手の平と手の甲とノールック
このnoteではOne for Dogのオンラインサロン「愛犬文化村」に毎日投稿している記事の中から、比較的刺激が弱いと思われるトピックを選び、辛味成分を調整した上でご紹介しています。サロンメンバーさんにおかれましてはマンゴラッシー感覚でお楽しみください。
いつもご利用ありがとうございます。
One for Dog の齋藤です。
この内容はラジオ放送「One for Dog Radio」で音声コンテンツとしても配信しています。"音声派"の方はそちらからもお楽しみいただけます。
早速ですが本題です。
ちんちくりんトリマーでおなじみの齋藤ですが、こんな僕でもひとつだけ自慢できることがあるんです。
それが犬たちの空気を読むこと。
こう見えて子供の頃は超コミュ障だったため、トリマーを飛び抜けて講師なんかしている自分がおかしくてたまりません。
人間界ではKYの名を欲しいままにしている齋藤ではありますが、こと犬たちとの関係性においてはかなりの自信がありまして。
「はじめましての人に吠えないなんてビックリ！」
「はじめての場所だと固まっちゃうのになんでかしら？」
One for Dogに来られるお客さまからはよくこんなお声をいただきます。
たぶん僕の名前に点（、）を付ければ”犬”になるので、そのおかげかもしれません。
#絶対ちがう
そんな半妖から犬たちの距離感を掴む際のアドバイスをひとつ。
#犬夜叉みたいに言うな
これは何よりベテラン犬から学んだテクニックなので、なにか参考書めいたものには書いていないと思うのですが、僕がはじめての子を迎える際に注意していることです。
直接声をかけない
ってか見ない
ってかそもそも存在を意識しない
という３つ。
「◯◯ちゅわ〜ん！よく来たね〜！！」
これは常連になった時の態度です。
#キモい
僕がよくよく使う言葉に、犬にも事情があるという言い回しがあります。
「お前が何者かの前に、まずはこの部屋を調べさせよ。本題はそれからだ。」
シャイな犬たちは皆こう考えています。
要するに心の準備なくグイグイ来られるのが嫌なんですね。
ちなみに、犬にとって手の平と手の甲は全く別印象なのを知っていますか？
ハンドシャイ（脱感作不足により触られるのを極度に嫌がる）の子では特にファーストタッチの際に手の平で触れてはいけません。
特に動かしたりするわけでなくとも、平か甲のどちらが体に触れているのかを敏感に感じ取るんです。
あくまで自然の流れに任せながら、無意識に呼吸を合わせてさわるのではなくふれさせる。
これが初対面におけるマナーです。
#満員電車では命取りになりますのでご注意を
#当たり前だ
はじめての子だとしても特別視せず、日常の一部として迎え入れる。
その上で一通りの店内散策が済んだ後、匂いを嗅ぎに来た時にはこちらから手は出さず嗅ぎやすいよう手の甲を向けておく。
手の平を見せても身構えないようであれば、そこからコミュニケーションを取り始めます。
#ベテラン犬は無意識に絶妙なタイミングでこれに似たようなことをやってのけます
つまり、シャイな子と接する際は「ノールック」。
無視することが優しさになるんですね。
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【今週のサロン記事】
・2022年11月6日（日）note／stand.fm 更新
・2022年11月7日（月）月間報告
・2022年11月8日（火）イベント関連記事
・2022年11月9日（水）イベント関連記事
・2022年11月10日（木）イベント関連記事
・2022年11月11日（金）イベント関連記事
・2022年11月12日（土）犬種区分：バセンジー
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ということで、今回はこの辺で。
それでは皆さま素敵なドッグライフをお過ごしください。
One for Dog 齋藤でした！
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