失敗から学べ!宅建士試験ガイド


宅建士とは関係ないですが。。DIYで外壁塗装中

簡単に自己紹介

はじめまして、すぴんです。
令和5年10月15日、宅建士試験を受けました!

フルタイムで働きながらの独学で、自己採点結果は39点。
合格ライン予想は36~38点らしいので、ギリギリですが何とか合格。。してるよね。。。?という心境で結果発表を待っているところデス。

勉強時間は、4月~10月まで週4くらい×1.5時間くらい、直前に詰め込んだりしたので計200時間くらい。
地頭が良い訳でも無く、法学も素人ですが、一般的に言われている時間より少ない時間で何とか合格圏内に到達できました。

試験結果を振り返り、「盛大な失敗」と、「それを補った成功」があったので、今後宅建士試験に挑戦する皆さんと共有できれば。。と思い、noteを執筆しています。
とか語っておきながら受かってなかったら。。2024も頑張ります!押忍!!(→受かってましたありがとうございました!!)

0 本編に行く前に、試験直前の目論見と自己採点結果とこの記事のポイント

①試験直前の目論見

権利関係 12/14
都市計画法、建築基準法 2/4
その他法令上の制限 4/4
税・価格 1/3
業法 16/20
免除 5/5
計 40/50
これが上限くらいかなぁ。。いやでも業法とか税・価格でもうちょい上乗せできるかも。。なんて目論んでたよな...( = =) トオイメ

②自己採点結果

権利関係 7/14
都市計画法、建築基準法 2/4
その他法令上の制限 4/4
税・価格 3/3
業法 20/20
免除 3/5
計 39/50
最初は権利関係と免除だけ自己採点して、目論見17/19点に対して10/19点。完全に終わった。。と思いましたよ。。
その日の夜、心の傷も少し癒えたので改めて全問自己採点したところ、驚きの28問連続正解により奇跡の復活を遂げました。

③こういう人に届けたい。。

すぴんは、資格試験でよく言われている
テキスト読み → 過去問を数周
をメインに進めましたが、振り返ってみればあまり効率の良い勉強方法では無かったんですよね。。
ということで、時間効率を上げるためのポイント、失敗を避け合格に近づくためにどうしたら良かったのかなど、思いつくままにつらつらと書いてみました。
特に使える時間が限られている社会人、主婦の皆さんに届くといいなぁ~!!

④この記事の構成

ということで、この記事では
「権利関係の敗因は」
「業法で挽回できた勉強方法」
「法令上の制限・税・その他は何を考え、どう勉強したか」
の4部構成でお送りします。
ちょっと長いので、気になる所だけでも読んでみてね~

2 権利関係の敗因は

①どう勉強していたか

テキスト、過去問とも、LECの出る順を使用。
よくある「テキストを一通り流し読み」→「過去問を1周」→「苦手だったところのテキストを再読」→「過去問を1周」→「間違えた問題を2周」
これだけで2か月半くらいかかりました。。
その後はしばらく放置、9月下旬に確認のため過去問を1周(かなり忘れてた。。放置しすぎは良くない)
直前に区分所有法、借地借家法を再確認
でした。

②敗因は?

いまいち理解の解像度が低いなぁと思っていたものの、0円模試、予想問題集で10~12点取れていたため油断していました。
具体的には、
「過去問の論点の周辺知識まで理解を深めていなかった」
の1点に集約されます。
とはいえ、権利関係、特に民法はすそ野がめちゃくちゃ広いんですよね。。
法学初心者(ワタシです。。)にとっては、過去問の解説を読み理解していくだけで結構時間を取られてしまうので、周辺まで知識を広げるのはめっちゃ大変だと思います。

③合格へ向けた対策は

テキストと過去問だけで安定して高得点を取るのは厳しいです。
かろうじて首の皮一枚つながったのは、比較的周辺知識を問われにくい
・不動産登記法
・建物区分所有法
・借地借家法
がそこそこ仕上がっていたからかなぁ。
民法は、配点が大きいので捨てるわけにはいきませんが、沼です。
どこまで時間を割くか、コスパを冷静に考えていく必要がありますね。。

来年も挑戦するならYoutubeなどの講義を併用しつつ、予想問題集もやって行こうかなぁ。。と思っていますが、正直大失敗してるので自分も手探りで進めていく事になると思います。。

3 業法で挽回できた理由は

①どう勉強していたか

業法もLECの出る順を使用。
ここでも「テキストを一通り流し読み」→「過去問を1周」→「苦手だったところのテキストを再読」→「過去問を1周」→「間違えた問題を2周」
民法より過去問の解説が読みやすいため、1か月半くらいで完了、0円模試に臨み、15点/20点でした。
壊滅的ではありませんけど、まぁ良くは無いですね。。

②挽回できた理由は?
7月の0円模試は全体で35点/50点だったので、あと5点伸ばすためにどうするか。。と悩んでいた時に、フォローさせていただいてる宅建合格の先達から有難いアドバイスが!

