してください。。マネージャー山崎博之
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