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#Jリーグ非公式勝手未来ミーティング 「選手」を開催しました
ONE FIELD 運営メンバーの西原です。6月5日20時から「#Jリーグ非公式勝手未来ミーティング」の第6回目を開催しました。
第6回目は、播戸竜二さんが中心となり、ゲストにヴィッセル神戸の田中順也選手、サガン鳥栖の高橋秀人選手、浦和レッズの長澤和輝選手をお招きして「選手のセカンドキャリア」について語り合いました。
三選手の取り組みj
ミーティングは、ゲストの3選手の取り組みを紹介することから始まりました。田中選手は柏レイソル入団直後からTシャツなどの販売を手掛けています。
田中選手は「サッカー選手のキャリアは短い。サッカー選手の選手寿命が短いことは理解していたので、引退した後のキャリアも考えていた」と取り組み始めた理由を語りました。
さらに、田中選手は「ルーカス・ポドルスキはトルコでプレーしたらケバブ屋を手掛けたり、日本のブランドをドイツで販売する事業を手掛けている。アンドレス・イニエスタもワインやスニーカーをプロデュースしている。スピードが早く、よいお手本になっている」とも語りました。
高橋選手は現在日本プロサッカー選手会の会長を務めています。
#日本プロサッカー選手会 #高橋秀人 会長( #サガン鳥栖 )からファン・サポーターの皆様にメッセージです。 #いまスポーツにできること #SocialDistancing #StayHome #Handwashing #Jリーグ #jfa pic.twitter.com/ix3e0AF9vz
— 日 本 プ ロ サ ッ カ ー 選 手 会【3つの密を避けましょう】 (@JPFA_NEWS) June 3, 2020
高橋選手は田中選手の話を受けて、「選手の意識は変わってきたが、サポーターはサッカーに専念して欲しいと思っていると思う」と語ります。また、選手会の会長を通じて得られることについて「組織マネジメントを学べる。どうしたら自分たちの声をJリーグに届けられるか考えて取り組んでいる」と語ってくれました。
長澤選手は2019年4月から1年間、早稲田大学大学院スポーツ科学研究科でスポーツビジネスを学びました。
長澤選手は大学院に入学した理由について、「ドイツから日本に帰ってきて、ブンデスリーガと日本だとマーケットが違うと感じた。若い選手から「どうやったら海外に行けるのか?」と質問されるようになったが、経験は話せるけど、データなどを交えて具体的に説明することができない。データを持っていたら、現地で起こりうることにも対応できるし、今後の活躍につながるのではないかと考え、大学院で勉強しようと思った」と語りました。
また、播戸さんからの「サッカー選手として活動しながら、どのように時間をやりくりしていたのか?」という質問には、「午前中練習して、夕方6時から9時半まで週に3日授業に出ていた。空いている時間にオンラインの授業を受けた、授業の音声を特別に録音させてもらったりした。教授も理解のある方だった」と語りました。
セカンドキャリアは選手だけの問題ではない
後半はJリーグ非常勤理事のメンバーだけでなく、野球選手を引退した後に公認会計士の資格を取得した奥村武博さん、ジュビロ磐田の山田大記選手も登場し、「選手だけがセカンドキャリアを考える時代じゃない」「サッカー選手が引退する年齢は実は転職にちょうどよい年齢」といった意見も出ました。
会社員であっても、転職を繰り返す時代です。サッカー選手だから、会社員だからとカテゴライズせず、自分のキャリアを自分で切り開くために、どんな取り組みができるのか。何を勉強すればよいのか。時間ギリギリまで熱い議論が繰り広げられました。
進行役を務めた播戸さんは「たくさんの人に聞いてもらえてよかったが、継続して、サッカー、野球など、未来の選手たちがもっと良くなる環境を作りたい」と語り、ミーティングを締めくくりました。
次回のJリーグ非公式勝手未来ミーティング
次回は6月11日(木)午後8時ー9時30分 山崎さんによる「戦略」をお届けします。ゲストに早稲田大学商学学術院教授の内田和成さんが登場します。内田さんは過去に「世界の有力コンサルタント、トップ25人」にも選出された、戦略のスペシャリストです。貴重なお話が聞けると思いますので、ご期待ください。
グラフィックレコーディング
当日のセッションのグラフィックレコーディングです。インフォバーン グラレコ部のメンバーでもある、たなかけいこさんが担当してくれました。