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8月24日 伸びる人と伸びない人の差

「1日1話、読めば心が熱くなる365人の仕事の教科書」より,フィギュアスケートコーチの山田満知子さんです。

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本題に入る前に。これを書いているのは8月25日。
日付を間違えて,8月24日分を飛ばしていました。ごめんなさい。

さてさて。山田満知子さんは,伊藤みどりさん,浅田真央さん,村上佳菜子さん,宇野昌磨さんを育てた世界的な名コーチです。気になった文章を紹介します。

一を言って十を知るじゃないけれど,コーチがいま何を考えているかとか,きょうは何を練習したらいいかとか,こちらが何も言わなくても察することができる。
 そういう勘がいい子が伸びますね。
私の場合,チャンピオンにするとか,メダリストにするとか,実はそれほど興味がないんです。
そりゃ私も二番より一番のほうがいいですよ。でも,たとえ五番でも,「あの子,いい子だったね」「あの人の演技って素敵だったね」と言われるスケーターがいいなと私は思います。
みどりはハートの強さと優しさが混ざった演技をするスケーターでしたし,真央は素直で自然体の愛らしい演技をする子。
それってそのまま彼女たちの性格ですよ。人間性が全部スケートに出ているんですね。

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検索してみたら,『致知』の元の記事が見つかりました。
https://www.chichi.co.jp/web/20181121yamada/
アーティスティックスイミング(シンクロナイズドスイミング)のコーチ,金子正子さんとの対談です。

一つ目の引用,「勘のいい子が伸びる」は少し補足を。

 みどり(伊藤みどり元選手)が私のところに来たのは、彼女が5歳の時でしたが、今でもよく覚えているのは、私がお母さんと話す言葉をよく聞いて、それを理解しようとしていたことでした。人の話をしっかり聞く姿勢がその頃からあったわけです。そのような姿勢があれば、指導者が何を求めているかを把握できるようになるし、それを行動に移せるようにもなります。それが私の言う「勘」です。「理解力」や「集中力」と言い換えてもいいかもしれません。

日立ソリューションズ/ビジネスコラム/平成の世にサムライをさがして
https://www.hitachi-solutions.co.jp/column/samurai/feature/112/

伸びる人ってどんな人なのか。
・人の話を素直に聞ける人
・その種目が本当に好きで,どこまでも練習してしまう人

さて。あなたの近くに,『伸びる人』はいますか?
それは,どんな人?

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