【BEYOND by ONE JAPAN レポート#2】ただでさえ時間がない中でのレベルアップ、本業や家族への負担はどうする?
第1期 BEYOND参加メンバーに、それぞれのターニングポイントを振り返るインタビューを行いました。(本記事は全3回でお送りするBEYONDレポートの#2となります)
第2回のテーマは「BEYONDプログラム参加時の時間のやりくり」について。今回インタビューにご協力いただいたのは次のBEYONDアルムナイの方々です。
アルムナイプロフィール
次世代リーダーとして働く皆さんは本業も忙しくされていると思いますが、BEYOND参加時にはどのように時間をやりくりしていましたか?
和泉さん:移動時間はけっこう活用できたなと思います。いろんな講演者の方がいらっしゃったので、読書量がいつもよりは増えたんですけど、それは移動時間を上手く使って。
あと私はプレゼンアプリを使ってるんですが、それも時短のために既存のフレームや写真を使ったりとか、そういう細かい部分を見直して作成時間をやりくりしましたね。
「発表」というのがプログラム内でやはり大きなウェイトを占めるんですけど、準備する上で一番の時短は「関係ある人にすぐ話を聞きに行ってネタを仕入れてくる」ということなんです。実践を通して結局それがポイントなんだなと痛感しました。
──日々の時間濃度が高まった、という感じですね。本業への影響という面ではどうでしょう。金子さんは何か意識していたり、実行されていたことはありますか?
金子さん:かなり意識してました。というのも、本業に支障が出たら(東芝で)次の人を出してもらえなくなる可能性がありますから。
あれこれ工夫してお昼にやったり、発表に必要な資料の案はスキマ時間を使ってノートにスケッチを書いたり。
家に帰ってからも夜寝る前の二時間くらい課題に取り組んで、資料をまとめる時間をなるべく少なくなるようにと試行錯誤してました。
──やはり皆さんそれぞれに工夫して、本業と両立されていたんですね。市川さんはどのように時間をやりくりして課題に取り組まれていましたか?
市川さん:BEYONDの開催がない日も含めて、週末をBEYONDの時間としてほとんどフル稼働していました。ただ私の場合、本業への支障はなくて、むしろスムーズだった部分がとても多かったです。
というのも、やっぱり互いに(*本業とBEYONDが)活かし合うことができるものになっていて、BEYONDで学ぶ考え方だったり知識だったり、そういったものが都度積み重なっていくので、成長しながら本業へも活かしてというサイクルができていたと思います。
──素晴らしいですね。市川さんはお子さんが二人いらっしゃいますが、本業ではなく家族への支障という面ではいかがでしたか?
市川さん:実は、子どもにとっては逆に良かったなと思うエピソードがあって、週末私が必死に本を読んだり資料を作ったりする時間がこの半年多くあったのですが、その姿を見た子どもたちが、一緒に勉強してくれるようになったんです。
「ママもがんばってるなら、ちょっとボクもがんばるよ」みたいなことを言ってくれたりだとか、お互いに頑張っていることを認め合ったり承認し合える関係に子どもとなれたのかなと思いました。
家族の自立化といったところも、なんでもしっかり自分がやらないと、と無意識に思い込んでいたんです。でも、「できない部分は補完し合ってやろうね」ということが、逆に伝えられるようになった素敵な機会だったなと今は思います。
──皆さん苦労されたと思いますが、それが日々の時間濃度を高めたり、家族との在り方を見直すきっかけになったりと、プラスに転換されていたんですね。本日はありがとうございました。
*本インタビューは2023年7月にオンライン上で実施した内容を、再構成してお伝えしています。
インタビュアー
BEYONDレポートの続編は、BEYONDに参加したメンバーがプログラムで得られるものなど、等身大の声としてアルムナイの皆さまが語っておりますので、どうぞお楽しみに。
【BEYOND by ONE JAPAN レポート#3】
BEYONDのプログラム内容で特に印象深かったのは?
【BEYOND by ONE JAPAN レポート#1】
「社内にはまだまだ多様な女性メンターがいない」を解決する
-Information-
◇BEYOND by ONE JAPAN Homepage
https://onejapan.jp/beyond/
◇Pressrelease
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000009.000088841.html
◇ONE JAPAN Homepage
https://onejapan.jp/