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ただただメモリーズオフ想い出にかわる君を語る
※このnoteにはメモリーズオフ想い出にかわる君及びその他メモリーズオフ作品のネタバレを多く含んでいます。メモリーズオフ想い出にかわる君をプレイ後読むことを推奨します。
また、後日メモオフ想君をプレイした事がない方に向けてネタバレなしで紹介する記事も作成予定です。やった事がない方はそちらを読んでプレイ後是非見に来てくださいね。
「かけがえのない想い…そして、また」
こんにちは、ワンオタです。上記は想い出にかわる君 〜Memories Off(以下想君)のキャッチコピーです。
今回もキャッチコピーを基準としてプレイ感想と考察をただただ語っていきたいと思います。今回記事のタイトルはわざとメモリーズオフを先頭にしています、そっちのが分かりやすいですからね。ただ正式名称はメモリーズオフはサブタイトルになっています。プレイ環境はメモリーズオフヒストリアでPS5に4のディスクを読み込ませプレイしています。
共通√
基本的にはカフェを中心とした展開でカフェに登場人物は集まります。来ていないのは沙子だけじゃないかな、舞台が学校からカフェに変わることで自由度は増していると思うのでとてもいいと思います。
オープニングまでカナタ以外のヒロインが出てこないのは笑った、この画面見てギャルゲーと答えられる人どれだけいるのか...
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あと共通と個人共に電波、物語に直接関係のないつまらない雑談の頻度が多く目立ちましたね。やってはいけないとは言いませんが頻度が多すぎる。
・過去の登場人物
想君では過去キャラが出演しており、立ち絵では1stから唯笑と小夜美が、2ndからは静流が出ています。テキストだけだと智也が浪人生になっていたりイナケンが伝説になっていたり翔太がショーゴの友達だという情報が出てきたりします。
2ndに比べるとガッツリ出てきてますね、2ndはテキストだけでしたから。立ち絵にボイスまで付くと凄く嬉しいです、Each and every heartが流れた瞬間テキストを送る手を止めたのいい想い出。唯笑に限らずですが過去キャラの立ち絵がかなりいい、特に唯笑はめちゃくちゃ可愛いです。1stで男に人気があると信が言っていたのも納得できます。小夜美と静流はどうしてああなったんですか?プロレスの話しかしてないやん、俺の好きな静流は一体どこに行ってしまった。小夜美のチケットの件は神です、あれ嫌いな人は存在しないでしょ。当たり前ですが最後にある想君のベストに過去キャラは入れません、それでは個別√に行きましょう。
児玉響√
「アタシ、ショーゴに幸せになって欲しんだ」
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・出会い
響との出会いは当たり屋として現れ携帯を弁償させるところから始まります。弁償した後は毎日メールと電話をして仲を深めていくのが印象的。
凄い出会いです、出会いは突然レベルではなく詐欺から始まる恋愛もあると教えてくれましたね。それにしてもかなり頭が悪い、天然では済まされない気がする。イベントコンパニオンのバイトをしているというけど多分これ濁してるよね。毎日メールしてくれるのは可愛いし会話の流れで好きな人はいるの?って聞いてくる真っ直ぐなところは好きです。
・響とデート
夏休みに入ったらデートをしようと言われデートをすることになりショーゴと響は渋谷に来ました。高いブランド物を買わされるのかと思ったら安い物でほっとするショーゴ、その後回転寿司を食べて解散します。渋谷デート後響が家に行きたいと言うので後日家に連れ込み響の家にも行くことになります。
見た目や性格から金遣いが荒そうなイメージからの実は庶民っぽいんだよということを強調したかったのかなと思います。だからデートの場所は渋谷だしブランド名はたくさん出てくるし寿司食べたんでしょうね、高級なものがたくさんある街ですが行動は真反対ですから。回転寿司での「大人無しで来たことない」は伏線ですね、奢ってるのにこんなこと言われるとショーゴが可哀想。ショーゴの家ではハナカマキリの話が響の家では過去の話が響の性格を表していますね、特に過去の話は結構深い。キレイなモノは悪いことや汚いことのすぐ隣りにあるという考えに至るのは経験しないと辿り着けないと思います。
・環との修羅場
響の家に行ったあと環を匿っていたショーゴの家の元に響が来て修羅場になります。環をぶん殴り逃げる響を追いかけるショーゴ、なんとか誤解だと分かってもらいショーゴの家でお泊り会をします。
短い。もうちょっと話し合いをしてくれと思ったけど環は全然喋らないので話し合い自体が厳しいと思いカットしたんでしょうね、面白く盛り上がるところなのにな…と思います。響が寝言で一個に決めなきゃいけないと修羅場を終わらせるような匂わせをしてきますが環に勝ち目無くない?
・噂とカナタと響と
カフェに行くと響の知り合いになるモブ女から貢がせる男を変えたと言われ環にはすぐ寝る女ってみんな言っていると言われる始末。追いかけるとショーゴにぶつかって携帯を弁償させたのはわざとだという真実を知り、その後もやもやしながらバイトをしますがシンの粋な計らいで仲直りすることになります。そんな仲直りも束の間カナタがカフェにやってきて響と幼なじみということが分かります。過去の話はカナタだったんですね、そしてお下がりは嫌だと叫び者扱いされたショーゴは怒って帰ってしまいます。
ショーゴも言ってますがなんであのタイミングで環はすぐ寝る女って言ったんですかね、環√では人の事を考えて行動し全部が上手くいくように考えていると言っている割には最悪のタイミングで伝えてますしモブ女に言わせたら駄目だったのかな。わざとぶつかった件に関してはスルーで、別に書かなくても皆さんとの想いは同じだと思うので。その後の仲直りは響の考えがわかるいいシーンです、響自身も汚いやり方と自覚しておりどうしてもショーゴと仲良くなりたかったと告白します。マナーや悪いことに敏感な響が盗んででも手に入れたいと言うほどショーゴの事が欲しいと伝えるのは素晴らしいです、もうこれ愛の告白だろ。カナタとの関係性は特にいう事ないかな、正直仲直りしてディナークルーズ行くと思ってたのでまた喧嘩するとは思いませんでした、この二人しょっちゅう喧嘩するよね。
・ディナークルージングそして
喧嘩をしてもしっかりとディナークルーズには行く二人。ひたすら謝る響ですがショーゴの心はあまりぱっとしません。喧嘩したあの日、響はショーゴの気持ちを考えると苦しくなったといい謝ると同時にステキなところで高級な物を食べるという夢を叶えてくれてありがとうと伝えます。ショーゴは響を許し満足したか?と聞きますが響の答えは意外な物でした。おしゃれなプリンも美味しいけれどプチット・プリンがやっぱり好きだと、でもそれはおしゃれなプリンを食べるまで分からないものでそれが分かったからアタシは嬉しいと語ります。そしてすぐ寝る女の自分のためにショーゴが傷つくのは見てられない、ショーゴに幸せになってもらいたいから身を引くと宣言し二度と会わないとメールを打ちます。ショーゴは響のことが好きだからさよならなんかしたくない今すぐ会いに行くとメールをし、クソみたいなカナタとの会話を経て駅のホームで会い抱き合って物語は終わりを迎えます。
最高。とてもいいシーンの連続だと思います、ディナークルージングに駅での会話全ていい。響が相手の気持ちを考えることの大切さを学んだり経験を通して高級な物だけが正解だという訳ではないというのが分かったりするのがいいですね。ただカナタとの絡みは本当にいらない、身を引く響にそれでもお前のことが好きなんだと考え行動するショーゴはとても好きです。そのままシカ電に乗って響に会いに行って欲しかったですね。カナタを出すのであればそれなりの覚悟が欲しいと思いました、音緒Trueぐらいはっきりと言う必要は無いと思いますが好きな人のために俺は行かなくてはいけないぐらいは言ってもいいんじゃないんでしょうか?
