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From 2022 To 2023

こんにちは。
OneSelFの佐藤です。

これを記載している現在は2022年12月29日、時刻はAM 10:38、場所は帰省への新幹線の中で綴っています。ちょうど右手に富士山を横目に今年一年を振り返りつつ、来年への一歩を踏み出していこうと思います。時速300kmのN700Sをもってしっても、ずっと長い間見てとれるのは、富士山の大きさと雄大さを物語ってますね。

今回の帰省は久々に単身です。奥さんと子どもは一昨日からキャンプにいっており、現地集合です。少し寂しいですが、こうして一人の時間を過ごすのも久々なので、しっかりと振り返っていこうと思います。

今年の”ふりかえり”

ちょうど昨日、マネージャー陣でしっぽりと話ながら、今年を振り返る機会がありました。さぁ振り返ってみよう、といざ思い出そうとすると思いの外、何も頭に浮かびませんでした。”今”に注力しすぎてしまうと、これまでの歩みをじっくりと鑑みることが難しくなって来るなと改めて実感しました。決して、注力することは悪くないんですけどね。時には振り返って、今と過去の位置関係から未来を見据える時間も大切です。

Timetreeを片手に思い出していくと、「あれ今年だっけ」「まだ1ヶ月しか経ってないんだっけか」と。人間の記憶力のなんと曖昧なものでしょう。最近、昨日食べた晩御飯が思い出せないのもそのせいか…
#それは関係ない

さて、ではそろそろ時系列で今年を振り返っていこうと思います。
どうぞお付き合いください。

スタッフ公募開始

OneSelFは2021年まで、全てのスタッフが知人の知人というメンバーで構成されていました。主には私の前職、大学院時代からの付き合いがある人、という感じです。大学卒業しても職場が同じ、ということで、意思疎通も取りやすく、より深く分かり合っているので、スムースに物事が進むとても魅力的な構成でした。

一方で、現状はうまくいっているけども、このまま進むことで、マンネリ化や馴れ合いが生じ、スタッフの成長を、会社側が阻害してしまうのではないかと考えるようになりました。そして何より、内内で「いいよね」「素晴らしいよね」と言っていても、自己満足に浸るリスクもあり、社会に僕らがやろうとしていることは本当に価値があるのものなのかを問うことが大切だと考えました。

そこで今年から一般公募を開始しました。いざ、公募しようとすると「これ、本当に来てくれるのかね」と不安はありましたが、僕らが大切にしていること、これからやっていきたいことを、まずは丁寧に伝えてみようと。

そして、今年一般公募から、5名の新しいスタッフを迎えることができました。これは人数以上に多くのことを組織にもたらしてくれました。まずは多様なバックグラウンドによる視点の増加。今までは僕や副代表が創り出ししていくことがメインでしたが、多様なバックグラウンドに伴い、様々な視点から多角的にサービスを判断する機会を得ました。

そして、研修制度の課題に気づかせてもらいました。これまでは出身が同じメンバーが多いため、ある程度の意思統一が図りやすく、単一的な研修でも意思統一が図れていました。この阿吽の呼吸にかまけて、これで伝わるだろう、くらいのニュアンスで行っていた研修も、バックグラウンドが異なれば、伝わるもの/伝わらないもの、両者が出てきます。

さらには、その研修を研修止まりにせず、如何に日常の業務に落とし込んでいくか。この辺りの重要性をひしひしと感じるきっかけをもらいました。Visionなどもこれに対する一つの施策です。

総勢24名体制となった2022年。人数だけではなく、組織の深みを出せた一年かと思います。そして、この深みをどれだけ魅力的なものとしていけるか、僕らの運営手腕が来年問われると思っています。スタッフの皆さん、今年もどうもありがとう^^
#頑張っていこう

Store Manager就任

今年は松下Store Manager(SM)が誕生した年でもあります。松下SMは僕の大学の同級生で、前職の同僚で、気のおけない大切な友人です。ほんの少しだけ人見知りですが、柔和な話し方とユーモアの効いたギャグセンス、そして非常にクレバーな頭脳を併せ持った稀有な人物だと思います。

そんな松下SMがOneSelFに本格参入してくれたのも今年です。実は、お誘いしていましたが、条件面でも決して安定しているとは言えないベンチャー企業に、正直、来てくれる可能性は低いと見込んでいました。もちろん家族からも不安の声は掛けられたと思います。しかしながら、そんな周囲としっかり話し合い納得の上で、OneSelFに来てくれました。本当に心強かったです。

そして、僕自身、代表兼SMとして運営してきた三鷹店を引き継ぐ、という初めての経験をしました。これが結構難儀で、どこまでの権限を委譲すればいいのか、任せながらもフォローしていく、そして松下SMの色が出るように促していく塩梅に試行錯誤しました。

