新しい椿油
2020年末に入荷しましたワンネス石鹸仕込み分からツバキ油が変わりました。
ツバキ油とは?
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ワンネス石鹸はツバキ油で作っています
|oneness|note(ノート)
https://note.com/oneness_beauty/n/nc4d3acbd10e9
ツバキ油と言えば国産の椿油になり、他国の椿油とはグレードが異なります。
ツバキ油と一言で言ってもその中身は少し違うのです。
国産ツバキ油は希少です。生産地域も限られます。天候などにより収穫量が少ない年もあります。今までのツバキ油は日本各地から集められたツバキ油を全て一つにまとめて「ツバキ油」として販売されていたものです。それも正しく「ツバキ油」なのですが、各地から集められているということで、それぞれを〝どのように育てられ、どのように収穫され、どのように絞られ、どのように精製したか“ 追えない可能性がありました。万が一、どこかで害虫発生し駆除のために薬を使ったとしても確認のしようがなかったのです。
前回仕込み分は「農薬等不使用」でしたので、そのツバキ油で仕込みましたが、今回のものは「確認不可(使用したかどうか確認することができない、確認しない)」との返事。
ワンネス石鹸には嘘偽りない安心した原料で作りたい、不確実なものでは作れない…自信を持ってお勧めできるワンネス石鹸にするべく、さらにこだわって探しました。
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非加熱製法でつくられた椿油
「国産の椿油」それだけでも希少なのですが、ようやく見つけたツバキ油は伊豆大島産。伊豆大島で育ったヤブツバキの種で、非加熱製法でつくられた椿油です。
そのツバキ油の会社は椿油に惚れ込み、自社で『生のツバキ油』を作り出しました。
生って?
通常のツバキ油は製造中に種を絞る時や精製という工程のなかで加熱する場面があります。
搾油では熱を加えず絞るだけ、というのはよくあるのですが、その後の精製では熱を加えていました。また、溶剤抽出という方法もあるようです。
効率よくたくさんツバキ油を作るためです。ツバキ油といえばこのような製造方法でした。
保湿力アップ!
ゆっくりと、加圧することなく時間をかけて「ろ過」するという独自の精製技術により酸化しづらく保湿力アップの「生のツバキ油」が出来上がりました。
加熱精製されたツバキ油と比べて保湿力は2.5倍です!
伊豆大島の住民が種を拾い集め、それを買い取り、種を洗い、乾かし、ゆっくりと絞り、さらに何度もろ過をして、無色透明のツバキ油が出来上がります。
これらは化粧品原料となったツバキ油でも食べることができます。
国産の椿油『ツバキ油』を取り扱う会社は国内に何社かありますが多くはありません。思いつく限り問い合わせをしましたが「どのようにツバキ油を作っているか」全てを開示してくれて、尚且つそれが私の求めるツバキ油であることは難しく、藁をも掴むようなツバキ油探しでした。
今回のツバキ油の会社は社長自ら面談してくださり、椿愛をたくさん聞かせてくださいました。
「自然な恵みをそのままに」
「食べられるもので製品を作りたい」
その社長の言葉です。
嘘偽りないものを作りたい、強い信念を感じました。
愛ある仕事人のもとで出来上がった、愛に満ちた原料でワンネスを作りたい。
ー希少で貴重な国産のツバキ油で石鹸を作るー
石鹸業界ではきっと異端でしょう。泡となり一瞬で消えてしまう石鹸です。それでも原料選びは妥協したくなかった。
誇れるものでワンネスを作りたい。
一歩、また一歩、ワンネス石鹸は少しずつグレードアップしていきます。
見た目も香りも何も変わりません。成分表示も変わりませんので言わなければ変化に気がつかないでしょう。
それでも、泡立てて髪に、肌に乗せた瞬間、違いはわかっていただけるのではないかと思っています。