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・NORMAL END
響はBADENDがない唯一のヒロインですね、グッドエンドで会えていたはずのホームで出会えなかった場合ノーマルエンドに行きます。響に電話してもメールしても返事がなく外国からエアメールが来て終わります。
どういう経緯で外国に行くことになったのか分からないですが外国に行ったらしく帰ってきたらショーゴに教えてあげたいって言ってるので帰ってきたら付き合えるんじゃないですか(適当)それにしても投げやりで笑う、BAD、NORMALなんてそれでいいんだけどね。まとめにいきます
・響√まとめ
非常に惜しいと思います。響は基本的にはめちゃくちゃ可愛い性格をしており、すっごく嬉しいのならありがとうを連発するしかないと考えるところや毎日メールをし電話をかけてくるところなどはめちゃくちゃいいです。気持ちや考えをストレートに言ってくるのは見ていて気持ちいいですしツンツンしてるのにすぐデレるちょろインにはない魅力があります。そんな響ですが皆さんはどのようなイメージがありますか?ちっがーうよン?服装?日常会話が成り立たない?誰とでも寝る女?色々あると思います、私はその中でも日常会話が成り立たない部分が引っかかります。ルックスよし(個人的に)シナリオよしのヒロインですがあまりにも日常会話が出来ておらずショーゴも私達も頭を抱えることが多かったです。もっと普通に会話が出来れば...と思うところが多かったですね。
ショーゴが響に惹かれた理由は新しい価値観や考え方の提供によるもので、基本的には思考が合うことがあまりないのが特徴だと思います。新しい価値観の提供の一つとして個人的に大好きなのが「電車を押す」です。
第三者から見れば馬鹿げていますし、当たり前ですが実際に早くなる訳でもありません。ですが1分でも1秒でも早く会いたい、その想いの比喩表現としては斬新だと思いますし何か自分にできることはないかと考えているのが伝わってくるので凄く好きな表現ですね、ポエムとかで使えそう。
響√で一番大切なのは「ショーゴに幸せになって欲しいから身を引く」という考えに至ったこの1点です。身を引く理由として誰とでも寝る女という噂や事実が自分ではなくショーゴを傷つけてとしまうというこの考えがいいですね。言わずもがな響はエゴイストです。以前までの響なら手に入れたいショーゴを手に入れて終わりで、自分が本当に欲しい物はどんな手を使ってでも手に入れるという考えをしていた響がショーゴと過ごすことでエゴイストな部分から他人を想いやる気持ちを手に入れるというとてもいいシナリオだと感じましたし好きな話です。ショーゴ自体も響との出会いに疑問を抱いたりした時もありましたが響が気にしてる噂を気にするなとしっかり伝えたり男気溢れるのがいいですね、そんなことがあったのに何故終盤にカナタとのんびり会話をしているのかという気持ちが目立ちます。いいシナリオでした。
百瀬環√
「自分が見てなくても、世界には意味があるよ」
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・出会い
環との出会いはトビーがやっている怪しい露天商の店番をしているときになります。修学旅行の自由行動時に、無視されていじめられている環は戻るのが嫌でトビーの手伝いを始めます。
響とペアなので基本的には響とシナリオが被ります、修羅場までは一緒なのでほとんど語ることないです。
・ホタル
花火大会に行くことになったショーゴと響ですがアホのショーゴは鈍感すぎて環も誘います。ショーゴさんがそう言うならとついてきますが大きい音が苦手みたいであまり見れません。ですが環は見なくて大丈夫そうで自分には関係なくても世界に意味があればそれでいいと言います。その後ホタルを見つけ、電車の中で願いを叶えるペンダントを覗いてその日は終わります。
すみません、本当に書くことがない。周りを優先しまくる環の性格を表現した花火大会だとは思いますが深歩程深くないし喋る量が少なく情報が少ないので考えることもあまり出来ません。やっぱり響はいいですね、元気な子っていうのはほんとに周りが明るくなるので大切な存在だと思います。あと登波離橋の近くでホタルを探すというのはシャレが効いてていいと思いました。
・環とトビーを探せ
花火大会後、話は捜索に変わっていきます。マグローは環のことが好きみたいでショーゴに女々しく絡み、ショーゴはマグローを煽ります。ガチで最悪。環が実家に帰らないため、誰かの家に泊めないとダメですがマグローの家は環境が最悪でショーゴの家はマグローが許さないので響に頼んで泊めてもらうように頼みますが怒って帰ってしまいます。
ショーゴとマグローが情けなさすぎるし、物語の核とはいえ環の行動は理解不能です。響がただただ可哀想で最悪の気分になります。無駄な会話は少ないけどヒロイン抜きの会話で進んでいくから環の話をしているのに環√感がない。あと響の環に対する当たりが強くて面白いのがいいですね、そりゃ自分が好き好きしていた相手が行動しない女に取られそうになったらキレますよ、自分はショーゴを手に入れるために頑張っているのにそれを取られてしまうかもしれないですから、響らしさが出てますし響の株が上がります。
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・自分に素直に
環が自分の考えについて語ります。全部が上手くいくように一生懸命みんなのことを考えている、全員が幸せになれるような選択肢はないのかと考えているそうです。埒が明かないので元凶であるトビーを探しますが見つからず環も行方不明になります。トビーを探している間にトビーの過去を知り、雨が降り始め本気でどうしようかと悩んでいると響のナイスアシストで環は保護されており無事でした。その後響に諭され自分に正直になり生きていくと考え終わります。
響がいい子すぎて株めちゃくちゃ上がります。好きな人を諦めライバルに生き方さえ教えるってマグローの言葉を借りれば天使ですよ。またトビーの過去がかなり重くトビーの話をもっと見たかったというのが本音です。環の自分に素直になるというのも結論としてはいいと思うのですが響にちょっと言われたぐらいで変わるようなそんな浅いものだったのかと思いますね、というかショーゴがそれを教えるべきで響がやることではないでしょ。ショーゴ先輩しっかりしてください。
・BADEND
響ではなくマグローに電話をすると環が亡くなってしまいBADENDになります。作中で朗読された宮沢賢治の雨ニモマケズが再度朗読されており、「自分が見ていなくても世界には意味があるよ」という言葉を最後にエンディングを迎えます。
亡くなってしまうのか・・・というのが最初に感じてしまう部分でしたね。確かに対人関係に悩み考えすぎてしまうことで消えてしまいたいとは言っていましたけどね。それにしても中々トビーも酷いこと言っており、ショーゴ達もブチ切れるのも分かります。この調子やとテンチョーの葬式でもなんか言ってそうだなトビー、まとめにいきます
・環√まとめ
