「フォームメーラー」×「ムームードメイン」で手間取ったこと　～2024年夏～

フォーム作成どうされてます？

個人情報を含まないもので、コスト優先でしたらGoogleフォームでも事足りるのですが、個人情報を取得するものとなるとそうはいきません。

結論から申し上げますと、独自ドメイン利用を前提としているならば
「フォームメーラー」×「ムームードメイン」は不可。
「フォームメーラー」で独自ドメインを使用する際は、ドメインはお名前.comで取得しましょう（2024年7月時点での情報です）

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この記事は、数ある有料フォーム作成サービスの中でも、私がよく使っている「フォームメーラー」で2024年7月時点でちょっと手間取ったことを記録したものです。

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「フォームメーラー」を使う理由

応募フォームなどの制作依頼があると、一応「フォーム作成ツール」などで検索して、条件にマッチした新しいサービスがリリースされていないかササっと調べるのですが、やはり有料版の中では使い慣れた「フォームメーラー」が優位です。

1ヶ月単位で契約できる

無駄がなくて助かります。
無料お試し14日間を上手く活用すれば、さらにお得に利用することもできます。

料金プランが明確

サイトにバッチリ価格表が載っています。
クライアント案件で価格がバレバレだと困る、という方にはおすすめできませんが、そこは各自営業手法を工夫してご対処くださいませ。

サイトに価格が掲載されていないサービスは、契約期間に縛りがあって初期費用・月額費用もフォームメーラーより高額だと思って間違いないでしょう。

管理画面のUIもわかりやすい

収集した（個人情報を含む）データのダウンロードは、クライアントの担当者にお願いしています。
作業していただく方のITスキルは様々ですが、フォームメーラーの管理画面は見やすく、これまで操作方法で問い合わせを受けたことはありません。

※2023年利用時はオプションで、チームメンバー追加ができたのですが、2023年12月のプラン変更でそのオプションはなくなってしまったようです。

LP制作機能がある

制約はあるものの、ランディングページ機能があります。
この機能と独自ドメイン接続ができれば、ペラいちの応募フォームは仕上がっちゃいますね。独自ドメイン接続ができれば。

独自ドメインが利用できる　←条件あり

独自ドメインが設定できるStandard（旧Business タイプB）プランが月額3,960円（2024年7月現在）
今回、さっと他サービスも調べましたがこれより安価なサービスはなかったように思います。

2023年にも「フォームメーラー」×「ムームードメイン」の組み合わせで独自ドメインを設定していたので、今年も特に考えずに同じ組みあわせで進めたのですが。。。
独自ドメイン設定にあたって、フォームメーラーから提供されるのはIPアドレスだけです。IPアドレスだけです。
一見なんてことないんですが。。。。

「フォームメーラー」で独自ドメイン接続ができなかった、、、

いえ、実際は接続はできるんですけど、ムームードメインではできなかった、ということです。

なぜ接続できなかったかと言うと、「フォームメーラー」で提供されるのはIPアドレスのみ。
一方、「ムームードメイン」のムームーDNS（外部サービスでドメインを使う場合に設定する項目）では、IPアドレス不可だったんです。
（ドメイン名での指定のみ、ということです）

事前にしっかりと両サービスのFAQを参照していたら、わかったことではあるのですが2023年利用時にはこんなトラップなかったと思うんですよね。。。

「機能紹介」＞「その他便利な機能」＞「独自ドメイン設定」で詳細情報が確認できます。
確かにここにはIPが明記されています。

ムームーの詳細は、契約しないと見れない画面なのでキャプチャは載せません。あしからず。

ムームーがダメなら移管すればいいじゃない

そう考えますよね、一瞬。
クライアント様ご指定のドメインを取得したのは数日前。
なんか変だなぁ～、なんだっけなぁ～と思いながらも移管手続きを試みるも「移管不可」。。。

そうでした。
.comドメインは新規取得から60日間は移管できないルールがありましたね。

今更、別のドメインに替えることはできないし、いよいよ詰んだか、と思い他フォーム作成サービスを探すも、独自ドメイン接続を提供しているフォームで同等の価格帯のサービスはないし。。。

移管諦め、LP公開用にロリポ契約で一件落着

・お客様ご指定の独自ドメイン利用必須（変更不可）
・ドメイン移管不可
なので、LPをhtmlで作成してフォームメーラーで作ったフォームをiframeで埋め込むことにしました。

余計なサーバ契約は発生しますが、ロリポなら1ヶ月単位で契約できるので傷は浅くて済みました。
パッと見は昨年と同等のフォームができて一安心、一安心。

「自動返信メールの送信元に独自ドメインのメールアドレスを使う設定について」に続きます。