ラジオと心
1年ぶりに「宮下草薙の15分」を聴いたらすごくおもしろくて、ラジオがおもしろいと思う心を自分が今も持っていることに安心した。
ラジオを聴き始めたのは、コロナ禍で時間を持て余した大学生の頃だった。
聴き始めたのは「高橋源一郎の飛ぶ教室」(NHK)と「宮下草薙の15分」(文化放送)だった。
前者は、高橋源一郎が一冊の本を紹介するというもの。後者は、宮下草薙がひとつのトークテーマで15分間話すというもの。
どちらの番組でも、出演者が好きなことをたのしそうに好き勝手に話しているように感じる。そして、そんな中で発せられる、温度感のある言葉に共感する。
他者の心を動かすためには、何より本人の心が動いていることが大切だと思う。
忙しい会社生活では、心の動きに目を向けることを忘れがちになるけれど、必要に応じてちゃんと思い出せるように、たまにはラジオを聴こうと思った。
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