【キングダム】810話考察 飛信隊が李牧に勝つために必要なこと【最新話考察】
何度も打ち負かされ悔しい思いしてしてきた信にとって李牧はライバル……のような
必ず打ち倒す必要がある仇敵という存在です。
しかし、その実力差は大きく
未だに李牧という強大な敵に映ります。
知略では適うはずもありませんが、その知略を成すには常に李牧が計算に入れている事柄があります。
それが、雁門馬の馬脚の速さです。
これは李牧軍の強みです。
勝敗の決め手となる騎馬隊の足が早いというのは明らかに敵軍より有利となります。
これまでも朱海平原初日、秦左翼の将 摩鉱を自ら討った李牧の退路に居合わせた飛信隊は李牧の追撃を狙いました。
しかし刃を交えることなく李牧は馬脚で突き放すだけ不戦勝とも言える逃走劇を披露していました。
これは仮に追いつけたとして、飛信隊が勝っていた保証はありませんが挑むことすらできないほど李牧軍と飛信隊の馬脚には差があることになります。
さらに遡ると王騎VS龐煖の大戦。
馬陽防衛戦においても王騎が李牧の伏していた兵の存在に気付いていながら、李牧の想定通りの戦局へ追い込まれてしまいました。
気づいていた罠に王騎が掛かってしまった要因は、李牧軍の馬脚の速さ。
軍を知り尽くした王騎でさえ読みを外すほど、通常の軍馬を超越した速さを持つのが雁門馬です。
雁門馬は速い
これを特性として捉えてしまえばそれまでですが、その速さを戦略のうちに組み込んでいる李牧軍と「あいつらの馬は異常に速い」という曖昧な認識しかしていない秦軍との認識の差は李牧に大いに有利なものとなっていると言えます。
雁門馬は速いという特性に対して対策をするのか
もしくは、秦軍も軍馬の訓練を強化するのか
何かしら対策を講じないといけません。
そこで気になるのが今週登場した新兵
詳細は分かりませんが、何やら騎馬の速さに秀でた者が数名いる様子。
仮にその騎馬の速さの秘訣が、彼ら個人の馬術によるものでは無く馬の育て方や扱い方、飼育方法によるものだとしたら既存の飛信隊軍馬たちの速度アップに結びつくかもしれません。
速さで並ぶことが出来れば李牧の策略に狂いが生じるはずです。
そこからは単純な武力のぶつかり合いへ持ち込めるかもしれません。
そうなれば飛信隊の士気は向上、信は覚醒瞬く間に飛信隊が李牧軍を飲み込む流れにもなり得ます。
もちろん、そこから李牧軍の抵抗もありますが速さで並ぶことが出来れば少なくとも同じ土俵には上がったことになります。
飛信隊騎馬隊のスピードアップは打倒李牧へ向けての大いなる前進へと繋がるでしょう。