いいクリーニングは、どこで差がつくのか?ー青森県弘前市発のクリーニング屋さんのこだわり
こんにちわ!
私たちは、宅配クリーニングONE MOREといいます。
2020年からスタートして、今ではありがたいことに、全国から毎日衣服をお預かりしています。
私たちの工場は青森県弘前市にある「㈱弘前ドライクリーニング工場」です。ここの新規事業として「ONE MORE」が誕生しています。
今日は、その母体となる「弘前ドライ」を舞台に、クリーニング屋さんってどこも同じじゃないよ!!
というお話をさせてください。
いいクリーニング屋さんの条件とは?何で違いがでるのか?
①検品の目利き
クリーニングの要(かなめ)といえば、洗剤やしみ抜き技術などがイメージされそうですが、実は違います。
・この衣服はどこが汚れているのか?
・汚れは何(食べこぼし?それとも汗?)なのか?
・どんな洗いなら落ちるのか?
・その洗い方で耐えられるのか?
これらを判断しない事には、しみ抜きや洗剤の出番はありません。
なので、うちの受付スタッフは服の素材(綿・ポリエステル・レーヨン・キュプラetc)やブランドごとの特徴に詳しい方ばかり!
よくこんなの分かるね!といいたくなる汚れも見つけます。
②水や溶剤の管理
続いて大事なのは、水と溶剤の管理。
服を浸す液体である水と溶剤は、ある意味洗剤よりも大切です。
私たちは水洗いを大切にしていますので、水にはとてもこだわっています。温度も夏でも冬でも一定になるようにしていますし、マイクロバブルを発生させたりしています。
水の温度が極度に低いと汚れが落ちないし、高すぎると色が抜けたりしてしまいます。
また、一般的にはドライクリーニングの方が多いので、溶剤管理もとても大切。溶剤は劇物であるため、使った後排水溝に流すわけにはいきません。
以前、クリーニング店舗から漏れ出た溶剤が地下水を汚染してしまったというニュースもありました。
では、どうしているのでしょう?
使ったドライ溶剤をフィルターでろ過して、何回も再利用しています。なので、フィルターの管理が肝。適切にフィルター交換しているかが重要です。
コストを重視して交換頻度を渋ると、フィルターが機能しなくて、汚れた液でお客様の服を洗っているなんてことも。クリーニング独特のいや~な臭いというのは実はフィルターが原因かも?
③シミ抜き
クリーニングの汚れ落ち=シミ抜きの技術と言っても過言ではありません。
食べこぼし、汗ジミ、泥、化粧品、、、
様々な種類のシミがお店には持ち込まれます。
それを1つ1つ見極めて処理していかないと、ただ洗っただけでキレイによみがえることなどありえません。
もちろん、それは職人の経験と勘に左右されるのですが、1つだけ共通してできることがあります。
それは、洗う前に処理してしまうこと。
これは家庭のお洗濯でもいえることですが、一度洗って落ちなかったシミほどやっかいな物はありません。洗剤の働きによって、繊維の奥まで汚れが入り込んでしまうからです。
チェーン店などでは、受付でネットに仕分けて、そのまま洗って、落ちなかったシミを後から抜くという方式でやっているところもありますが、確実に汚れ落ちが悪くなります。
シミ抜きは、洗う前に。
これが鉄則です!
④仕上げの手間とこだわり
これは、言わずもがなですが、仕上げに手間をどれくらいかけるか?というのも重要なポイントです。
一番効率的で簡単な方法は、「トンネルフィニッシャー」という機械で仕上げること。トンネルの中に衣服をくぐらせて、両側から温風でぶわーっと乾かす方法です。
これでも十分乾きますし、若干シワも伸びます。
ですが、やっぱり手仕上げには叶いません。
手間と時間はかかりますが、1つ1つ職人の手でアイロンをかけていく手仕上げこそ、王道です。
着るときのパリッと感はクリーニングの醍醐味と言えるのではないでしょうか。
いかがでしたか?そのお店の考え方や手間のかけ方で同じクリーニングでも確実な差がでてきます。
是非、お店選びの参考にしてくださいね!
最後に 私たちについて
私たち弘前ドライは、青森県弘前市で7店舗展開しています。
ありがたいことに、地域で愛されて75年。
「私の大切な服は、弘前ドライさん。旦那の服はよそのチェーン店に出すのよ~~~!」とお客様に、笑いながら信頼の言葉を頂いております。
私たちが大切にしていることは、「ワンストップサービス」であること。
クリーニングだけじゃなく、補修も承っています。
ベテランの補修スタッフは、その道30年!
大きな声では言えませんが、、、本職のお直し屋さんより上手です。
↓に10秒程度の補修動画があります
また、水洗いのクリーニング「ONE MORE」は臭いが落ちるということで評判です。
店舗案内はこちらから
弘前市近郊、他県の場合は宅配で!
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