7月30日「運を無駄遣いする人、味方につける人」
「1日1話、読めば心が熱くなる365人の仕事の教科書」を、タイトル通り1日1話を読んで思ったこと感じたことを記していきます。
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私は、一人ひとりが持っている運の量っていうのは平等だと思うんです。そして、運が悪い人というのは、つまらないところで使っているんじゃないかと思うんです。
冒頭のこの文章で背筋が伸びるような気がした。
今日は、将棋棋士の谷川浩司さん。スポーツでもなんでも、勝負事の世界にいらっしゃる人が語る「運」のお話は、やっぱり説得力がある。
将棋も囲碁も先を読みますが、どんなに頑張ってもどこか読み切れない部分があります。そういう最後の最後、一番大事なところで運が残っているかどうかというのが非常に大事だと思うんです。
ですからどんな対局であっても、与えられた条件で最善を尽くして運を味方につけることが大事です。
大事な場面ではなく、他のところで運を無駄遣いしていない?
のんびりしていて、約束に遅刻しそうになったり。
(間に合ったとしても、運を使っちゃったかも?)
粘れば勝てたかもしれない勝負を、あっさり諦めたり。
(あるはずの運を捨ててるかも?)
自分の気分や、相手が誰なのかによって、態度を変えたり。
(不誠実なことをしていたら、運はやってこないかも?)
運を引き寄せるには、普段の生活から見直そう。
私は最近「心想事成(しんそうじせい)」という言葉が好きでよく揮毫させていただくんです。心に思うことは成るという意味ですが、そのためには平素からどれだけ本気で勝負に打ち込んできたかということが大切だと思います。
「チャンスの神様は前髪しかない」という言葉は知っている人も多いのではないでしょうか。チャンスの神様には後ろ髪がないので、目の前を通り過ぎた後に追い掛けても捕まえられない。チャンスの神様が目の前に来たときを逃さず、前髪をつかむ。
そうやってチャンスを逃さないようにするには、将棋以外の場面でも、普段の生活の中でも、時間を守ったり、丁寧な接し方をしたりすることで運を呼び寄せられるようになるのではないだろうか。
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「時間を守る」「他者に対して丁寧に接する」。これができるようになるためには、自分自身を満たすことが必要だと、最近考えるようになった。自分が満たされていると、心にも行動にも余裕ができて、自分の外に対して丁寧に対処することができると思う。
そして、そういう余裕を持っている人は、運を引き寄せ、味方につけ、無駄遣いをすることなく大事な場面で発揮できる。
私は3か月の継続コーチングを受けて自分を取り戻し、コーチングを学ぶ中で自分を満たす方法を見つけることができた。
あれからもうすぐ1年経つけれど、今の私は1年前とは大違いだ。仕事量は相変わらず多いけれど、どこか心に余裕がある。自分の身に降りかかることを「チャンスなのか、そうでないのか」を客観視できている気がする。
運を無駄遣いするのか、それとも味方につけるのか。
普段の生活から人にも物事にも丁寧に接して、運を引き寄せていこう。
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