映画「チャッピー」

クセのある映画だった。

前半はカオスで、B級映画っぽい雰囲気だったが、後半になるにつれて、どんどん引き込まれていく。
おそらく低予算なのだろうが、必要なところはしっかりと作り込んでいた。

チャッピーの動きが自然で生きているようだった。
俳優の動きをモーションキャプチャーで取り込んでいるのだろうが、とにかく臨場感があった。

ヒュー・ジャックマンの悪役ぶりも、すごみがあった。敵にすると怖そうだ。迫力のある悪役が、これからもっと見られるのかも知れない。

魂と輪廻転生につながるような終わり方だった。
どんどん体を乗り換えて、意識を保ったまま永遠に生きていったら、どんな存在になるのだろう。
おもしろそうだ。

ニンジャ役の人と、ヨーランディー(本名)が、実際に夫婦で、お互いミュージシャンで、さらにこの映画の曲を作っていたのを後で知り、驚いた。

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