初めての妊娠出産/社畜はどうなる?


今回は3歳息子のしかくんについて軽くお話しようと思います。
息子を語るために少し思い出しながら妊娠出産についてもお話したいと思います。
出産レポはセンシティブな話なので有料記事にして出そうと思います。その際はみたい人だけどうぞ。



当時私は会社に右を向けと言われれば右を向く、飛び込めと言われたら飛び込むタイプの会社員(言い方(笑))だったので、とにかく一生懸命働いておりました。

私はとにかく生理がしっかり周期どおりにくるので、妊娠はすぐわかりました。まずは薬局で簡易検査薬を買いました。
簡易検査薬は大体尿をかけてから1分待って確認するなんて書いてあるのですが、30秒くらいで陽性の線がビシィィー!!っとついていたのを覚えています。
もちろん、望んでいた妊娠だったのでとても嬉しかったです。
ただ、じゃあその瞬間から実感が湧くわけではありませんでした。まだどこか夢見心地でしたし、とにかくビビりなので、子宮外妊娠だったらどうしよう?!とか不安の方が圧倒的に大きかったです。楽観的に考えられたことは正直一度もありませんでした。

妊娠がわかってから産院を探すわけですが、一生懸命働いたお金、ここで使わずにどこで使う?!私のボーナスは無痛分娩代のためにあると言わんばかりの気持ちで無痛分娩にしました(オタクから抜け出しても散財癖が抜けない)。

妊娠出産に関するお金は全て私が出していたので、それはもう自由に産院も選びました。
ご飯が美味しいところ。ホテルライクなところ。産院選びの基準はこれしかありませんでした。
(一応病院という名がついていて帝王切開も可能なところで、というところはみていました)
結果としてはとてもよかったです。産後退院まで贅沢空間で、モチベが違いました。
それぞれの病院にメリットデメリットがあります。どこを優先したいかによって変わりますので、病院選びはここがおすすめ!とかは言いませんがとにかく自分が一番安心して出産に臨める産院にするべきだと個人的には思います。
インスタに載っているオシャレキラキラママは幻想だと思うようにすると良いです。
理想も大事だけど、本当に大切なのは「自分と子供の命が何よりも無事」であり、それよりもほしいものなんて何もないのですから。

つわりはそこまで重くなかったです。
朝と夜が気持ち悪くて、仕事をして気を張っている方が体調が良かった気がします。相変わらずガシガシ働いておりました。
その当時、通勤電車が一番つらかったです。朝も帰りも混んでいて…

立っているのが辛い時でもなかなか席を譲ってもらえる環境ではないし、そもそも妊娠初期はマタニティマークをカバンにつけることに勇気が要りました。
そもそも妊娠初期はお腹も大きくないし、この印籠が目に入らぬかみたいにマタニティマークをひけらかしてるように思われたくないし…マタニティマークをちらつかせることで、そう思われているんじゃないかと思ってどうしてもできませんでした。
マタニティマークをカバンにつけてはいるのですが、カバンの内側に入るようにしていました。
これは私がそうであっただけなのですが、オススメしません。私は何事もなく子供が大きくなっていってくれたけど、妊娠期において子供が無事に大きく育ち、健康に生まれてくれることは奇跡に近い事象だと思っています。
とにかく、無理はしてはいけません。つわりは人によって、妊娠するたびにも症状が異なるし(大してつわりがひどくなかった私でも、2人目の妊娠では一生吐いておりました)無理をしても誰も責任取ってはくれません。他人に責任を取ってもらえないので、自分のことは自分で守るしかありません。
ある意味そういう図太さが私には欠けていたと思います。自己防衛はとても大切なことだと今は思っています。

妊娠期というと、赤ちゃんがこうなっていた、胎動はいつ頃感じた、など赤ちゃんにフォーカスした話題が多いと思いますが、今回は妊娠期における「私が」どうだったのかをメインに話したいと思います。

妊婦検診は毎回違う先生でしたが、人によっては同じ先生が良いという方もいますよね。これはもう好き好きです。私は出産の時までにいろんな先生に顔を知っていてもらおうと思っていたタイプだったので、毎回別でもなんとも思いませんでした。とにかく早く呼ばれたい一心でした。
検診の日は朝イチで予約していたのですが、体重増加しすぎと言われないために朝ごはんを抜いていました。検診終わりのご褒美で食べたいものを食べるというのが楽しみだったのです。
典型的なダメ妊婦だと思います、そんなことしなくても済むように気をつけてください。笑

検診は大体いつも土曜日、仕事がない日に行っていました。でもやはり土曜日は混んでいました。
毎回土曜日嫌だなぁと思いつつも、回数を重ねていき、あっという間に産休入りとなりました。

正直かなりお腹が大きいタイプで、腰が痛かったのを覚えています。
あー、やっと休憩できる。産休入ったら少し楽できる、、、なんて思っていました。

でも実際は産休に入ってから、突然社会と切り離された感覚になりとても不安でした。ここから子供が生まれるまでの2ヶ月弱、バイトとかないかなとか内職しようかなとか本当にウェブサイトを漁っていました。いてもたってもいられなかったです。
性分柄、ゆっくりできなくて暇さえあると何かの予定を組み込むタイプなのですが、その性格がここにきて仇となりました。

毎朝夫と共に出かけて24H開店しているスーパーやドラッグストアにオープンと同時に買い物に行き、戻って来て荷物を置いたら約45分歩いて主要駅に行き、主要駅にて大好きなコスメフロアをウィンドウショッピングして空気を吸い(笑)、帰りは電車で昼前に帰宅という毎日。お昼ご飯を作って午後はお昼寝したりゲームしたりアマプラ見たり。今振り返ると、楽しかったです。

予定日近いのに生まれる気配ないなぁとか思いながらも、おしるしとかはありました。でもあれはおしるしなのか、内診ぐりぐりのせいの出血なのかよくわかりませんでした。
とにかくどんどんお腹が大きくなっていきますが、胎動があったかどうか、常に確認して心配しながら過ごしていました。
全然安心できなかった覚えがあります。


そんなこんなで予定日前日になりました。あれ、38週で生まれる人多いんじゃないっけ?私の子はちゃんと生まれるのか…?
なんて思いながら予定日前日に検診に向かうのでした。

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