ここで、代表兼SMとSMの視点というのは立場はもちろん、役割も視点も違うんだなと大変勉強になりました。この辺りはまだまだ課題に溢れていますが、徐々に良い塩梅が見つかりつつある箇所も出てきており、運営していく上で素晴らしい経験となっています。そして、来年には松下SMが、新しく立ち上がるOneSelF立川の新Store Managerとして就任し、三鷹本店には新しいStore Managerがやってきます。

どんな変化が起きるのか、楽しみでなりませんが、両店とも飛躍していけるように、僕自身もっともっと成長していきたいと思っています。来年もどうぞよろしくです。

3周年

2022年7月23日にはOneSelFは3周年を迎えました。開設当初「3年もつかどうかが勝負」と言われた3年目を無事迎えることができましたのも、成長し続けるスタッフ、暑くご支援していただく周囲の皆さま、そしていつもご活用いただいているユーザーの皆さまのおかげです。

本当にありがとうございます。

そして、ここを一つの到達点として、現在、4周年への道のりを歩み始めています。さらに成長した姿で、皆さまに4周年をお届けできるよう引き続き頑張ってまいります。どうぞよろしくお願いいたします^^

OneSelFのカフェ『Home Kitchen ちょいす』 シェアキッチンでの営業開始と引越

実はOneSelFには開設当初から栄養士が在籍しています。表立った活動は少ないものの、ユーザー様への栄養カウンセリングをはじめ、外部やスタッフ向け研修、アカデミー生へのイベントなど、間違いなくカラダづくりの一翼を担う「食」を支えてもらっています。

「食」というのは日常に親しみがある一方で、とても奥深く人生には欠かせない一つの行事です。一度カウンセリングなどを受けたことがある方なら、その大切さをよりご理解されているのではないでしょうか。僕自身もまさにそうで、少しの工夫だけでカラダの調子が変わってきます。それもそのはずですよね、僕らのカラダは全て、僕らの喉を通ってきたもので形作られているので。

一方で、栄養カウンセリング、というとどちらかというと「何かを制限する」イメージが強いかと思います。お酒を減らす、揚げ物を減らす、最近では糖質を抜くなんてことも言われてますよね。もちろん、何かを控えたりすることも大切ですが、「食」はまず楽しいものでなければならない。そのためには制限よりも「選択」が大切です、と説いてくれたのが、管理栄養士の舘田さんです。

そんな舘田さんに加わっていただき、自身にとって最適でおいしい選択ができるカフェ 『Home Kitchen ちょいす』の運営を今年7月から始めました。おいしいことはもちろん、カラダの現状に応じて、自身のカラダが何を欲しているかを栄養士と一緒に選択していく。そして、その選択力を身につけていく身近な存在になりたいと思い、『Home Kitchen ちょいす』と名付けました。

https://www.instagram.com/homekitchen_choice/?hl=ja

もちろん僕らも初めての飲食店の運営で、最初は完全に手探り状態でした。思うような成果が出ない日々が続き、営業場所も変更しなければならない事態もありました。僕らも手探りの状況の中、舘田さんにとっても初めての施設長、非常にタフな経験だったかと思います。その中でも常に前を向き、持ち前の明るさと馬力で進んで行ってくれました。もちろん現在もまだまだ課題はありますが、少しずつ手応えが出始めているのもまた事実です。

そして、何よりアドバイスをくださったユーザーさんや足繁く通っていただいたユーザーさんの存在がこうした日々を支えてくださいました。本当にありがとうございます。来年には独自店舗のオープンも控えております。一歩一歩積み重ねながら、皆さんに「おいしい選択」をお届けできるよう進んでまいります^^

OneSelF立川出店決定

今月、OneSelF立川の出店を正式にリリースいたしました。

実は2店舗の計画は1年半頃前から動いていました。新しい店舗を出店するにあたり、準備するリソースとして「人的」「経済的」「場所的」なリソースが必要だと僕らは考えていました。

その中でも特に「人的」「場所的」なリソースは、OneSelF三鷹本店開設の経験から必ずOneSelFの要になると痛感していました。そして人的リソースは公募により充実することができました。あと場所。

場所の価値には、立地そのものの価値とそこで何をするかの二つがあります。そして、この二つは互いが影響し合う相互作用の関係です。どこで、何をするか。いや、OneSelFとして、どこで、何ができるのか。これを考え続けた1年半だったかと思います。ただOneSelF三鷹本店を真似た店舗を展開しても、それは「停滞」になってしまう。「停滞」は「衰退」と同義。なぜなら、三鷹本店自体も進化を続けているので、二番煎じで始めた新店舗で新たな価値を見出すことは難しい。変わる時代の中で、僕らは成長し進化し続けないといけない。