自分の気持ちに正直になろうというのがテーマでエゴイストな響とは対極な性格を持っています。環√は何と言っても短いのが特徴ですし、環との絡みも少なく環を探すかトビーを探している間に物語が終わってしまうのが問題だと思います。
一番酷いのはメイン登場キャラのほとんどが女々しく優柔不断だということ。ヒロインの環は自分の考えを相手に伝えることが出来ませんし、マグローはシンなどにも言われていますが、自分の気持ちを前面的に出しすぎて環のことなんか全然考えてないですし、いつも男とは〜とか言ってる癖に花火大会に行ったショーゴ達を尾行などして矛盾が目立ちます。また、ショーゴの響への対応は本当に嫌いです。環をマグローの家に置いておけないから響に頼むシーンは最悪。響がショーゴに気があるのを利用して問題を解決しようとする男気のなさが見てて最悪ですね、しかも響を利用するのも無意識にやってそうでムカつくし響の気持ちを本当に考えてやってくれ。
文句ばかり書きましたが自分に正直になった環はめちゃくちゃ可愛いです、後半CGの清涼感は異常で夏らしさが溢れています。そのギャップが大きい分正直になって普通に話をしている環をもっと見たかったというのもありますし、マグローと争うのではなくせっかくならトビーと争って欲しかったですね。
北原那由多√
「ショーゴはそんな…ひどいことしないよね?」
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・出会い
※那由多√は一部表現を伏せ字にしています。
那由多との出会いは大学の講義でテキストを持ってないショーゴがテキストを見せてもらうところから始まります。その後ノートを貸してくれたり1つのイヤホンで一緒に音楽を聴いたり那由多が芸術学部のため作品を見に行ったりして仲を深めて行き、ここで那由多と沙子が姉妹だと知ります。
元気いっぱいの女の子感がめちゃくちゃありますね、言葉の節や明るさからかおるとか巴っぽさを感じます。ショーゴって那由多に声かけてもらえなかったら大学に友達いないんじゃない?
・もしかしてあの子って
大学に行き那由多と過ごしていく中で昔に遊んでいた初恋の子を思い出すショーゴ。その女の子の苗字を母親から「鳴海」と聞き、小夜美などから那由多の本当の苗字は北原ではなく鳴海だと知りショーゴは喜びます、あの女の子は那由多でこの出会いは運命だと。
実際に私もショーゴと同じで那由多は想い出の女の子となんだろうなと考えていました。想い出にかわるのは那由多だと思っていたからですね、ただやり直すと結構苗字の部分とか分かりやすいヒントがあるのに気づけなかったので私の読解力の問題かも。
・子供のころの想い出
ああ那由多、君は僕の運命の人だと言わんばかりに暴走するショーゴ。いつこの事実を告白しようかとアトリエでタイミングを伺います。しかしそこで沙子が帰ってくることで話が急展開になり、那由多と沙子は血の繋がらない姉妹だということが分かります。そんなタイミングで昔の幼馴染だという事を伝えようとしますが静流達が来て中断されます。仕方ないので日を改め那由多の部屋で過去の事を話すショーゴですが、那由多は本当に知らないため話がかみ合わず逃げるように帰宅します。帰宅後母親からお前が昔遊んでた子は沙子だよって教えられショーゴは真実を知ってしまったと同時にどうしたらいいのかと悩むのでした。
とても好きです、これはショーゴを責めることはできないですね。ショーゴは那由多を見て昔遊んでいた子の存在を思い出したに近いですから昔の子=那由多だと勘違いしてもおかしくないと思いますよ、というか沙子から絡んでこいやと思うのは私だけでしょうか。ショーゴ結構頑張ってるよ。
ダル絡みをしてくる山下2.5号とミヤコ、はっきり言うと邪魔。ショーゴと那由多以外の登場人物が多いのは那由多の明るい性格で友達が多いというのをより強調したいからだとは思いますが、立ち絵まで作ってやることか?と思ってしまいます。いちいち会話が鬱陶しいのも残念。小夜美と静流はキャラとしては好きだけどそれを覆すかもしれない程会話が酷いのもキツいですね、同じやりとりどれだけするのか...あと何回か出てきますがスルーします。
・海と花火大会
花火大会に行く前に海で遊ぶことになった二人ですがどうしてもショーゴの頭は沙子の事を考えてしまいます。それを見透かすように公園の女の子はただの想い出話だよね?など念押ししてきます。その後花火を見終え後日になりますが依然ショーゴの頭から沙子が消えません。偶然道で沙子に会い俺は君を知っているんだと叫んだところを那由多に見られるという地獄が発生します。
プレイをしていた時は那由多がショーゴ好きすぎるだろぐらいにしか思ってなかったですが那由多の気持ちも今となれば分かります、どうしてもショーゴを離したくないんですよね。もう信じられるのは、心の支えになるのはショーゴしかいないんですよ。だから沙子との場面にはめちゃくちゃショックを受けたんだと思います、この後那由多はよく許せたなと思います。ただ夜に道で3人が偶然出会うってどういうことやという疑問は残りますけどね、せめて大学にしてくれせっかく一緒の大学なんやし。
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・那由多の闇
沙子との件の後無視され続け大学でやっと会えますが那由多は怒ったままです。MDを聴き込んだ事を伝え仲直りしてもらい、那由多の家に行くことに。たまたま◯人事件記事の切り抜きをたくさん発見してしまい、那由多に探りを入れると過去を知ることになります。父親の不倫相手の子どもが自分だということや沙子とは誕生日が数ヶ月しか違わないということ、自分は醜く汚れた存在だから何度も自◯未遂をしたことなどが分かります。
重すぎる。仲直りの時のMDの演出はとてもよかったのに地獄に叩き落とされましたね。大学の授業の地獄からMDに行き過去に行くので気分が下がって上がって下がるんですよね、すごい緩急差。那由多と沙子って普段の会話とかどうしてるんでしょうね、真実に気づくまでは仲が良かったと言っていますが今は日常会話さえしていないんでしょうか。
・展覧会と正義
那由多の闇が分かったあと展覧会が始まり、展覧会に来た父親が階段で足を滑らせ亡くなってしまいます。那由多は事故死なんて卑怯だと、自分は父親に言われた言葉を言い返すためだけに生きてきたのにと言い、那由多の家で見たものも相まってビタミン剤の件は本当にやっているのではないかとショーゴは考えます。
山場です。この出来事をきっかけに那由多にどう伝えるかでEDが変わります。ここの流れはとてもテンポよく進んでいて沙子が出てきても那由多と会話することがないのが好きです。困難はヒロインと主人公の二人で乗り越え、かつプレイヤーに考えさせる部分があるというのはやっていて楽しいです。
・正義
那由多が本当にやっているとしたら自分はどうするのか、正義とは何かとショーゴは考えます。考えても分からないのでカフェに助言を貰いに行くとシンとカナタから正義なんて主観だよと教えてもらいます。ちょっとエヴァっぽい。那由多の事が嫌いになるのか?そんな事はない。例えそれをやっていたとしてもショーゴの気持ちには関係なく嘘で塗り固められた笑顔の那由多だけでなく裏の顔を含めて那由多が好きだと伝え終わります