「確実に業法で20点を目指すべき!絶対業法!業法絶対!!」

この言葉により方針を決め、7月~9月はひたすら業法の過去問、一問一答を解いていました。
業法は(民法と比べると)周辺知識が深くないため、時間を割いた分だけ点数に直結します。
結果、本番では20点/20点でした。
相当運が味方してますけどねw

③合格へ向けた対策は

これから宅建試験に取り組む方へお伝えしたいのは、この一言
「確実に業法で20点を目指すべき!絶対業法!業法絶対!!」
これに尽きます!
まずは一問一答で基礎を固めてから過去問、わからないところがあった時の辞書がわりにテキストを使うと時間効率はいいと思います。

4 法令上の制限・税・その他は何を考え、どう勉強したか

①どう勉強していたか

テキスト、過去問とも、LECの出る順を使用。
テキストを読みながら過去問を1周、取捨選択を決めていきました。
ここも先達からのアドバイス
「直前に力技で記憶」
に従い、直前1週間で一気に仕上げました。
具体的には、
・都市計画法(毎年2問)
・建築基準法(毎年2問)
・所得税(毎年1~0問)
・贈与税(毎年1~0問)
は捨て、
・国土利用計画法(毎年1問)
・農地法(毎年1問)
・土地区画整理法(毎年1問)
・宅地造成規制法(毎年1問)
・不動産取得税(毎年1~0問)
・固定資産税(毎年1~0問)
・印紙税(毎年1~0問)
・登録免許税(毎年1~0問)
・不動産鑑定評価(毎年1~0問)
は時間をさいて覚えていった感じです。
結果、
法令上の制限 捨てた範囲:2点/4点 仕上げた範囲:5点/5点
税      捨てた範囲:0点/0点 仕上げた範囲:3点/3点
だったので、運が味方してくれた面は大きいけど、悪くない判断だったと思います。

②捨てた範囲、仕上げた範囲

シンプルに仕上げに要する資源(時間、記憶容量)に対する期待値で判断しました。
都市計画法、建築基準法は毎年2問出題されるので仕上がれば強いんですが、覚えることが多すぎて大変だなーと感じたため撤退。
国土利用計画法、農地法、土地区画整理法、宅地造成規制法は記憶力のリソースもあまり割かずに済むうえ、周辺知識が他と比べ広くないため過去問を仕上げていきました。

税関係は、過去数年の出題傾向と難易度を見て決めていきました。
具体的には、
・不動産取得税は過去10年で5回出題されているが近2回出題されていないため今回は出そう
・所得税は過去10年で3回出題、結構複雑でコスパ悪い
・印紙税は過去10年で4回出題、あまり複雑では無く仕事でも馴染みがあるので取り組みやすい
・地価公示法と不動産鑑定評価はどちらかが毎年1問出題、昨年は地価公示法が出題されたので今年は不動産鑑定評価
といった感じで取捨選択。
結果印紙税、不動産取得税、不動産鑑定評価が出題されドンピシャ。
ここも運が味方してくれました。

③ 免除科目は。。
免除科目は存在を忘れてて。。試験当日に急いで覚えましたが、3点/5点でした。
ここは得点源だと言われますが、地味に記憶勝負の分野だったりします。
なんにしても、3点はアウトw
今回落ちてたら。。実務経験2年積んで免除してもらいたいなぁ。。

5 最後に

仕事しながら試験勉強しているアナタ。
挑戦する気持ちを持ち、実行に移しているだけで素晴らしいと思います。
フォローさせていただいている方の中には、勉強と家事育児を両立している方もおられ、とてもいい刺激を頂きながら勉強できました。
皆さんも、是非旧ツイッターなどで勉強仲間を見つけ、刺激を与えあいながら知識が増えていく過程を楽しんでください☆
ではでは~!!

(文字数少なくするためにかなり端折っています。詳しい話を聞きたい殊勝な方がおられましたら旧ツイッターで聞いてくださいね~)

いいなと思ったら応援しよう!