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76.断片集、演繹と帰納という語について、万葉集の番号付けで研究が進展した話、近道をゆくと近道に潰されるという話
76.断片集、演繹と帰納という語について、万葉集の番号付けで研究が進展した話、近道をゆくと近道に潰されるという話
文字数2400
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noteの予約投稿機能はどうやったら使えるのだろうかということを疑問に思っている。
有料会員等でないと利用できないのだろうか。
→ あれこれ確認してわかったが、月額500円(税抜か税込かわからない) の 有料会員にならないと、予約投稿機能は使えないようであった。
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確か柳田國男がこういうことを言っていて印象的だった。(確か柳田國男だったと思うけれども、その弟子の折口信夫だったかもしれないという気もしている。いずれにしてもこの2人のどちらかの言葉だったと思っている。)
明治時代に入って万葉集の研究がそれまでよりも格段に進んだ。
その背景にはこういう要素があったらしい。
万葉集は数千(恐らく4000ほど)の歌が収録されているようだけれども、その数千(4000ほど?) の歌に全て番号を振り分ける作業が行われたらしい。
それまでは、万葉集の研究をしている人同士が、ある歌について話そうとすると、どの歌の話なのか、まず正確に内容を伝えて、その上で考察を伝えるというやり方しかできなかったらしい。
すべての歌に番号が振り分けられたことによって、万葉集の研究者同士は、何番の歌についてだけど、という風に言えば相手にも伝わるという状況が形成されたという。
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演繹と帰納は、反対語で、関係性で言うと親類関係のようなものだと自分は思っている。
日本人が会話の中で自然と、「これこれの事実から演繹して考えると… 」と言うような具合で、演繹という言葉をスムーズに使うと、話を聞く側の人間は、「そんな難しい言葉をさらっと使うとはすごいね」 と言うようなリアクションが発生することがある気がしている。
自分はそういう場面を今までに見たことがある。
演繹も帰納も、あまり「直感的」な言葉では無いように自分には思われる。
英語でいうと、
演繹はdeduce、deduction、
帰納はinduce、induction、で
英語だと一目で2つのこの言葉が親類関係だと言う感じが感じられる。
勝手な解釈で強引に書くと、induceは、ゴルフのパターでポールを穴に沈めようという段階のイメージで、ボールが最終的には穴の中に吸い込まれていくイメージである。
あるワンポイントに吸い込まれていくように、duce 導いていく感じである。
deduce は、 ゴルフの 最初のドライバーショットのイメージで、ティーの上に設置されたボールをショットして、どこかに飛ばす。
最初の設置箇所は、固定されているが、そこから飛んでいく方向は、いくつものパターンがある、というイメージである。
帰納 induce は 収斂していき、
演繹 deduce は 分散、拡張していく。
入学式は 帰納 induce的で、
卒業式は 演繹 deduce的だと今 考えている。
ポーの 描く登場人物の探偵デュパン や、 コナンドイルの探偵小説のホームズシリーズでは、英語版だと、無造作に、deduceとか deductionという言葉が使われているように感じる。
英語圏だと、それらは、「直感的」なものとして、身近に親しく扱われているように自分には感じられる。
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アニメ、ヒカルの碁を見ていると、登場人物が自宅の固定電話にどんどん出ている。
ヒカルもアキラも固定電話にためらいなく出る。
このアニメは2000年代前半頃の作品かと思うが、2020年代の現在からこうした描写を見ていると、世の中の変化を感じる。
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漫画、弱虫ペダルでは、真波などの口から、「最後の一滴まで出し尽くすような、そんな勝負をしたい」というような意味の言葉が出てくる。
こうした「最後の一滴まで出し尽くすような」何か、というのを、自分の勉強や研究で自分もしていきたい、とよく思う。
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男性と女性の二人組の音楽ユニットで、この人達の音楽は本当に良いな!と思ったユニットがあったけれど、そのグループ名がどうしても思い出せない。
二人とも、おそらく30〜40代。
ラジオでゲストとして呼ばれていて、トークと演奏をしていた。
ティーブロス だったかな?と思って、検索してみてもうまく発見できない。
音楽の方向性的に、大橋トリオ、クラムボン、などと近いカテゴリーに考えられていそうな気がしている。
大橋トリオなどで検索して、「他の人はこちらも検索」などを辿っていくと見つけることができるのだろうか。
どうにかして見つけたい。
手がかりを探している。
確か、去年か一昨年くらいに、ラジオの「ふんわり」の六角精児さんの担当の日にスタジオに来ていたような気がしている。
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アニメ、ヒカルの碁で、ヒカルがプロ試験の終盤に、親友の和谷と対局する際、ヒカルがどんな顔をして和谷との真剣勝負に臨むべきかわかりかねて、戸惑うようなシーンがあったように思う。
和谷が、「進藤、早くやろうぜ」とヒカルに声をかけるシーンがある。
そのシーンを思うと、和谷は本当に気のいい人物だと感じ、感心する。
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矢沢永吉の、「近道を行くと、近道に潰される。」という言葉は、自分の心に印象深く刻まれている。
また、「1回目ボロボロ、2回目リベンジ、3回目ラクショー。」という言葉も印象深く記憶に残っている。
自分は何か新しいことを始めた時うまくいかないことがあったり、うまくいってもあまりにも不恰好な出来になったとき、この
「1回目ボロボロ、〜 」という言葉を思い出すことが多い。
それにしてもイチローと矢沢永吉の対談の内容をよく思い出す。
イチローと矢沢永吉は、野球とロック歌手という具合に、違う領域同士の住人だが、自身の領域への「取り組み方」が似通っているので、あれこれ話し合うと、都度話がしっかり噛み合う。
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