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セパ新人王レースをWAR視点でチェック

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シーズンも佳境を迎え、タイトル争いも気になるタイミングになってきた。今回はセイバーメトリクスの総合評価指標WAR(Wins Above Replacement)視点で、セパの新人王レースをチェックしてみよう。投手と野手の貢献を同じテーブルで比較できるWARこそ、新人王レースを把握するに最もふさわしい。おそらく世間の評価とは一味違った並びの新人王レースが見えるはずだ。

セ・リーグ:意外に大きい村上と秋広の差

まずはセ・リーグからだ。セ・リーグは今季村上頌樹(阪神)の新人王受賞が最有力視されている。首位を走るチームで防御率1点台で開幕からローテーションを守り続けているインパクトは大きい。その対抗馬として挙がるのが秋広優人(読売)だ。シーズン途中からのレギュラー定着ながらすでに2ケタ本塁打に到達し、チームの打線の核になっている。

さてWARで見るとどうだろうか。以下の表が今季セ・リーグ主な新人王資格者のWARだ。

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