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7月24日「人生、すべて当たりくじ」

 リクラス for Coachでの7月毎日チャレンジ。読みかけの「1日1話、読めば心が熱くなる365人の仕事の教科書」を、タイトル通り1日1話を読んで思ったこと感じたことを記していきます。
 私が感じたことを記録するのがメインなので、例によって「何が言いたいのか、よくわからない」文章になるかも。いや、なります(断言)。

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 今日は塙昭彦さん。セブン&アイ・フードシステムズ社長、デニーズジャパン社長を務められた方です。イトーヨーカ堂が中国進出した際の初代室長でもいらっしゃいますが、なんと中国室長の辞令が出たとき、メンバーはまさかの一人。「周囲からは左遷と見られ」たとあるくらい、衝撃の出来事だったようです。

 人事異動でも何でも世間の誰もが「外れくじ」と思う出来事ってありますね。でも、世間や周囲の人がどうあれ、自分だけは「このくじは当たりだ」と思うことが大事なんです。そのように考えたら、何事があろうと「人生すべて当たりくじ」じゃないですか。
 私は子供の頃から、随分と劣悪な環境の中で生きてきましたが、その時、常に自分に言い聞かせてきたのが、この「人生、すべて当たりくじ」という言葉でした。

 本の中に、中国室長の辞令をいただいた頃のお話がある。中国行きの辞令が出たのは塙氏ただ一人だったようだが、「一緒に行きたいと名乗り出る仲間が現れて、彼らが必死にやってくれたおかげで今日がある」と述べている。周囲からは「外れくじ」と思われるような中国室長の辞令も、塙氏は「当たりくじ」と思って取り組まれたのだろう。

 でも「当たりくじ」と思うだけでは駄目だ。

 やはり大事なのは、どのような厳しい環境でも、そこに踏みとどまって頑張ることだと思いますね。逆境や不遇の時、「嫌だ、嫌だ」と逃げ回ったり自己逃避したり、じっとしているだけでは何の解決にもなりませんから。そんな時は、自分の心を強くして、闘い、克つ以外にないんです。

「じっとしているだけでは何の解決にもなりません」
Webで検索すると少しだけインタビュー記事が出てきた。それを読むと、塙氏は「行動すること」をとても重要視していると感じる。中国に赴任することが決まって仲間を募ったときのエピソード。中国で販路を広げていくためにたくさんのリサーチをしていること。ひたむきに取り組むことを大事にしているし、実際に塙氏自身もそのような行動をしている。

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 実は、5月末にある役目を頼まれて引き受けたものの、2日に1度くらいは投げ出したい気持ちになっていた。「嫌だ、嫌だ」と逃げ回りたくなるのだ。でも、いただいた役目を「当たりくじ」と思って踏みとどまってみるかと思えた。

投げ出すのも踏みとどまるのも、同じくらいの苦労があるならば、踏みとどまってみよう。「当たりくじ」にできるかどうかは私次第。

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