そうした中で、いろんな街を歩きました。自由が丘、渋谷、恵比寿、代々木、代官山、二子玉川、センター南、たまプラーザ、調布、国分寺、国立、立川、豊田などを歩きながら、この地で何ができるかを考えました。僕らがもたらす価値とは「カラダづくりで人生を豊かにすること」。そして、気付いたのはリモートワーカーの増加でした。

時代は、場所にとらわれず、どこでも働くことができる時代に変化しています。電車を乗り継いでもサラリーマンの姿が以前よりは減りました。在宅ワークに伴う不活動により、健康二次被害に遭われている方も増えています。そして、OneSelF三鷹本店に来られるユーザー様にもリモートワークにより運動不足やカラダの不調を訴えられる方が増えてきました。

働けば働くほど不健康になる、という不幸な状況を、働くほど健康になるポジティブな状況に変えていく必要があると。そうでなければ、働く行為にネガティブなイメージがつきまとってしまう。間違いなく「シゴト」は僕らの生活を便利にし、人生を充実させてくれる大切なことのはず。そんな人生と切っても切り離せない「シゴト」をポジティブに行うことはとても価値のあるものだ。カラダづくりにはその可能性がある。そう考えるようになりました。

そして、立川という場所には急速に進化する近代的な街並みと緑溢れる自然が混在する魅力があります。利便性と自然性、両者を兼ね備えたこの場所で、よりよく働ける空間を創ろう、そう思い立ち、OneSelF立川 コワーキングスペース&セルフパーソナルトレーニングジムを開設することを決めました。

一方で、実は原材料費、輸送費、賃貸料などの高騰に伴い、「経済的」なリソースに関して、決して「余裕がある」、という状況ではありません。そこで、資金面でのご支援を募らせていただく上でクラウドファンディングを開催中です(2023年1月31日まで)。

そして、皆さんのご支援により、想定を上回るスピードで3rd GOALを達成することができました。もちろん嬉しさや安堵感もありました。正直、このクラウドファンディングが失敗すると、新事業が立ち行かないと共に、クラウドファンディング失敗というネガティブな広報につながってしまう。そんな不安に駆られながらも踏み出した一歩を、皆さんにお支えいただいた。その際に自然と溢れてきた最も大きな感情は「感謝」でした。

本当にありがとうございます。

現在、クラウドファンディングはAdditional Goalを設定し、さらに良い空間としていくべく活動を続けています。クラウドファンディングの良さは、もちろん資金面での支援もございますが、何より共感いただき支援が見えることで、僕らだけではなく、皆さんと一緒にOneSelF立川を創っていけることが最も良いところだと感じました。是非、共感していただけましたら、共創していただけると嬉しいです。

OneSelF立川 セルフパーソナルトレーニングのホームページ

OneSelF立川 コワーキングスペースのホームページ

振り返りの総括と来年への”ふみだし”

こうして振り返ってみると、やはり色んなことがあった一年間だったなと思います。会社を開設してから3年、一度も退屈したことはなく、日々重ねる創意工夫に僕自身が胸躍らせていたます。こうして、ワクワクした経験ができるのも僕一人だけでは見えなかった景色を見せてもらえてるからだと思います。本当に多くの方にお支えいただいた一年間でした。改めて感謝をお伝えさせていただきます。
そして、来年には『OneSelF立川』と『Home Kitchen ちょいす』を独自店舗でOPENという2つの大きな出来事を予定しています。間違いなく来年はこれまでで最も刺激的でタフで、やりがいのある一年になると確信しています。こういうのは毎年更新していくものなのかもしれませんね。それはそれで楽しみです。

そんな来年のテーマはこちらです。

「感謝」と「決意」

「感謝」は言わずもがな。このところ、感謝が溜まりに溜まり、もう言葉で表現できるラインを軽く突破しています。「感謝」というものは一人ではできません。今「感謝」を向ける相手がいることが僕はとても嬉しいです。そして、これを常に胸にしまいながら行動していきたいと思います。

そして、それらに恩返しを示すためには結果を出すしかありません。もちろんプロセスは重要ですが、過程だけで良いということもまたありません。これらの結果を出すために「決意」をテーマに加えました。この「決意」、「覚悟」と迷いましたが、決してネガティブでもなければ、無理強いでもない、自発的に湧き出た思いです。それを表現したく決意とさせていただきました。

皆さま、本年も大変お世話になりました。
来年はこの「感謝」と「決意」を胸に邁進してまいります。
来年もこんな佐藤をどうぞよろしくお願いいたします^^

良い年をお迎えくださいませ。

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