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ワンネスグループのムーンショット   ~我々の会社は何を目標にするのか~

何事においても目標設定がとても大切です。

ビジネスにおいても、勉強においても、スポーツや趣味においても、目標を設定するからこそ、それを達成したときの喜びが大きいのだと思います。

企業においてはどれくらいの目標を設定するのがいいのでしょうか。
現実離れした大きすぎる目標は「絵に描いた餅」になりかねないし、かといって小さすぎる目標だと頑張る気がしない。

考え方は様々です。
私の考えとしては、「目いっぱいジャンプしてかする」くらいの難易度に設定するのがいいんじゃないかと思っています。

ワンネスグループの目標は、
「10年後の2034年3月までに、社員数1400人突破、年商100億円突破」
と設定しています。

現時点の実力値が「社員数150人、年商10億円」くらいですから、あと10年で今の10倍にするということです。なんか頑張ればやれそうな感じしないでしょうか。

ちなみに、壮大な目標を掲げることを「ムーンショット(moonshot)」といいます。
本来は月に向かってロケットを打ち上げる計画という意味ですが、最近はビジネスシーンなどで「非常に難しいが、実現すれば大きな効果が期待できる大きな計画」のことをムーンショット計画というようになりました。

冷戦下の米ソ宇宙開発競争のさなかの1961年、第35代アメリカ大統領ジョン・F・ケネディは、1960年代中に人間を月に到達させるとの声明を発表しました。そして1969年7月20日、宇宙飛行士ニール・アームストロングとバズ・オルドリンがアポロ11号で月面着陸を成功させました。

月面着陸を成功させた甚大な苦労と感動の物語は、多くの書物や映画などで語られています。
人類史に残る大偉業の裏に、度重なる失敗や想像を絶する多くの犠牲があったことは想像に難くありませんが、しかし不可能ともいえる壮大な目標があったからこそ、それを実現するために様々なイノベーションが生まれたのも事実です。

当初は飛行機の性能を上げていけば宇宙に行けると考えていた人たちが、それでは到底不可能だということに思い至り、ロケットやその後のスペースシャトルなどが発明されたのです。

「余りに高すぎる目標は現実的ではない」という考えもありますが、ちょっと背伸びしたくらいで達成できてしまう目標ではブレイクスルーは起きません。
「目いっぱいジャンプしてかする」くらいの難易度に設定することにより、「ジャンプして届かないなら梯子をかけよう」という閃きが生まれるのです。

我々人間はとかく現状に満足しがちです。ある程度の安定成長軌道に乗ってしまうと尚更です。
しかし、現状維持を目標にしてしまうと現状すら維持できないのが世の常です。
「エントロピー増大の法則」が示すように、物事は放っておくと乱雑・無秩序・複雑な方向に向かい、自発的に元に戻ることはないのです。

常に目線を上げて高い目標をクリアしていこうとする気概が必要です。

ワンネスグループのムーンショット!

我々の会社は、間もなく5期を終えます。
コロナ禍に見舞われた混乱の創業期を乗り超え、安定して利益を出し、将来の成長に投資できる程度になってきました。

世の中の80%の企業が創業後5年以内に消えてなくなっている(あまり知られていない不都合な)事実を考えると、よく頑張ってるなと少し胸も張りたいところですが、ここで満足して感傷に浸っているわけにはいきません。
ここから更に上昇気流に乗っていく必要があります。

ここで目線を落とすことなく、より高い目標に向かって進んでいきましょう!

それには、アポロ計画が一つ一つの小さな努力の結果によって成功したように、日々の積み重ねが大切です。

大きな気概を持って、一日一日、一歩一歩前に進んでいきましょう。

今日一日でどれだけの歩みを進められるか。

張り切っていきましょう!

#ムーンショット
#目標設定

【2024年10月7日】
ワンネスグループ株式会社
代表取締役
寺田 崇


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