シンとカナタの答えがショーゴにジャストフィットすぎて面白い。大切なのは那由多のどこを好きになったのかという点になりますね、全てをひっくるめて好きだと伝えると結ばれますが最初に見たのは明るく元気な部分しか伝えてない那由多ですからね、案外受け入れることができない人もいるのでは。那由多からしたらプロポーズに近い言葉だと思いますけどね、いいシナリオでした。
・NORMAL END
嫌いになってしまうを選ぶとNORMAL ENDに行きます。カフェに戻りテンチョーにコミュニティのルールは守ろうと教えてもらい那由多に連絡もせず終わります。
結構好きな終わり方、こういう選択があってもいいと思いますよ。なんならこの選択肢選ぶ人は多いと思う。
・BAD END
分からないを選ぶとBADENDになります、なんの覚悟も決まらないまま電話してサヨナラをするだけです。当然の結果。
・那由多√まとめ
那由多√はしっかり作られていると思いますね、読み進めていてかなり楽しかった。外面がよくて元気で明るく友達も多いというイメージが那由多にはありますが、実はそれは空元気であり嘘で塗り固められた人物であるというのがこのシナリオの大事な部分であり、そうなった原因に対しどう考えていくかというのが面白いです。想君のシステム上ヒロインのペアがあり、ペアがあるということは修羅場が考えられ沙子とショーゴを奪い合う流れになると私は考えていました。正直なところ大量にある◯人事件の新聞の記事を発見したところでは奪い合いの末に手をかけてしまうのではと思ってしまった程です。ですが実際には修羅場は少なく、どちらかというと沙子√の方が多い印象があり那由多は「正義」というテーマを自分たちなりに考え突き詰めていくというシナリオだと考えます。
那由多はキッチンでショーゴに話をしていたようにビタミン剤を使用して実際に◯人を計画していたのでしょうか?実際には言葉だけで実行現場を見ている訳でもないですし、その言葉も「やりました」ではなく「やっていたらどうする?」という形で濁していますし父親は事故死のため真実は分かりません。ここからはかなり逆張りなので話半分で読んでほしいのですが、那由多の犯行は未遂で計画段階だったのではないかという話です。めちゃくちゃ恨み、復讐が生きる糧になるほど復讐を果たしたかった那由多ですがその対象がいなくなってしまった今生きる目標がありません。おまけにこれで血のつながりがある人間が沙子しかいなくなってしまった事を考えると新たな生きる糧(依存先)が必要になります。ショーゴは好きな人ではありますが普通の恋人のように付き合ってしまうといつかいなくなってしまう可能性があるため、重めの話題を共有し共依存に持って行こうとしているのではないかと考えました。確かにこの話題をショーゴに渡すことによってショーゴが離れていく可能性はありますが受け入れられた場合のリターンがあまりにも大きいためショーゴを試すという意味でビタミン剤の問いを投げかけたのではないかと考えました。
冗談はさておき、散々逆張りしましたが普通に考えればやってると思いますよ。父親が事故死した時の取り乱し方や病死すると思っていたという発言、そもそも実行していなかったらわざわざ疑いがかかるような発言はしないと考えると実行していたと考えるのが普通ではないでしょうか?それにしても最後の選択肢は難しいですね、あなたがショーゴの立場に立った時あなたは那由多にどの選択肢を選び伝えますか?
鳴海沙子√
「でもあなただけはちっとも変わらなかったね?」
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・出会い
沙子との出会いはトビーと一緒に歩いている環にぶつかり、怒ったトビーに蹴りを喰らわせるところを目撃するところから始まります。本屋で腕を極められますしその後那由多の家に行くと私は私と鏡の前で自問自答を繰り返す姿を見かけます。
頭が痛い、どう考えてもヤバい女でしょ。ここから恋愛に持っていけるショーゴ凄すぎんか?
・展示会に来ませんか?
基本的には那由多と同じような話になりますね、沙子を忘れられるかどうかで√が変わっていきます。展示会に誘いますが普通に断られますしお前は那由多のこと好きなん?と聞かれます。大切な友達ですと答えて無事葉書を渡すことができました。この葉書がなければ沙子√はなかったでしょう。
ここ選択肢を沙子にしても那由多とテキスト変わらないんですよね。絶対昔遊んだ男の子って気づいているよね、ショーゴじゃないけど沙子の文章を読むとたはーってなります。こういうキャラ本当に好みじゃない、セイバーでももうちょっと優しいぞ。
・地獄
那由多√でもある地獄。三角関係のど真ん中の席に座るというシーンですが、少しテキストが変わり沙子を追いかけようとすると那由多に引き止められることになります。
ここ那由多√より好きなんですよね、沙子はそれでいいんか?お前の√なのに那由多の方が上手い立ち回りしとるぞ
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・展示会での対応
那由多と同じく父親が事故死してしまいますが、那由多は沙子がやったのではないかと考えます。ショーゴはあれは違う事故だとはっきり言いますが、事故なのか故意にしたのか分からなくなってしまいます。葬儀後、沙子にあれは事故だったよな?と聞きに行きますが沙子は言葉のみに頼ってどうするのか、お前にとっての真実なんてお前が勝手に納得するだけなんだから勝手に納得しろと言われショーゴは逃げます。
流石レスバ最強の女、メモオフのひろゆき。アインシュタインなど偉人の話を出して知識差を見せつけ優位に立ってますね。冗談はさておき言ってることは単純で、大切なのは言語化すればするほど感情部分はなくなるよということを伝えたいのだと思います。言葉なんて意思疎通を図る便利な道具な訳でこの文章も楽しそうに書いていますがもしかしたら怒っているかもしれない、言葉なんて自分の気持ちを伝えやすくする道具だという事だと思います。もちろんこれは答えではないですけどね
・修羅場
全てを理解し沙子の元に来たショーゴですが那由多が立ちはだかります。その指は終わりのためか始まりのためどっちに使おうとしているのか、出逢った順が大切ならばタイムマシンでショーゴの過去を取りたいと語ります。沙子が出かけるため追いかけるショーゴ、公園で君は無罪だよと伝えて終わります。
那由多が最高。これ那由多√なんじゃないか?と思うほど那由多の株が上がっていきますね。まあでも分かりますよ、沙子は口を開くとすぐ討論になりそうな感じがありますから喋らせるのも難しいと思います。那由多がよすぎて正直公園の沙子は空気です。ま~た哲学的なこと言ってるよしか思いませんし。案外しっかり読むと無罪以外言いようがなくね?と思う選択肢でした。
・NORMAL END
無罪とは言わず分からないと答えるとNORMAL ENDに行きガチで何事もなく終わります、これいる?
