CCIE R&S ver5 対策問題集からの抜粋 #3 [Layer2 Technologies-WAN Switching]
弊社、海外の協力校がCCIE RS ver5 当時に提供していた、試験対策問題集からの抜粋の続編です。
弊社サービス・教材のご紹介、及び皆様の自習目的としております。
現在は、現行のEnterprise Infrastructureを提供しております。
※実際の試験では、問題文は全て英語です。
[Layer2 Technologies - WAN Switching]
次の要件に従って、東京とシンガポールのACMEリモートオフィスを構成します。
・WANリンクは、リンクネゴシエーションと認証をサポートするレイヤ2プロトコルに依存する必要があります
・サービスプロバイダーは、R18とR19の両方がサービスプロバイダーのルータによって送信されるチャレンジに対して期待されるレスポンスを応答することにより、3ウェイハンドシェイクが完了することを想定しています
・R18は、ユーザー名 "ACME-R18" とパスワード "CCIE" (引用符なし)を使用する必要があります
・R19は、ユーザー名 "ACME-R19" とパスワード "CCIE" (引用符なし)を使用する必要があります
【模範解答のコンフィグ設定例】
[R18]
interface s1/0
encapsulation ppp
ppp chap hostname ACME-R18
ppp chap password CCIE
[R19]
interface s1/0
encapsulation ppp
ppp chap hostname ACME-R19
ppp chap password CCIE
【解説】
[R18]
#encapsulation ppp
<対応要件>
・WANリンクは、リンクネゴシエーションと認証をサポートするレイヤ2プロトコルに依存する必要があります。
<メモ>
PPPネゴシエーションには、Link Control Protocol(LCP;リンクコントロールプロトコル)ネゴシエーション、認証、および Network Control Protocol(NCP;ネットワークコントロールプロトコル)ネゴシエーションのような複数の段階があります。
[ppp chap hostnameコマンドおよび ppp authentication chap callinコマンドを使用するPPP認証]
https://www.cisco.com/c/ja_jp/support/docs/wan/point-to-point-protocol-ppp/10241-ppp-callin-hostname.pdf
#ppp chap hostname ACME-R18
#ppp chap password CCIE
<対応要件>
・R18は、ユーザー名 "ACME-R18" とパスワード "CCIE" (引用符なし)を使用する必要があります
・サービスプロバイダーは、R18とR19の両方がサービスプロバイダーのルータによって送信されるチャレンジに対して期待されるレスポンスを応答することにより、3ウェイハンドシェイクが完了することを想定しています。
<メモ>
CHAPはRFC 1994で定義され、3ウェイハンドシェイクを使用してピアのアイデンティティを確認します。(※PAPはツーウェイハンドシェイクを使用する)
[Cisco IOS XR インターフェイスおよびハードウェアコンポーネントコンフィギュレーションガイド]
https://www.cisco.com/c/ja_jp/td/docs/cian/iosxr/iosxrsw/cg/004/hc38bk-book/hc38ppp.html
[R19]
#ppp chap hostname ACME-R19
<対応要件>
・R19は、ユーザー名 "ACME-R19" とパスワード "CCIE" (引用符なし)を使用する必要があります
・サービスプロバイダーは、R18とR19の両方がサービスプロバイダーのルータによって送信されるチャレンジに対して期待されるレスポンスを応答することにより、3ウェイハンドシェイクが完了することを想定しています
[確認方法]
【コンタクト】
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[代表メールアドレス]
onemind.it@gmail.com
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