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7月20日「与えられた環境を最大限に生かす」

 リクラス for Coachでの7月毎日チャレンジ。読みかけの「1日1話、読めば心が熱くなる365人の仕事の教科書」を、タイトル通り1日1話を読んで思ったこと感じたことを記していきます。
 私が感じたことを記録するのがメインなので、例によって「何が言いたいのか、よくわからない」文章になるかも。いや、なります(断言)。

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今日は、稲尾和久氏。「神様、仏様、稲尾様」というフレーズは私でも知っている。Wikipediaによると、

入団当初は注目された選手ではなく、監督も「稲尾はバッティング投手(打撃投手)として獲得した」と公言していた。この時、稲尾は各打者の打撃練習中に4球に1球ボール球を投げるように指示された(ストライクを投げ続けていると打者が打ち疲れてしまうため)。この4球のうちの1球をストライクゾーンのコーナーギリギリを狙って投げる練習をし、制球力を磨いた。キャンプ後半になると、投手として成長した稲尾の前に逆に打者が打ち取られる場面が増えたため、中西と豊田が三原に「稲尾を使ってみてほしい」と進言したという。

とある。
それを踏まえて「365人の…」を読むとタイトルの意味が見えてきた。

 いい選手になるためには、いかに早く自分の長所に気づき、それを伸ばす努力をするかが重要なことです。私の場合、スピードではとても畑にはかなわないと思いました。すると、勝負ができるのはコントロールしかありません。徹底的にコントロールを身につけようと考えました。

 ちょっと脱線します。
 最近「反省」が気になって仕方がない。

反省(はんせい)の意味
1 自分のしてきた言動をかえりみて、その可否を改めて考えること。「常に反省を怠らない」「一日の行動を反省してみる」
2 自分のよくなかった点を認めて、改めようと考えること。「反省の色が見られない」「誤ちを素直に反省する」
-goo国語辞典 より-

 行事でも、テストでも、何でもいい。終わった後に「反省」をしましょうとよく言うけれど、なぜかできなかったことばかりを挙げていませんか?

 どうして、できなかったことをリストアップして、自分を責めるような発言ばかりになるんだろう? と考えるようになったのです。
 少なくとも「責める」必要はないはず。「できたこと」と「できなかったこと」がそこにあるだけで、それを言語化するのが振り返りという意味の「反省」だと思う。

 だから、稲尾和久氏の「自分の長所に気づき、それを伸ばす努力をする」という言葉は、私にとってとてもステキな言葉だ。短所を改善することだけが成長ではなく、長所を伸ばして成長する。長所はそのままでは輝かない。その力を強みとして発揮できるように伸ばす努力をする。その工夫が自分でできる人ほど成長していくと思った。

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 バッティング投手として投げるときは、三球続けてストライクを投げ、四球目はボールにしてバッターを休ませる。稲尾氏は、「このボール球を投げるときだけがコントロールをつける練習になると思って、真剣に投げた」という。

ブルペンではバッターが立つことはありませんが、私の場合はいつもバッターが立っていてくれますから実戦に近い。480球投げるうち、120球は自分だけに特別に許された練習だと思ったわけです。

 同期の畑選手と比べて「自分はコントロールを伸ばそう」と考えた稲尾氏。そこからは、与えられた環境を生かして、「コントロールを伸ばす」練習をどのように行っていくのか工夫をした。

与えられた環境の不満を言いながら仕事をするより、
与えられた環境で何ができるのかを考えて実行するほうが、楽しそう。

ちょっと仕事の不満を言いたい気分だったけれど、稲尾氏の文章を読んで「まだ、できることがあるかも(あるはず!)」という気持ちが出てきました。

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