獣医師国家試験　岡山理科大学最低の67.5% 獣医学部#3

北海道、東京、福岡の3会場で行われた第75回獣医師国家試験の結果

全体の受験者はここ10年で最高の1,394人（それでも国家試験としては最小規模）で、合格者数は1013人で割合にすると72.7％。昨年の69.9％よりは向上しました。

6年前に愛媛県今治市に獣医学部を開設した岡山理科大学が今回初回でしたが、私立の合格率の８０％台とは大きくかけ離れ、年間２００万円台の学費である私立６大学最低の結果となりました。なお、獣医師国家試験合格者数全国No.1に麻布大学が返り咲きました（新卒１０７名合格）

新卒者合格率で昨年度と比較すると

酪農学園大学　　　　　　　80.5→84.9
北里大学　　　　　　　　　86.5→88.9
日本獣医生命科学大学　　　72.4→88.5
日本大学　　　　　　　　　87.1→86.0
麻布大学　　　　　　　　　83.7→82.9
岡山理科大学　　　　　　　　　→67.5

岡山理科大1期生および学校関係者には逆風の結果でしたが、先輩方のアドバイスやフォローも無いということは最初から分かっていたことなので、もう少し対策を実施していればという第三者的な意見も。

国試合格した卒業生も、大学の先輩方がいない中で、まだまだ厳しい武者修行が続きそう。ただ、最先端の設備を持った二次診療機関として四国西部地域の中核動物病院として貢献していってほしいです。

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