・BAD END
無罪とは言わず有罪と答えるとBADENDに行きます。心の中に悪意があるのなら受け入れることができないというのがショーゴの言い分ですね。短すぎ
・沙子√まとめ
沙子√のテーマとしては「真実」ですね。鳴海姉妹は哲学的なテーマが多く、それはカナタの父親の講義であったりテンチョーやシンからの言葉からも伺えます。言ってる内容はなるほどと理解出来るのですが、言っている事がかなり難しい。沙子も問題提起をしてきますが答えがないのが答えです。真面目に解釈すればいつか真実に辿り着けそうですがそれをわざわざここでやる意味もないかなと思います、だって答えがないっていうのがこのシナリオの答えなんですから。
那由多√が本命なのでどうしてもそのギミックとしてしか使われないイメージが沙子にはありますね。短いし話は哲学的だしで結構可哀想なキャラです。ただ哲学的な話もメインの量でされたらちょっとキツイかもしれない。考察をしっかりとすれば面白く唯一無二のキャラで強みはあると思います。こんな感じのありきたりな感想しかでてこない、だって私はメモオフに哲学は求めてないから。
荷嶋深歩√
「自転車の後ろにだって、乗れないしね」
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・出会い
深歩との出会いは音緒と一緒にカフェに来たところから始まります、お花博士で銀河鉄道の夜を貸してくれたりする子です。音緒と一緒に結婚式場を見に行くところから物語は進みます。
お花や童話が好きな女の子で足が不自由なこともありそれが今後の物語に深く関わってきます、基本的には音緒と一緒に行動しているのであまり話すことはありませんね。花嫁を見ている音緒とガーデンを見ている深歩で姉妹でも見る部分が違うことが強調されてますね。
・暑中お見舞い申し上げます
深歩から暑中見舞いが来てテンションがあがるショーゴ、自慢しにカフェに持っていくとみんな貰っているそうで繋げるとひとつの物語になるみたいです。音緒が言うには、深歩はちょっとおかしな子でもっと普通の事書けばいいのにと言い、みんなにちゃんと伝わる言葉を使うのも大事だと説きます
個人的にですがあまり音緒の意見には賛同できないですね、人にはそれぞれ色々な考えがありその色々な考えを表現するから面白いと思うんですよね。みんなにちゃんと伝わる言葉のみを使うならそれは芸術ではないと思いますよ、伝わる言葉だけなら社会人のように定型文で送ればいいだけですから。
・花火大会に行こう
花の王子に悪口を書かれ、気分が落ち込んでいるので花火大会に行こうとシンが言い出します。しかし音緒と深歩は拒否、理由としては車いすだから物理的に厳しいとのこと。ただそんなところに静流と小夜美がやってきて車で花火大会に行くことが決まります。会場に着くとみんなバラバラに行動をしてショーゴと深歩だけが取り残され深歩は語ります。自分のペースに合わせるのは退屈ではないか、みんな自分のようなお荷物にかまうのが嫌になって独りで置いてかれるのではないか。自転車の後ろにだって乗りたいし花屋でバイトもしてみたい、何を頑張ればみんなと一緒になれるというのか語ります。
辛い。こんなにも辛い設定があってもいいのか。このようにしっかりと心の内にある想いを伝えてくるのは嬉しいですね、ショーゴ君信頼されてますよ。このような事を話すという事は過去に何か経験があるんですかね?それとも全て憶測で話してる感じ?何にせよ深歩には相手の気持ちをしっかりと想像できる力を持っていますね、これを言ったら迷惑かな、自分はちょっと変わっているから大丈夫かなと考えることができる力です。それはやっぱり足が不自由で人の助けをたくさん借りてきて経験したからこそ培われてきた能力だと思いますし悲しいですね。
・バイト先を探そう
花火大会が終わった次の日から深歩のバイト先を探すショーゴですが全く見つかりません。その後トビーと一悶着あり深歩の車いすに名前をつける宿題を渡されるショーゴ、そして深歩と幸せについて話したりして次の日もバイト先を探し始めます。その後テンチョーの実家が花屋だと知りショーゴが問い詰めますがテンチョーは迷惑だからと言って話を取り合いません。
花屋さんたちが言う内容も理解できますがめちゃくちゃ冷たい世の中、ごめんなさいは分かるけど困るって何?挙句の果てにテンチョーは迷惑だからって言うのもなんだかな。断るのはいいけどせめて言葉は選びましょうよ、大人が子供に向けて言う言葉ではない。
・深歩の想い
雨が降る中カフェの外で深歩の車いすが倒れている現場を目撃したショーゴと音緒。深歩は無理して接してもらう事、どこまで助けてもらったらいいのか分からなく荷物になっていくのが耐えられないとのこと、ショーゴ自身も答えを見つけられず後日になります。後日、深歩のみんなとは違うところがいいところだという答えを見つけて深歩に会いに行きます。そこで深歩と深歩に対して決して無理をしないという約束をし車いすに希望という名前をつけて終わります。
難しい問題ですね、深歩はどこまで助けてもらったらいいのか分からないと言っていますがかなり難しいと思いますよ。おそらく対等に扱ってほしいんですよね、自分にできることは自分でやりたいんだと思います。自尊心を失わず手伝ってもらうことにどこまで妥協できるかが今後大切だと思いますしトビーと深歩の仲がいいのもそこの部分が絡んでいると思います。
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・BAD END
深歩を一人で追いかけず音緒と追いかけるとBADENDになります。放っておいてほしい、ショーゴや音緒には分からないけど深歩には音緒の気持ちが分かると言い、奇跡があったとしてもそれは自分以外のみんなのものだと言います。最後には深歩が希望を持てず音緒も自由になることができない、ショーゴが本当にただ通り過ぎていくだけの人になり終わりを迎えます。
深歩だけBADENDしっかり作られすぎじゃない?BADENDなので全てが悪い方向に向かっていっているような感じです。今後この姉妹は音緒が一方的に助けながら生きていくことになるんでしょうね、自立したいと考えている深歩の気持ちを抑え音緒自身も深歩の側にいて遠慮し続ける人生になると思います。救えるのはショーゴではなかったということですね、まとめにいきます。
・深歩√まとめ
深歩のキャラとシナリオ共にかなり好きです、特に花火大会の会話が大好きでした。深歩の最大の魅力は変わり者だと自認出来るなど客観的に自分を見ることができるとこですね。他人の気持ちを考えるところや頑張って頑張ってそれでも頑張れというのかという深歩の発言は特に心に来ます。それが顕著に表れているのが花火大会で、自身の不安や悲しみを吐き出し何もおかしなことは言っていないのにショーゴを困らせるために言ったわけではないと謝るなど自分に自信がなく弱音を吐きだせる場所も少ない深歩は見ていられません。どこの花屋にもアルバイトすることが出来ないなどとことんいじめられる深歩ですが、それには意味があると思います。
このシナリオは最終的に問題が何も解決しません。一番の目標である花屋でバイトは出来ませんし、いきなり科学が進歩して歩けるようになるわけでもなくショーゴと結ばれて終わる投げやりENDですがそれがいいところだと思います。想君はヒロインのペアというシステムの都合上、どうしてもメインヒロインとサブヒロインが別れてしまうのはプレイしている皆さんは分かると思いますが、深歩のペアは音緒でありどう考えてもサブヒロインの立場であるということが分かります。沙子や環を見ると明らかですがあまりサブヒロインに力を入れることが出来ない中で車椅子で歩くことが出来ない設定を選ぶセンスは素晴らしいと思います。むしろサブヒロインだから選ぶことが出来たと言ってもいいでしょう。無論この投げやりがメインヒロインでだったらキレますが、サブヒロインだから許される題材でありENDであると私は考えます。深歩がメインヒロインだった場合どのようなENDを迎えるのが理想ですか?嫌々花屋でバイト採用してもらいますか?現実ではあり得ない技術進歩で歩けるようにしますか?どれも微妙に感じませんか?だからこのシナリオの着地点はショーゴと結ばれ未来に希望を託し二人で乗り越えるという1点だけしかないと思いますし、その着地を上手くするために深歩をいじめ抜く必要があったんだと思います。
逆に言うとそうじゃないとあまりにも深歩が可哀想です。問題解決や物語の着地が難しいテーマだと思いますが挑戦してプレイすることが出来たのはとてもよかったと思います。ただ着地が1点だけしかないので、欲を言うのであれば深歩がショーゴを好きになったであろう描写を多く描いて欲しかったです。
荷嶋音緒√
ただ通り過ぎて行くだけの人かもしれないね?
