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"Rise up!" アメリカ各地でWomen's March開催

1月18日にアメリカ各地で「Women's March(女性大行進)」が行われた。トランプ氏が大統領に就任した2017年以来4回目の開催で、トランプ政権の排外主義的な政策や女性蔑視の言動に抗議するもの。

New York Timesによると、全米250か所以上で開催されたとのこと。


「Women's March」公式アカウントやその他多くのアカウントが、各地の様子を発信している。画像や動画を見るだけでも規模や雰囲気が伝わってくるし、クリエイティブなプラカードやパフォーマンスがたくさんあって面白い!ぜひ「#WomensMarch2020」で検索してみて下さい。

"Women's Rights are Human Rights and Human Rights are Women's Rights."(女性の権利は人権であり、人権は女性の権利である。)
"RISE UP!"(立ち上がれ!)というバナーを掲げて進むワシントンでの行進。

"climate justice(気候正義)"、"reproductive freedom(性と生殖の自由)"、"immigrants' rights(移民の権利)" が今年の行進の主要なテーマだったようだ。

ワシントンでのマーチでは、地元の女性パーカッションバンドが演奏。

こちらはニューヨーク。吹雪でも歩き続ける大勢の女性たち!

先ほど紹介したNew York Timesの記事は最後に、ワシントンでの行進に参加した16歳の高校生の声を紹介していた。

“What we’re doing here is a small act,” she said. “I took a train ride. I’m just walking a few miles. But millions of people doing things like this really are able to make a difference.”
「私たちのしていることは、小さな行動です」と彼女は言った。「私は電車に乗って来て、数マイルを行進しているだけ。でも何百万人もの人々が同様のことをすれば、本当に違いを作り出すことができる。」

彼女が自分のプラカードに書いたのは、アメリカの著名な歴史家ハワード・ジンが残した以下の言葉だという。

"Small acts, when multiplied by millions of people, can transform the world."
(たとえ小さな行動でも、何百万人もの人々が行えば、世界を変えることができる。)


2020年1月18日は、子どもからお年寄りまであらゆる世代の女性が、そんな一人ひとりの「小さな行動」を全米各地で起こした日となった。

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