#宮口はるこさんを応援しよう
近年の日本政治で、私は今回登場された #宮口はるこ さんの演説に最も驚きました。
ゆっくりと、力強く、大事な話をする。
オバマ大統領の演説かと思うほど、ストーリーにあふれ、心が突き動かされました。
2008年の米大統領選で寝る前にオバマ候補の演説を聞いたら、ワクワクして眠れなくなったのです。
その再来を感じました。
双子を育てられ、うちお一人は障害児で、多胎育児そして障害者育児という社会課題の最先端に長年身を置かれた迫力。
極限状態にあり続け、「誰に声を届けたらいいのか」と切実に苦しんだ人ゆえの言葉があります。
そして、「声を聞いて欲しい」と願う、社会の多くの人々の代弁者になれる、地に足着き、大局観ある政治家が、やっと広島そして日本に登場くださいました。
生活回りのことをリアルに語れる国政政治家は大変希少です。
だから私たち生活者の声が理解できず、生活から遠いところで国政が動いてしまい、税金の分配が生活に向かいにくくなっています。
この本末転倒の国政を直せるのは、宮口はるこさんの繊細かつタフな突破力しかありません。
相手候補が若手の経済官僚だと言っても、人々を揺り動かし、元気にできる、タフな人間力は宮口はるこさんが唯一無二で持つものです。
「女性だからいいのか? 女性をただ増やせばいいではない」は、男性社会の従来型の呪いの言葉と感じます。
「意思決定の場に女性を」とFacebook COOで女性のシェリル・サンドバーグさんも説き、世界普遍のメッセージです。
下記は世界的にも有名なTEDトークですが、日本語字幕でご覧いただけます。
シェリル・サンドバーグ:何故女性のリーダーは少ないのか (Sheryl Sandberg | TEDWomen 2010)
「女性をただ増やせばいいではない」の呪いの言葉に屈さざるを得なかった女性たちは、その後どうなったか。
女性であることを捨て、男のような言動をと、名誉男性にならざるを得なくなったのです。
今まで日本の女性の政治家や経済人の多くが、名誉男性の生き方を強いられ、先進諸国から日本は引き離され続けます。
「女性を増やせばよいではない」と機会を奪うのは、女性への人権侵害とすら私は感じます。
女性を虐げて、生きにくくした日本社会は、どうなったのか。
空前の少子高齢化が待ち受けていたのです。
挑戦の機会もない、人間愛もない、ならばと、各地方から女性がどんどん都会に出てしまい、晩婚化やおひとりさま社会へ。
女性がバッターボックスに立てる機会を徹底せねば、日本が滅ぶのです。
「広島に眠っていた、人間力あふれタフな宮口はるこさんが、ついに立ち上がってくれた」「私たち庶民の苦しみを自分の痛みとして理解できる人を選べる」
広島再選挙の争点が様々指摘されていますが、本当の争点は、「3人のお子さんを育てる女性が当選する民主主義を、広島が日本に先駆けて生み出せるか」と私は考えます。
「広島が日本を変える!という千載一遇の機会に参加しますか?」と問われているように感じます。
民主主義が健全になれば、社会資源の再配分が良好になり、誰もが稼げて、潤うようになり、経済成長や、人権、社会保障、ひいては外交安全保障も好転に向かえるのです。
今年1月のジョージア州の上院決選投票のような、全米の行く末を一州が決めるような広島再選挙になったと、実感します。
保守王国のジョージア州は長年上院2議席とも共和でしたが、バイデン大統領に代わり、今年1月の選挙で民主が2議席とも獲得したのです。
3月20日の宮口はるこさん登場以来、日本全国が連日広島に大注目し続けているのも、うなづけます。
2021/04/23 追記:昨日執筆しました上記の第一作に続いて、第二作目のnoteを執筆しました。
ぜひお楽しみください!!