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・出会い
カフェで出会った高校生で、フードジャーナリストを目指しているとのこと。後ほどキュービックカフェでバイトをすることになります。荷嶋姉妹どちらにも言えることですが√が被りまくるので大切な部分だけ抜粋します。
カナタと違い派手な登場をしないキャラです、なんならパッケージヒロインなのに出てくるのがだいぶ遅い。まあでもシナリオの良さに登場の速さは関係ないですから問題ないですね。
・みんないっしょ
信の助言でホームページを作ることになった荷嶋姉妹、音緒のページにはそれなりにコメントがあり深歩にはコメントがない状態が続きショーゴが自演して深歩を応援します。後日「花の王子」という人が掲示板に現れて荒らし始めます。
深歩√で触れませんでしたが結局深歩の部屋には自演以外のコメントって来たんですかね、ショーゴの自演については私が深歩の立場ならやってほしくはないですね。やるなら絶対バレずハンドルネーム一つにしてほしい。
・花の王子
最初は嫌いの一文字だけだったりしたのにだんだんヒートアップしてくる花の王子。深歩が仲直りしましょうと言っても聞く耳持たずショーゴも自演していたハンドルネームで花の王子に攻撃します。
地獄。この掲示板のほとんどが身内という。というかこの掲示板見て新しい人がコメントしようと思わんやろ
・トモヤ(ケン)を探せ
トモヤが脱走して信と唯笑が大活躍しますが全スルーで。音緒はトモヤがカフェに来ていた時に逃さなければ今頃こんなことにならなかったのにと自責の念に駆られトモヤを探します。途中音緒を映画に誘いますが深歩に遠慮をし抜け駆けは出来ないと断られます。仕方ないのでもう1枚チケットを買い3人で行きますが深歩に音緒と2人で来たかったんじゃないの?と言われます。
犬探しに意味はないので全スルーで、音緒の話の方が100億倍大切。ここでの音緒は本当にいいですね、ショーゴと映画に行きたかったけれど深歩の事を考えると行けないという話です。音緒は1人で考えすぎな気がします、深歩が幸せになれないならおばあちゃんになるまで側にいると言ってますがそれで深歩はどんな気持ちになるのか考えた方がいいと思う。自分のせいでお姉ちゃんの人生を壊してしまったと考えませんかね、少なくともトビーは絶対理解してくれないでしょうね。その点深歩は理解してますよ、じゃないとあんな2人で来たかったんじゃないの?って言えないよ。
・花の王子と姉妹喧嘩
信の掲示板で自作自演をしていたという話を音緒にしたところドン引きされたので花の王子だと疑われているのでは?と焦るショーゴ。本当にやってないと身の潔白を証明するためネカフェに行くと音緒を見かけ花の王子は音緒だと分かります。どうして音緒が...と考え問い詰めようとしますが切り出すタイミングが見つからず悩んでいると深歩から電話が来て道でいきなり姉妹喧嘩が始まります。ショーゴ君、車椅子を持って私のところに来てと叫ぶ深歩、深歩に譲ったりするのはもう勘弁なんだよ!と叫ぶ音緒。口論があったあと深歩はお姉ちゃんと喧嘩したかった、本当の気持ちと向かい合いたかったといいショーゴを譲ることに決めます。
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GOOD√で一番の山場です、荷嶋姉妹が初めて本気で心の底から意見を言い合い喧嘩するので見どころがあります。お互い普通に接したかったんですよね、音緒は何もかもを深歩に譲るのが限界に来ましたし深歩は普通に喧嘩も失恋もしたかったという事を初めて言えたんですよね。ただ焦点がこの2人に当たっている分ショーゴは何も出来ないのが残念です。
・そしてTrueへ
姉妹喧嘩を経て何もかもを譲るのは嫌だと主張しショーゴを手に入れた音緒ですがこれで終わりではありません。深歩とのバトルを終え、次はカナタと戦う時が来ました。手始めに映画とライブで迷います。
ここのカナタとショーゴ好きになるやつおるか?カナタも別にテンチョーと行けばよくない?さらにヤバいのはショーゴで昼は音緒と映画に行き夜はカナタとタモルに行けばいいやって思考がヤバい。音緒の方が先に約束しとるし何なら誕生日に合わせてくれとるんやからそっちのみ行ってくれ。
・テンチョーが亡くなる
カナタとテンチョーがデートをしに行った際に事故をしてテンチョーが亡くなってしまいます。もちろんカフェは閉店してしまっため居場所を失ったショーゴですが周りの人は結構早く立ち直り前に進んでいくことを見て憂鬱になるショーゴ、さらに音緒にも映画やめておこうと断られます。カナタが心配になり病院に行くと音緒がいて「カナタさんを助けてあげてほしい」私という人間は嘘とごまかしばかりだからと言いますがカナタに誰も傷つけないでおこうなんてムシが良すぎるだろとキレられます。
タモルなんてテンチョーと行けよ!と思ってましたが亡くなってしまいます。元から私はテンチョーにあまり魅力を感じてなかったのでふーんぐらいでしたがまあそれなりにびっくりしましたね。それより音緒は気にしすぎや、お前それ深歩との喧嘩全否定にならんか?環じゃないけどもっと自分に正直になってくれ。カナタがキレるのも分かる
・映画で再会
音緒と一緒に見に行くはずだった映画をショーゴは一人で見に来ましたが内容がBADENDで怒ります、ハッピーエンドじゃないドラマなんて作るなよと。映画館を後にしようとすると音緒を見つけ俺たちの物語に終わりはないと伝え音緒はショーゴのオンリーワンになりたいと言います。
短いけど結構好きなシーン、ここから公園に行って改めて誕生会するのがいいよね。ここが共通部分ってどういうことよ...
