コンテスト「#我慢に代わる私の選択肢」 皆さんの投稿作品ご紹介
こんにちは、ツムラの#OneMoreChoiceプロジェクトです。
12月17日からスタートした、note投稿コンテスト「#我慢に代わる私の選択肢」。締め切りの1月16日(日)まで、残すところあと3日となりました。
これまでの投稿総数は、なんと2400件以上!
投稿してくださった皆さん、本当にありがとうございます。
つらいときでも我慢してしまったり、体調がよくなくてもつい仕事や家事をがんばってしまったり。そんな「隠れ我慢」をしてしまうこと、ありませんか?
自分の心と体に向き合い、心地よく生きるための選択をできるきっかけづくりをしたい――。そんな思いから、コンテストでは、隠れ我慢をしない、させないための皆さんの工夫や、それにまつわるエピソードを募集しています。
皆さんの投稿を拝見し、さまざまな経験をした時にどのような選択をしたのか、とても考えさせられると同時に、正解は一つではなく、たくさんの選択肢があることを教えていただきました。
今回は、投稿いただいた中から、ぜひ皆さんにも知ってほしい「我慢に代わる選択肢」について書かれたすてきな作品をピックアップしましたので、ご紹介させてください。
※本noteでのご紹介は、コンテストの審査とは一切関係ありません。
「周りの目や周りからの評価を気にしていた」ことから、もっと努力しないと、もっとがんばらないと見放されてしまう、がんばらないと好かれない、と思い込んでいたという筆者さん。しかし、心も体も疲れてしまったときに、「がんばることができない私でも認めてくれた人たち」の存在に気付き、「私のままでいい」と思えるようになったといいます。「愛される価値があるということを示さなくてもありのままの自分を愛してほしい」という筆者さんの言葉に励まされる作品です。
「心のどっかから血を流して」いたのに、「人よりは傷は少ないって思いこみながら暮らしていた」という筆者さんは、「今までずっと痛かったね、我慢してきたんだね」という婦人科の先生の言葉に、思わず涙が出そうになったそうです。自分よりも「もっと痛い人がいるはず」と、痛みをこらえ、薬の服用も控えていたという筆者さんが、その先生との対話を通して見つけていった、身体と心の不調を「我慢しない術 」について綴っています。自分が痛みを我慢し続けてきたからこそ、「大好きな人たちには我慢してほしくない」というメッセ-ジは力強く、隠れ我慢をしない、させない社会の実現について考えさせられる文章です。
米国に20年暮らす筆者さんは、大学教授だった夫と死別。日本で生まれ育ったご夫婦にとって「昭和的日本の感覚」が「デフォルト設定」だったといい、多少熱があっても出勤する夫と同様に、家事を休んだこともなかった筆者さん。一方で、ペットの病気や鹿猟を理由に休みをとる 米国文化の影響も受け、「無駄に耐えることはしない」が口癖になった息子。「意志のあるところに道は開ける」とがんばり続けて「あっけなく逝ってしまった夫」から学んだことは 「必要以上にがんばるな」だったという逆説的なメッセージがクスっと笑える温かい作品です。
「家じゃないんだから毛布はだらしない。使わないでくれ」。生理で体調がすぐれず、職場で膝掛けを使う筆者さんに男性上司がかけた一言。「女性の体の悩みをもっと伝えられていたら、ちがう言葉をかけてくれたかもしれない」と考えた筆者さんは、心身の不調を言葉にして伝える重要性を説きます。不調を我慢するのではなく、誰かに相談する環境をつくっていくためにも、「悩みを知ってもらうだけでなく、ほかの人の悩んでいることに耳を澄ませたい」という筆者さんのメッセージはぜひ多くのみなさんに読んでほしいです。
不登校を「選び」、いつも自宅にいる小学1年生の長男は、週に1度の図書の授業だけは笑顔で参加し、自分にとっての「ちょうどいい」範囲で自由に学校と繋がっているそうです。親である筆者さんや学校の先生は、それぞれの立場で長男を大切に思うからこそ、探り探りで「不協和音を奏でているよう」な時もあったそう。でも、今ニコニコと過ごす長男の姿に「コレでいい、コレもあり」と、心から素直に思え、笑えるようになったといいます。大人たちの心配とは裏腹に、自分にとっての「ちょうどいい」を楽しそうに実践する長男の姿に、私たちも学ぶ部分がありそうです。
復職のための準備として軽作業をしていた筆者さんに、ある上司が渡してくれた1枚のA4用紙。「わたしからあなたへ伝えたいこと」とタイトルが書かれたその紙には、「自分をだいじにできるのは自分しかいないと、強く心に決めること」「元気が出ないことはしなくてもいいと考えること」「それから他人もだいじにすること。みんなで幸せになりましょう」と綴られていました。「仕事のせいで心が無くなってしまう前に、ここに書いている言葉を思い出して」と受け取った言葉が誰かのもとへ届きますようにと、筆者さんがnoteでシェアしてくださった素晴らしい作品です。
引き続き、皆さんの投稿をお待ちしています!
コンテストの詳細はこちら。