珠洲市復興支援:5日目
5日目です。朝は涼しかったのですが、昼頃になると日差しが強くなり、腕まくりをしていたところがきれいに日焼けしました。
今日は一日、武蔵野支部の方7名とひのきしんに勤しみました。
9時頃に先日のお寺の瓦剥がしに行ったのですが、既に解体が始まっていたので、やむなく北乃洲に戻り他の案件をあたることになりました。
各所に忙しなく連絡をする矢田さんを見てまたウソップ状態でした。
結果、今回は珠洲市社会福祉協議会が運営するボランティアセンターに行き、依頼をもらうことになりました。ボラセンに向かう道を思いっきり間違えてしまったのですが、到着したらなにやらゴミの仮置き場や作業の注意点などを説明中だったため置いていかれずに済みました。
そして今日は海岸のゴミの片付けをすることになりました。津波に流され打ち上げられたゴミを分別して仮置き場まで持っていく作業です。現場から仮置き場まで車で15分くらいの距離があったので、作業の6,7割ほどの時間は運転をしていました。
行きはひとりで軽トラに乗って現場へと向かいました。
計3回軽トラで仮置き場まで運んだのですが、下ろす際の人手としてフィリピン人のライアンさんが毎回着いてきてくださいました。
ライアンさんはほとんど日本語が話せないので、私は拙い英語で会話していましたが、言いたいことが伝わるとお互いに嬉しいものですね。
途中に山道を通るのでタカが飛んでいるのを見て、タカが食べる動物の話をした際に、Mouse、Rabbit、Snakeはわかったのですが、スクォロがわからず、アイドンノウと言っていると、ライアンさんがアイス・エイジを観たことがあるかと言い前歯でなにかをガリガリ削るジェスチャーをしました。それでsquirrel(リス)であることがわかったので、ボディランゲージと映画は偉大だなと思いました。
また、イニシャルDが好きだそうで、グネグネの山道を走る際にオー、ノトドリフト!と言っていました。変速をちょっとミスっただけでしたが。
午前と午後同じ作業をして、15時半頃ボランティアセンターに終了報告をして今日のひのきしんは終了しました。ボランティアセンターに帰るときもライアンさんと同乗し、ドラえもんの話で盛り上がり、ふたりで「ひまわりの約束」や、ドラえもんは関係ないですがフィリピンで有名らしいスピッツの「チェリー」を熱唱しながら曲がりくねった道をゆきました。気持ちよかったです。
ボランティアセンターにて、被災地でかき氷支援をしてくださっている方がおり、川越市からと書いてあったので、私の地元も川越ですと伝えると、大石さんという方でお父さんの知り合いでした。不思議な出会いもあるものですね。
今日も事故ナシ怪我ナシでありがたい!
あと2日も張り切っていきます。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?