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・二股
月日は流れ冬になり、風邪で寝込んでいる所音緒が看病しに来てくれます。ショーゴと音緒の物語はまだ続いているそうです。音緒が帰ると次はカナタが看病しに来ました。そうです、このカスは二股をしておりしっかりと答えを出していません。もちろん信にもバレており音緒を泣かすなよと言われますが泣かせてしまいます。音緒は全て分かっており「あたしのこと三回に一度でいいから想ってね」と言わせてしまいます。
ショーゴがゴミ。イナケンもヤバいけどこいつもヤバい。2ndの巴√の時も話しましたが何故今の関係を終わらせてから始めないのか不思議でしょうがない。カスのイナケンも言ってましたが手放すのが惜しいんでしょうね、何様やねんお前らマジで。というか音緒が余りにも大人すぎる、考え的にはショーゴやカナタよりめちゃくちゃ大人よ。
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・リボンと別れ、そして
別れ話など色々ありカナタのリボンが部屋に落ちていることが音緒に見つかってしまったショーゴ。音緒にただ待っていてくれ、終わらせてくるといいカナタにリボンを返そうとしますがカナタにのらりくらりとかわされまた家に持ち帰ってしまいます。完全に油断した音緒はショーゴの部屋をカップルぽく装飾し始めますが、ある日大学から家に帰ると装飾品は全てなくなり合鍵はポストの中に置かれリボンだけが虚しく置かれていました。リプレイマシンが流れリボンをカナタに返すことを決意したショーゴは登波離橋でカナタにリボンを返し永遠に別れを告げます。その後信の計らいでショーゴと音緒は再び出会い、もう一度彼女になってほしいと伝え二人は結ばれます。
ここ実はショーゴの馬鹿な行動にイラつきすぎて一度プレイを中断してしまった場所なんですよね。リボンの件はどう考えてもヤバいでしょ、カナタがどこか行った瞬間に捨ててくれ頼むから。私はよく困難を乗り越えて~とか感想で言ってますがこれに関してはショーゴのみが悪いのでプレイしていて気持ちよくないんですよね、ただただイライラするだけ。ただ、音緒が部屋の物を何も言わず撤収するのは見事だと思います、普通なら口論になるところを全カットすることで絶望感のレベルが違います。終盤という事もあってかカナタとの別れも好きなんですよね、1回目のリボン返却は微妙感あったけど2回目の返却は素晴らしい。カナタも永遠に別れるということが分かってても泣かないんですよね、ほたるなら泣いてるけどカナタは絶対に泣かないというか泣いてほしくないかな。そんなイメージが私の中でありますね。まとめにいきます
・音緒√まとめ
妹の事を想うがあまり自分の意思を抑え続けていた女の子が幸せを手に入れる話ですね。音緒はGOODの方が面白く、Trueは1stのかおると同じような普通の女の子の話だなと感じました。GOODの困難は面白いのですが乗り越えるのが深歩の告白という深歩主体でスタートするのがあまり好きではないです。せっかく花の王子という面白い設定があるのに結局ショーゴにしかバレてないのも大変勿体無いと感じました、せめて深歩にはバレてほしかったですね。花の王子の正体は今まで深歩へ遠慮をし耐えてきた音緒の想いが爆発した結果であり、それを直接言うことが出来ないから花の王子として掲示板を荒らしたということになります。ショーゴの取り合いは花の王子が自分であると言うことが出来る最大のポイントなのに何故自分の想いを自分主導で話さないのか
音緒、これはお前の物語だろ
そしてそこから姉妹喧嘩を始めてほしかった。自分の想いを伝えてはいるけど全て伝えきっていると感じなかったのが残念ですね、花の王子は自分だと言うことが出来ていればもっと音緒の事を好きになれたと思います。
またTrueに関しては本当に付き合うだけなのがちょっと勿体無い気がします、GOODで姉妹喧嘩を乗り越えましたがTrueでも困難を乗り越えてほしいと思いました。一応カナタと二股をかけられるという困難を乗り越えますが正直盛り上がりに欠けます。乗り越えるのは音緒ではなくショーゴですからね、どうせ二股展開にするのであれば2ndの巴とほたるみたいに音緒とカナタでバチバチに喧嘩をしショーゴを取り合ってほしいですね、まあでも音緒自体がカナタに敵うわけがないという考えやカナタの天真爛漫な性格を考えると難しいかも知れません。
散々文句を言いましたがキャラとしてはめちゃくちゃ可愛く、少し腹黒いところもアクセントとなりとてもいいキャラだと思います。初めてできた彼氏に嫌われないように頑張り、元カノがモデル時代の知り合いかつ勝てないと思っていた相手だからこそ対抗心を燃やして嫉妬で狂うところも含め愛おしいと思います。カナタはショーゴとの想い出たっぷりだけど音緒にはカフェ以降の想い出しかないというのもいいですね、想い出にかわる君というのはこの二人だけのものであってほしいと本当に思います。まだカナタが残ってますがはっきりと断言します、想君のメインヒロインは音緒であると。
黒須カナタ√
「わたしたち、逢わなければよかったね?」
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・再会
カナタとの再会はキュービックカフェに来たところから始まり、「私はあなたのママにも家来にもなった覚えはないわ」というセリフと共に登場します。その後時々カフェに来たり道で会ったり他ヒロインの√で情報を小出しにしながら出てきたりなどします。攻略できるのは音緒のTrueからなのでだいぶ後になりますね。
金魚鉢を持って登場してくるという凄い登場をするカナタですが、他ヒロインの√に結構絡んできます。2ndでいうほたるみたいなポジションですが付き合ってるわけではないので別れるシーンなども軽めなのがいいですね。カナタもあっさりとした性格なんでその辺はいい塩梅だと思いました。
・別れた理由
基本的に音緒Trueと同じ√になります。ここで長年謎だったカナタがショーゴの前から消えた理由が発表されます。カナタは昔感情的なおばあちゃんよりも理論派の母のが正しいと思っており、おばあちゃんが亡くなった際にどこかほっとしている自分がいておばあちゃんが亡くなるのを望んでいたのだと気づきます。そんな自分の一面に気づいたとき、もしかしたらショーゴもただ何かに利用したかっただけなのかもしれないと考えショーゴから逃げて別れることになったとのことです
しょぼない????????????というかショーゴ自身もずっと「??」って言ってるしなんというかあまりにも自分勝手すぎへんか?利用としてると感じるなら嘘をついてでもショーゴと別れるべきだと思うし、逃げるなら二度と目の前に現れないぐらいの決意が欲しいところです。ちなみにその後のクリスマスイルミネーションは大好きです、こういう演出に弱いんだよな。
・テンチョー
音緒と別れ再度カナタと付き合った?状態になりますが全然かみ合わず仕事が忙しい中ショーゴの家に来ても喧嘩したりしてしまい、こんな時テンチョーならどうするかと考えてしまい優しくしてみますが逆効果で、カナタもカナタで仕事の愚痴を言いお前にこんなこと言っても無駄だろみたいな態度を取ります。すれ違っていく二人ですがショーゴは唯笑に会うことでシンプルに想いを伝えることを選びます。
