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7月25日「創業時を支えた二つの言葉」

 リクラス for Coachでの7月毎日チャレンジ。読みかけの「1日1話、読めば心が熱くなる365人の仕事の教科書」を、タイトル通り1日1話を読んで思ったこと感じたことを記していきます。
 私が感じたことを記録するのがメインなので、例によって「何が言いたいのか、よくわからない」文章になるかも。いや、なります(断言)。

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 今日はドトールコーヒー名誉会長の鳥羽博道氏。ドトールコーヒーの創業者です。タイトルにある「二つの言葉」の前に、創業したばかりで「明日潰れてもおかしくない」頃のお話から。

 そんなある時、ハッと気がついたことがある。潰れる、潰れると思うから心が萎縮し、思い切った仕事ができない。明日潰れてもいいじゃないか。きょう一日、朝から晩まで体の続く限り働く。明日のことは考えない。きょう一日に集中しようーーー。

 未来のことに気持ちが囚われて、挑戦できなかったり、チャンスを逃したりすることはあると思う。空回りしているときこそ、「今に集中する」ことが大事。
 毎日このような心構えで仕事をしていると、「何とかしてやろう」と手を差し伸べてくれる人が現れるようになったと鳥羽氏は振りかえっている。

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 それでは、タイトルの「二つの言葉」を紹介しよう。

「長の一念」「因果俱時」

 「長の一念(ちょうのいちねん)」と「因果(いんが)俱時(ぐじ)」と読みます。

日頃社員に不満を募らせていたけれども、その原因は社員にあるのではなく、すべては長である自分自身にある

 「長の一念」とは、長として立つ人の一念によってすべてが変わる、ということ。長である自分自身が変わらない限り、社員は変わらない。
 これは、教師と生徒の関係にも言えると思う。もしかしたら、親と子どもにも当てはまるところがあるかもしれない。

 よかれあしかれ、過去の因の積み重ねが今日の結果をつくっている。

「因果俱時」は法華経系の仏教の教義に出てくる概念だそうです。
「原因と結果は、必ず同時に出る。必ず一致するんだ」ということ。
 社員に対して不満を持っていたけれど、今の状況は、過去の結果。過去に自分がどのような姿勢で仕事に臨んでいたのかが、表れているものという考え方。

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 そういえば、「自責」と「他責」って言葉をよく聞くようになった。今日の二つの言葉はどちらも、「他責」になるな、「自責」で考えろと言っているような気がする。仮に他者に原因があったとしても、それに対してどのように対応するのか、やっぱり自分で決めないといけない。
 ましてや長の立場に立つのであれば、なおのこと。長の雰囲気は、組織の雰囲気に強く影響する。これは学校の授業でも同じだ。

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 ちなみに、今日の二つの言葉について検索したけれど、人によって解釈が違うような気がする。特に「長の一念」については元々の出典がわからない。鳥羽氏の著書、『ドトールコーヒー「勝つか死ぬか」の創業記』を読んだら詳しくわかるのかも。

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