#桜を見る会 の問題は、急激に衰退する日本にとり、国会で与野党が自浄作用できるか、最後のチャンスです。
以下のnoteは、桜を見る会の矮小化を是としない方々のご反論の強化に貢献できれば幸いです。
「人口減少や復興問題等、喫緊の課題が山積している。野党の桜を見る会の追及は不毛」という意見がテレビやSNS等でよく流れますが、喫緊の課題に向き合わない政府や報道に対してこそ指摘すべきと拝察します。
少子化は非正規の賃下げ等という失政ゆえですが、同一労働同一賃金ならばと、今や正社員の待遇を非正規に「低い方に合わせにいく」事態です。長時間勤務し安さ追求の昭和の経済政策は化石のように前時代的なのに、脱却できません。
日本というタイタニックは氷山にぶつかってから、少しずつ沈み続けているが、反知性主義で事実に向き合わず、思い込みの主張が横行し、抜本的な解決策も共有されない。
— あたらしい日本へ (@newnippon2018) December 1, 2019
「すでにかなり船内に水は入ってきたのでは。もう間に合わないかもしれない」と、強く危機感を感じる。https://t.co/sChBTgdBLt
親日家という投資家のジム・ロジャースは「30年後、日本終了」という、一見辛辣ながら、高いリアリティの指摘をついに始めています。
急激に衰退する日本を象徴する事件が桜を見る会なのです。縁故、格差、反社と「醜い日本」が全て凝縮された場に桜を見る会はなってしまいました。
まして反社の入場が判明し、上場企業ならば経営の致命傷として即時に取締役会総辞職です。
報道は第四の権力であるのに、連日オリパラへの期待や、新アプリのリリース等をメインにし、失政や急降下の人口減少に向き合いません。大多数の国民は問題にピンときません。
第四の権力が自らの役割を放棄したら、社会のバランスは失われ、日本の民主主義はあっという間に消滅します。
第一の権力たる立法（国会）、第二の権力たる行政（内閣）、第三の権力たる司法（裁判所）というバランスでもまだ不足があるから報道機関は第四の権力と呼ばれています。
そして、第二の権力である内閣が、今や日本では立法と司法を制圧しています。さらに特定秘密保護法やNHK会長人事や報道各社への介入で報道を制圧し、やりたい放題が可能になったのです。ナチスドイツであれ、各国での軍事クーデターであれ、まず報道機関の制圧を手口としたのです。
政府や報道の怠慢に沈黙して、野党非難に行くのは不思議です。野党も早く安倍議員に証拠を出してもらえば、すぐ終わらせて与党と連携し山積する課題の対処に移りたいはずです。
桜を見る会の問題は、国会で与野党が自浄作用できるか、日本の最後のチャンスです。
言い換えれば、 #桜を見る会ショック は日本が法治国家かを調べる最後のリトマス試験紙です。今回がリトマス試験紙の最後の在庫です。
今回を逃したら、もう今後で検査はできません。なぜでしょうか？
「桜を見る会は森友加計（モリカケ）と同じ。税金の私物化」という指摘をする人がいらっしゃいますが、恐縮ながら、今回の本質はもっと恐ろしいのです。この恐ろしさを伝えられなければ今回負けます。
モリカケは官僚が一次情報を持っていました。官僚から提供される「間接情報」を私たち国民は報道を通じて知るしかありません。よって改ざんや廃棄、さらには官僚の自死という悲劇があっても、私たち国民は真実になかなかたどり着けず、安倍議員は逃げ切れました。
一方、桜を見る会の情報は、すでにインターネットで日本各地に拡散されています。取材のネタはいくらでもインターネットにあります。モリカケと違って、報道や私たち国民は各自スマホやパソコンから「直接情報」を見られるのです。安倍議員はまったく今回ごまかしも隠れもできないのです。
ですが、直接情報で有罪の証拠を国民に押さえられていても、もしもこれで報道や国会や検察が沈黙して、安倍議員が逃げられたら？
もう今後にどんな汚職があろうと、全て逃げられます。
権力者が恣意的に人権剥奪や財産剥奪をしても、国会も報道も沈黙して、今以上に、やりたい放題の無法国家に日本はなります。
桜を見る会の問題を全力投球で追及する野党を私は支持します。ついに審議拒否に野党は踏み切りますが、安倍議員は国政を1秒たりとも停滞させないために、即刻、関連書類を提出せねばなりません。
今回で国政が自浄作用できねば、安倍内閣は4選といわず終身政権になります。もし安倍議員が今回逃げて、与党内や与野党でかなり先々に政権交代しても、だらしなくガバナンスなき状態を断てず、今よりも貧困、汚職、暴力ばかりの国になります。
さらに国際的信用を落とし、1%の富裕層サロンに入れない99%の人々は生きづらいだけの日本になります。子どもが嫌われ、近隣諸国も嫌われ、社会の人間嫌いが進み、さらに少子化が進みます。
野党は返り血を覚悟しても、よりリスクをとることになっても、厳しい追及を国会で続けています。野党が国政の自浄作用を回復してくれなければ、日本の衰退の後の滅亡は決定的になります。
かつて高度成長した日本は、歴史における一発屋にすぎなかったのか。
— あたらしい日本へ (@newnippon2018) October 28, 2019
豊臣家が日本史における一発屋だったように。
イケイケの上り調子のときは良いが、次の段階の構想力がなくジリ貧に。
だが、若者たちや未来の世代に、ジリ貧の日本を渡すようなことは、絶対に、絶対に、私たちはしてはならない。
この局面に至り、保守も革新もなく、私たち国民は国会で自浄作用に動く与野党議員を必死に応援いたしましょう。
重ねてになりますが、国政が1秒たりとも遅滞がないよう、政府与党は大至急で野党に情報開示をする以外に選択肢はありません。情報開示がされ、安倍議員が辞職すれば、国政は正常化します。野党問題とは政府与党問題です。
復興予算等を1日も早く進めるため、安倍議員の即時辞任を切に求めます。
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