インターンシップまで、はじめました
早速ですが本題です。
2024年に入り、
1.トリミングサロンの教育係
2.トリマーの育成
3.子供たちのための塾
と立て続けにしゃしゃり出てまいりましたが、この度….
“専門学校のインターンシップ実習”
にまでいっちょかみすることになりました〜
#言い方に悪気しかない
というのも先日、見知らぬ電話番号からの着信。
出てみると、某専門学校からのご連絡でした。
齋藤のことですからこんなお話は大好物であるのものの、とはいえ身分はわきまえてます。
そこで、
なんでも美容科に通う1年生ということで、トリマーを目指す卵にはちょっと刺激的すぎる事業なことから、予防線を張らせていただいたんです。
すると、
なんとまあ、稀有な若者がいたものです。
ということで、それならばとインターンシップの受け入れをお伝えしました。
トリミング業界のド真ん中を教えているであろう授業とは、道3本ほど奥まったところにあるOne for Dog。
だからこそ、将来の選択肢を増やせるような体験をしてほしいと思っています。
#生徒さんにもトリマーの現場とは異なることを念押ししときました
そして、このワガママに快諾していただいたサロンメンバーさんにも改めて感謝申し上げます。
#お手入れ教室での見学を歓迎してくれました
#優しすぎる
初の試み、数日のご縁ではありますが、何かしらのきっかけになってもらえるよう頑張りたいと思います!
インターンシップ 1日目
こちらのnoteは、基本的に全てOne for Dogが運営するオンラインサロン「愛犬文化村」での過去記事を元に使い回しています。
時間軸がおかしくなっていますが、大人の対応で乗り切ってくださいね。
#ばらすな
ということでこの度、One for Dogとしては初めての試みとなる専門学生のインターンシップ実習を無事に執り行うことができました。
そうは言いつつも、美容科の好青年がなぜ王道のトリミングサロンではなく、路地裏にあるお手入れ教室に興味を持たれたのか…このあたりが気になるところです。
ということで、ご本人に事の経緯を伺いました。
履歴書によれば、
とのこと。
なんとも齋藤の心をわしづかみにするのがお上手な若者です。
改めて話を聞いてみると、今回の訪問を前に一度お店の様子をご家族と見に来られたそうなんです。
すると…
“あれはお客さまなのだろうか?店内まで立ち入り齋藤のトリミングを間近で見学している??”
摩訶不思議な光景にご家族困惑されたそうで(笑)
たぶん『はじめてトリミング』かなんかの時だったのでしょう。
これまで様々なペットショップやトリミングサロンを見学してきたそうですが、見たこともない状況に一層興味を持たれたんだとか。
おかげで親御さんにも勧められ、今回のご縁をいただくことになりました。
#そのご判断は確かですかお母さま!?
そんなわけなので、まずは得体の知れないOne for Dogを丸裸にしなれば先へと進めません。
そこで、午前中の時間を使って事業活動等々をお話することにしたんです。
#ビジネス書を参考にお話しました
#こういう時には役立ちます
一通り説明すると、
先生方に怒られないようオブラートを三重にしたつもりでしたが、One for Dogは喉につかえるようです。
なんでも学校生活は日に日に厳しさを増す一方だそうで、2年生になるのが怖いと学生さん。
1年生の実習では二人で一頭を担当しているわけですが、2年にあがると一人で一頭を仕上げなければなりません。
なにより、1年生には任せられないモデル犬のオンパレードらしく、先輩からは「暴れん坊ばかりだから覚悟しときなね。」なんて言われたり…
教材犬の多くはだれが偉くて(先生で)、だれが新入生なのかを然と理解できてます。
そのため先生が見ていない時なんかは、平気で抵抗しますしイジワルだってしちゃうんです。
そのため、悔し泣きをする場面も少なくありません。
一方でモデルを務める犬たちも、少々の怪我や扱いの未熟さに嫌気がさしているわけで、その気持もよーく分かる。
そんなわけなので、
との叱咤激励に、涙をこらえて痛みをこらえて踏ん張るのです。
ただね。
それって本当に必要なスキルなのだろうかと。
そもそも、そんなスキルなんて必要がない世界が必要です。
すなわち、トリミングを嫌がらないよう幼少期から慣れさせ且つ、その取り組みに協力してもらえるよう飼い主さんを教育することに本質があると思っています。
とまぁ、そこまでの会話はしていませんが、改めて現場の状況を聞いてしまうと、僕自身が経験してきた過去の不甲斐なさを思い出し、色々と考えさせられた次第です。
#生徒40名で先生3人とかまさにそう
#仕方がないなんていう世界ではいけないのよ
学生さん、そして愛犬文化を作ろうと七転八倒している僕、それぞれの現在地を話し合い、課題を共に共有しながらお昼を食べて。
ちなみに、ここまで頑張って卒業したからとて、息が長い仕事とは言えないのが現状。
憧れと現場とのギャップに、数年で離職してしまうケースが多いので、ここもどうにかしてテコ入れしたいところです。
これまで多くの卒業生を見てきて感じるのは、みんな「就職」を目標にしてしまっていることにエラーの原因があるいのではないかと思っています。
就職できた=トリマーになれた
↓
夢が叶った
こんな感じ。
ただ、それだと隣の芝生が目に付きやすくもなるわけで。
気持ちが折れてしまうわけですね。
だからこそ、学生さんにはその先にある選択肢まで知ってもらい、就職=通過点でしかないことを知ってもらいたいと思っています。
今回のインターンシップを通じて、あわよくば学生さんのメンターにさえ選ばれるよう、残り1日頑張りたいと思います!
#反面教師の間違いでは?
(次週へと続く…)
One for Dogが運営する愛犬家たちのコミュニティ
オンラインサロン「愛犬文化村」
愛犬文化村では無理なメンバー間の交流などは必要とせず、基本的に毎日齋藤が更新する記事を読めるというありがた迷惑なサロンです。あくまで One for Dog に何らかのご縁がある方が対象なので、告知をしておいて誰でもご参加いただけないというツンデレサロンですが、One for Dog の活動を応援していただけるという方は是非一度覗いてみてください!
『飼い主さんのためのお教室』を提供しているお店です
“今一時と今後一生”。 これは幼少期にどれだけ多く取り組んだかで愛犬との暮らしが豊かになるかを意味しています。 One for Dog のサービスは飼い主さんが抱える「こんなはずじゃなかった」にとことんコミット。愛犬の成長と共に飼い主さんに寄り添ったドッグライフプランを設計しながら提供しています。
noteでドッグサロン経営に関するビジネス書を発売しました
One for Dogのサービス設計、コミュニティ運営やブランディングなど、従来のドッグサロンとは異なるビジネスモデルの裏側を包み隠さずお話しています。購入特典として業界関係者だけのオンラインコミュニティ「愛犬文化Labo」への招待リンク付きです。
日本の愛犬家に、正しい知識と必要な技術を
One for Dogではこれから犬を飼う人の相談会をはじめ、子犬のサロンデビューを応援するはじめてトリミング、飼い主さんと一緒に学べるしつけ教室やお手入れ教室など愛犬の成長に寄り添ったドッグライフプランを提供しています。他にも教育機関や公共施設での講演会やドッグイベントなど、より良い愛犬文化の創出に取り組んでいます。
ということで、今回はこの辺で。
それでは皆さま素敵なドッグライフをお過ごしください。
One for Dog 齋藤でした!
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