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結婚指輪を作る。
夫達との結婚式までの道のり。
今回は、②の結婚指輪の作成を投稿する。
①結婚式場での相談、見積り
②結婚指輪の作成
③ドレスの試着、打合せ
④撮影・挙式 本番
⑤振り返り(写真の確認)
前回も、結婚指輪については少し触れている。
今回お世話になったお店はこちら。
こちらのお店は雑誌の広告で知ってはいたものの、まさか推し活用のアクセサリーも作れるとは思わなかった。
ただ、こちらのお店は、2人からの申込み受付けのため、私は知人と同伴で申込みした。
ホームページから来店予約をして当日。お店に向かう。
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「ワシらも楽しみやのぉ〜」
コースは「シルバーアクセサリー(ペアリング)」のコースでお願いした。
知人は自らのペット(猫)をイメージした自分用の指輪。
私はもちろん、家族全員をイメージした指輪。
素材はシルバー(SV925)。手作り体験コースは他にも、18金やホワイトゴールド等の素材も揃えている。
手作りコースの最初は、指輪のサイズとデザイン選び。
指輪本体の大きさ(幅)は、身につける指輪のサイズによって変わる。
私はもちろん、左手薬指のサイズにしたかったので、寸法用のリングで測ってもらった。サイズは10~10.5ということが分かった。
次に指輪の外側のデザイン。指輪の形で、作り方も変わるそうだ。
私の場合、やはり結婚指輪で、柔らかく穏やかなイメージにしたかったので、「甲丸(こうまる)」という表面にした。それから、側面に独特な模様、もしくはひねりを入れることもできる。
穏やかなイメージとしては、風や波(荒れていない海)も取り入れたかったので、右肩上がりの二重のひねりのデザインに決めた。
ある程度のデザインが決まり、用意されているエプロンを着て、いざ手作り開始。
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あらかじめカットしてくれたシルバーの棒。これがどうなるのかが楽しみである。
私は、二重のひねりを入れたデザインなので、先ずはひねりを入れるための目印を棒につけるところから始まった。
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1回目のひねりを入れた。二つのベンチで棒の両端を挟み、片方は手前に押しながら、もう片方は手前に引きながらの形でねじる。
力がいるか、と最初は構えていたものの、案外すんなりと棒が曲がり、一重のひねりができた。
また、二つ目のひねりを入れるため先に述べた工程を繰り返す。ただ、2回目のねじりの方が、力がいった。
以下の写真が2回目のねじりが終わった後である。
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ねじり終えた棒は、店員の熟練した手さばきであっという間に溶接してもらい、リングの形までしてくれた。
次は、指輪を目安のサイズまで整える工程。使用する鉄みたいな棒に、先に使っていた寸法用の指輪を通して、目印をつける。この目印まで、指輪をたたいてサイズに合わせるのである。
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溶接してくれた指輪を、目印のところまで木製のハンマーでたたく作業。これも案外、大変な作業だった。
最初は、すんなりと指輪が下へ下へと下がっていったのだが、途中から止まってしまい、なかなか目印のところまで到達しない。
たたくコツを教えてもらいながら、なんとか指輪が目印まで到達できた。
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最後の工程は、磨き。専用の道具を使って、目が荒いものから細かい順番並べられている鑢で、指輪の艶を出す。
最初のデザインを決める時に、指輪自体の艶の有無の選択で、やはりここは、ピカピカの艶有りを選んだ。
鑢を、電動の道具に装着して、鉛筆を持つような感覚で、指輪を磨いていく。下の画像は1番目の鑢で磨いたもの。
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次は、2番目の鑢で磨いた後。
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3番目の鑢を磨くうたに、さらに艶が増してきた。
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こうして、最後の磨きを終えた指輪は、下の画像の通り、見事な輝きになったのである。
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ここまでで、ひとまず、私が行う作業は終わった。
その後は、指輪の細かいデザインについての選定。
前回の投稿で、私は指輪の内側に家族全員のイニシャルを刻印したいと述べた。
これに加えて、来月の結婚式の日も刻印してもらうことにした。
結婚式の日は、私達の1番大切な日であり、指輪を見る時にその思い出を思い出せるように。それから、これからの私達家族の門出として、この記念日を入れたいと決めたのである。
それから、もう一つ大切なのが、誕生石。前回にも述べた「アレキサンドライト」。
ダイヤモンドと同じくらいのお値段ではあったが、どうしても、この石も入れたくて、改めてお願いした。
アレキサンドライトが2色に変わる点は、情熱と冷静を感じるし、石言葉の「秘めた思い」は、私の夫達や子ども達への思いも込めている。
イニシャルは指輪の内側に、誕生石は指輪の外側にいれたひねりに入れてもらうことにした。
最初にイメージしていたデザインと大分変わったが、自分の納得できるものになったと思う。
ちなみに、イニシャルの刻印だけであれば、お店で自分でも入れることが可能らしいが、私の場合、誕生石も入れてもらうため、今回はお店の方にお願いした。
デザインについては、タブレットで書きながら、「このように書いて欲しい」と言った具合で、後は、職人が手作業で入れてくれる。
同伴した知人は、手書きのイラストも指輪に入れることを知り、タブレットで愛猫のイラストを必死に書いた。
こうして、一通りの体験が終わり、約3週間ほどで、指輪ができる。
現実的な話で、今回私が作った、結婚指輪の費用は、1万9,800円。
誕生石のアレキサンドライトや、刻印を有料にしたため、これだけかかってしまったが、自分としては納得のいく価格だ思う。
時間としては、これまで入店から完成まで約5時間ほどであった。午後2時ごろに入店して、帰る時の午後6時頃、外はあっという間に夕方になっていた。
初めての指輪作り体験。まさか、結婚指輪を自分で作るなんて、今までの私なら考えられなかった。
改めて、今回お世話になった、お店『リングラム』さんと、体験に付き添ってくれた知人には、深く感謝申し上げたい。
今週の土日に、指輪を取りに行く。
どんなふうに仕上がっているのか楽しみだ。
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可愛い子どもみたいな存在。
お昼のパフェ、美味しかったね。