本「プロ奢ラレヤーのあきらめ戦略」
「一生懸命がんばる」という生き方をしてきて、人生うまくいった人は読む必要がない本。
ごく少数の「うまくいった」人の発言が、メディアで大々的に流れてしまうので、がんばれない自分が悪いのだ、という洗脳を受けてしまっているのが多くの日本人。
そんな生き方に疑問を持ち、生きるのが辛いと感じている人に読んでほしい。
プロ奢さんの活動は、僧侶の托鉢に近いものを感じる。
今回の本では、「徳」という考えに触れているのが新鮮だった。
竹田和平さんに通ずるものがある。
「あいさつ」は徳を積むことになるんだという発想も、気づきをもらった。
実際にいろんなものを手放す実験をしてみることを勧めている。
プロ奢さんは、人は本を読むだけでは変わらないことを知っている。実際にどういうことをすれば体感できるか、アドバイスしている。
現代の破戒僧のような人だと思った。
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