勝者と敗者の画数は勝者が一画だけ多い。
この前、高校サッカー全国大会の動画が出回っている。
その動画で、PKの末勝ったチームがキーパーの元へ向かう中、キャプテンは相手校のキャプテンの元に向かい握手を交わしたと言う動画だ。このスポーツマン溢れる行動にみんな賞賛の言葉を送っていた。
全然ダメだ。ハッキリいう、エゴがない。サッカーはエゴが大事だ。もっと対戦相手を罵る気概を持たないといけない。あのキャプテンはここまでだ。あと、シンプルに下心が見える。
ワールドカップがあった影響で、試合後の行動が反響を呼ぶとわかっていたのだろう。勝った瞬間喜ばずに相手校のキャプテンに擦り寄ろう、そしてモテよう。とでも考えていたに違いない。勝った瞬間喜びを爆発させている他の部員の方がよっぽど素直で応援がしたくなる。
ありがとうキャプテン、勉強になった。俺も今後何かの勝負に勝った時、なりふり構わず大喜びしよう。服を脱ぎ、相手を罵り、金をばら撒こう。
だって勝ったんだもの。