ショーゴとカナタの会話はめちゃくちゃで最悪ですが唯笑に全て救われましたね。実際ショーゴとカナタって立場的には智也と唯笑と同じなんですよね、どちらも亡くなったテンチョーに引っ張られてる描写がありますし。ただ個人的にテンチョーに思い入れがないから何も思わないんだよな、やっぱり彩花は凄いしテンチョーは彩花と一緒と考えると嫌な気持ちになってくるので心にしまっておきます。
・ショーゴ愛してる
登波離橋でしっかりと想いを伝えたショーゴはカナタと海にデートへ行きます。二人とも事故を見たりテンチョーが亡くなったことでどこか気が落ちていましたが今は違います。この世界が好きだから生きていたいと考えるようになり生きていることは素晴らしいことであると考えこの気持ちを忘れないでおこうと、辛いことがあってもいつでも想い出せるようにしたいと考えます。最後にMDを再生しショーゴ愛してると叫び終わります。
結構終わり方好きなんですよね。テンチョーが亡くなったのを乗り越えて生きているのは素晴らしいことだと結論に行きつくのは単純と言われればその通りですが、この二人はまだ始まったばかりだと思うのでこれぐらいがいいような気がします。最後のまとめに行きましょう。
・カナタ√まとめ
はっきり言いますが好きではないです。シナリオもそうですがカナタというキャラを好きになれなかったのも大きいかなと思います。最大の謎でシナリオの肝である別れて音信不通だった理由も納得できるようなものでなかったのもかなりのマイナスポイントです。ただショーゴとの想い出が多い分、見どころのあるイベントが多いのがカナタのいいところで、縒りを戻すという行為で上手く想い出を振り返っているなと思います。
個人的に最後の幼稚園での想い出はいらないと思います。響√でもそうですが実はカナタは昔からの知り合いでした〜とか沙子と一緒に小さい頃から遊んでいました〜とか興味ないんですよね。無理矢理他ヒロインの設定などに絡ませる必要は無いと思いますし伏線にしては弱いと思います。特に沙子の件は超蛇足で、音緒√でも話をしましたが「想い出にかわる君」というのは音緒とカナタだけのものであって欲しいです。鳴海姉妹のみで完結する想い出にかわる君はまだ許せますが、音緒とカナタのペアで沙子を入れる意味ってありますかね?これだと想い出にかわる君が二人いることになりませんか?それなら沙子じゃなくて音緒を幼少期に遊んでいる子にしないと意味がない気がしますしわざわざ話に入れる必要もないかなと感じます。
カナタ√の想い出にかわる君という言葉は誰の事を指すんでしょうね、音緒の想い出にかわる君は間違いなくカナタのことだと分かります。カナタ√では夏から冬にかけた音緒の出会いを指すのか、カナタと付き合っていた過去(過去のカナタ)を想い出にして新しく再出発の意味で想い出にかわるのかで分かれると考えています。どちらでも意味は取れると思うので難しいですがこの二人は始まったばかりだと思うので想い出にかわったのは昔のカナタになるんじゃないでしょうか?
AfterStory
カナタ√からの続きです。縒りを戻してから月日は流れ周りは就活などの話があがるようになってきたと同時にカナタの人気もグングン上がっていきました。何もないショーゴはいつかまたカナタに振られるのではないかと考え、そんなもやもやを抱えながら響に連れられカフェならずやに行き何故みんなこのテンチョーの味を盗んでいた場所に来れるのかと怒り、今まで選択をせずに生きてきた俺は意味のない存在なのではと思うようになります。カナタともカフェのメンバーとも連絡を取らなくなって1か月、ふとキュービックカフェは今どうなっているのだろうと気になりカフェに向かいます。そこで荷嶋姉妹と再会し、悩みを持っていると見破られ相談をするとショーゴはショーゴのままでいい、カナタもそれを求めている筈だと助言を受けます。すっきりしたショーゴはカナタに再度想いを伝え、自分の人生とカナタもひっくるめて今を全力で頑張り始めたのでした。
最高です。Afterとしては完璧だと思います。1stも2ndでも私は言いましたよね?Afterなんてただイチャイチャしときゃええねんなって。それに加えショーゴの現状に対する悩みも明確に分かりますしそれに対する答えも納得できるものであり、まとめ方も綺麗だったのでいいと思います。また、全ヒロイン出てきますが基本的にはカナタ主導なのがいい。Afterなんだからショーゴとカナタの物語が見たいわけですから他ヒロインがカナタ以上に目立っちゃダメなんですよ。本当にここは個人的な部分なんですが深歩がしっかりと自分の夢を叶えるために勉強をしていてよかったです、やっぱり深歩は想君で一番好きなキャラになるな。ちょっと涙腺に来てしまった。
最後に想君の個人Bestを発表して終わりたいと思います。
個人的メモオフ想君Best
・ベストシナリオ「那由多」
僅差で那由多です、響と悩みましたが那由多の方がワクワクしながら見てたと思います。那由多も響もサブヒロイン√での行動が上手いんですよね、どっちも株上がりまくりでした。
・ベストキャラ「深歩」
自分の事を変わっていると自認が出来ており周りの人のことを考えることが出来る性格をしていますが、それは自分の足のせいでありどこまで助けて貰えばいいのか、自分はどれだけ頑張ればいいのかなど想いがしっかり見えるので好きです。メインヒロインで見たかったキャラでもあります。
・ベストCG「カナタ」
シナリオで散々酷評しているのに申し訳ないですがベストCGはカナタになります。量、質共に想君では断トツのトップですね。カナタ√でも話しましたが、想い出が多い分バリエーションも多く縒りを戻すという行為の中で高いレベルのCGをぶち込んでくるので記憶に残りました。
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・ベスト立ち絵「音緒」
ベスト立ち絵は音緒です。パッケージヒロインということもあってか音緒だけ異常に立ち絵の種類多くない?学校とカフェの制服に夏服冬服とすごい力が入ってるのが伝わってくる。
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・ベストBGM「Ride on bicycle-Piano arrange-」
ぶっちゃけ消去法です、想君のBGMってあまり耳に残らない気がする。ピアノにすると爽快感溢れるBGMから哀愁感漂うBGMに変わるのが凄いですね。結構大事なシーンで使われるので覚えている人も多いのでは
想君は惜しいところを多くみられますが冒険の結果だと私は考えています、光るところもありプレイしていて楽しかったです。黒歴史と書かれたりしますが、少なくともやる価値なしとは思いませんでした。リプレイマシーンを聴きながらTwitterで感想を書く時間が好きでした。いいねをくれた方、リポストをしてくれた方、リプライをくれた方本当にありがとうございます。
記憶はいつか遠い順から想い出に変わってしまうよ...
それでは皆さん、次はメモオフそれからで会いましょう。