本「サレンダー」

すごい本だった。


人生は冒険だ。
自分の人生を宇宙に委ねきったときに、奇跡のような出来事の連なりで、思わぬ成功へ運ばれていった。


一見よくないことが起こったときに、さらに次元が上昇し、今までの枠の外に出て行った。
そして最後には、適した場所に導かれた。


苦難の過程も、「自分」というエゴから自由になるレッスンとして与えられたようだった。
エゴは敵ではないが、振り回されないで、距離をもって見つめる。

すべてが実際の体験なのにも関わらず、「アルケミスト」の物語を地で行くような、ワクワクドキドキ、波瀾万丈な人生だ。

自分の人生をサレンダーしていきたいと思った。
自分の今の望みはエゴから発せられているのだろうが、宇宙に委ねてみるものおもしろそうだ。

パラマハンサ・ヨガナンダの、「あるヨギの自叙伝」に、著者は感銘を受けたが、スティーブ・ジョブスも愛読していた。

私ももっているが、何か自分が変わってしまいそうなすごい本に出会うと、怖じ気づいてしまう感じがあり、読むのを途中でやめていたのだが、あらためて読んでみようと思った。


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