2023年オフ市場の隠れ注目株をピックアップ
シーズンも終わりに近づき、球団の編成部がオフに向けての動きを強める時期に入ってきた。今年のオフには今永昇太(DeNA)、加藤貴之(日本ハム)などが、FA権を取得し、市場に出ることが可能になる。
ただ今回この企画では、今オフ市場に出る選手の中で、目玉ではないものの大きなインパクトをもたらしそうな選手を3人紹介する。セイバーメトリクス的な注目株といってもいいかもしれない。
茂木栄五郎(楽天)
1人目は楽天の茂木である。茂木は今季4月に国内FA権を取得している。これまでの実績についてはもはや語るまでもないかもしれない。ルーキーイヤーの2016年からWAR3.6、2019年にはWAR4.7など、楽天の生え抜き選手の中でも群を抜く成績を収めてきた内野手である。能力の高さは間違いない。
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