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大は小を兼ねる、と思って痛い目にあう話

こないだ免許をとった。

夏休みの2ヶ月、実家にかえって車校に通ってやっと。

かわいく免許の写真とるチャレンジ、失敗

新しく買った可愛いオレンジのカットソーとお気に入りのビスチェを着て写真撮絵ウィ(写真撮影と打とうとして誤字ったが、おもしろいので残しておく)に臨んだが、肌と同化して裸にタンクトップを着ているかのようになった。最悪である。
さらに、ちょうど肩の下がるとこで切られているせいで肩幅がめちゃくちゃ広い可能性を残した感じになっている。(シュレディンガーのsattou)(シュレディンガーの〇〇を誤用するなと怒らないでください。かっこいいので使いたいと思ってしまいました)

お得を求める人間という生き物

わたしは、ちょっとプラスでなにかするだけで二個権利がもらえるやつで、よくプラスの方を選んでしまう。
たとえばマニュアル免許。ちょっと多く乗るだけでオートマにもマニュアルにも乗れるならマニュアルだろ、と。

同じ理論で、1単位だったか2単位だったか余分に介護実習に行くだけで中学と高校の両方の免許が取れるなら、と教職課程も。

どちらも痛い目にあっている。

ギアに泣かされる

マニュアルとオートマのちがいといえば、クラッチとギアの操作があるかないかだと思いますが、やはり苦戦した。
わたしは基本的に脇から下を動かすのが下手で、なにをしてもダサくなることで有名(高校の体育祭で応援団に入り可愛らしいダンスを踊るものの、憧れていた先輩に「面白かったよ」といわれたことがある)だが、マニュアル車の運転に関しては足よりも手に苦戦した。
半クラッチが上手だといわれたことは向こう10年は自慢していこうと思うが、半クラッチが上手だといわれました、わたし。

ギアの操作(この呼び方であっているかもわかりませんが、あの左手でくいっとローとかセカンドとかに入れるやつのことです)に力が入りすぎて、「そんな騒がんでいい」と何度もいわれた。
あと三速に入れたつもりが五速に入っていて、
教習車「ぶおおおおおおおおおおん」
わたし(えっ、えっ・・・止まりそう・・・えっ)
ということが何度もあった。

やはり、自動車というのは危ない乗り物なので、教官の指導も「本気」である。
ちょっとこわかった。

車校に通いながら数回(あーなんでマニュアルにしたんだ・・・)と悔いた。

車校通い中のツイート群

はじめて乗った日のツイート
健気で可愛らしい
打って変わって逃避ツイート
逃避ツイート②
しかしS字もクランクもこの初回以来脱輪していない、さっすが〜

やはり人間というのは、落ち込んだときほどポエミーになってしまうものである。

車校の近くにいたカエル

車校の周辺を空きコマに散歩することがしばしばあった。
歯の欠けたカエルなども見ることができ、よきリフレッシュとなった。

教科書に感動した話

登坂車線って中学の先輩の推しのせいでトサカ車線だと思っていた

これ、このページのこのイラストを見れただけでも、車校に通った甲斐というものがあった。
教習所の教科書のイラストとか、本免のイラスト問題のイラストって、こちらに情報を与えるためにめちゃくちゃ書き込まれている。ミラーとか。
しかしこれに関しては、後続車があるわけでもなく、そういったこちらに与えなければならない情報があるわけでもないにもかかわらず、ただただ風景の写り込みを丁寧に書き込んでいる。表面のカーブがかった感じとかも表現されている。
ありがとう。

あと、そりゃそうと言われればそりゃそうなんだが、全てのイラストにおいて忘れずにウインカーを光らせているのも毎回感動する。すごい。

結局

まあ、そんなこんなでちゃんと免許とりました。
空きコマに周辺を散歩していい公園を見つけて写真を撮っていたらカメムシが飛んできて肩にとまり叫んだり、数年ぶりに車校で再開した高校の先輩が結婚してお腹に赤ちゃんがいたり、高速教習で筑紫もちを買ったり、卒検でギア操作をめちゃくちゃ間違えて五速でガタガタいわしたり、いろいろありましたが、なんだかんだたのしかったです。

実家感が強すぎる自分の運転ではじめていったPAで買った筑紫もちの記念写真


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