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こどもとオトナの大熱戦!恩田小おやじの会のドッジボール&ドッジビー大会

恩田小おやじの会、ドッジボール&ドッジビー大会を開催

2月17日土曜日、スクールオープンデーがあった日の午後、おやじの会主催でドッチボール&ドッジビー大会を開催しました。

事前申込の児童数は81名。(全校児童の2割弱)
飛び入り参加にも対応できるイベント保険のおかげで、「知らなかったから出してないの…」という子も急遽参戦。もうすぐ卒業になる6年生の親にも参加を呼びかけ4名参戦。おやじの会は7名で、先生たちは…ほぼ全員だったのかな。とにかくいっぱい来てくれました!

はじめての大会でどんな雰囲気になるのか不安でしたが、時間になったら、みんなすでにハイテンション。「盛り上がるかな」の杞憂は一瞬で消滅。

低学年3チーム、高学年3チームの総当たり戦

低学年はドッジビー、高学年はドッジボール。
それぞれ赤・青・黄3チームの総当たり戦。
低学年はビブスをまとい、高学年はビニールテープを手首に巻き、チームカラーを身に着けます。

チームリーダーは、おやじの会のメンバーたち。
集合、準備体操、応援に、ビブスとテープが役立ちました。チームカラーは運営をスムーズにするのに、すごく役立つものなんですね。

さて、いざ試合がはじまると、
オトナは笛を鳴らす以外は見守るばかり。

僕は低学年のチームリーダーだったのですが、
もうすでにみんな社会性があるんです。
勝つためにうまい子ばかりに投げさせるとか、
体力のある3年生ばかりで独占するとか全然ない。
「まだ投げてない人に投げさせよう」とか、ちょっと取り合いみたいになっても、自分たちで話し合って解決するんです。

「みんなが楽しむ場なんだ」っていうことを
オトナが何も言わなくても、こどもたちがそうしようとしてる。
倫理観高いなぁ、小学生。すばらしい。

高学年のほうはよく見てませんでしたが
リーダーに話をきくと、
「けっこう、速い」と少し驚いた様子。

次はオトナ対6年生の試合です。

オトナの本気。波乱のエキシビジョンマッチ

おやじの会の打ち合わせの時には
「さすがに6年生っていっても、こどもでしょ?」
と、どのくらい手加減したらいいのかを考える雰囲気でした。

でもこの日の試合が始まるときには既に
手加減など必要ないことをみんなが理解していました。
「6年生って、こんなに大きいんだっけ…」

6年生の参加者は15名前後。
オトナは、多くの先生たちの参戦により、5名以上多かったかも。
人数が明らかにちがうにもかかわらず、
6年生は余裕なのか、的が増えて嬉しいのか、
誰もなんにも言うことなく自然に試合開始。

オトナ、完全に本気でした。
投げるのも避けるのも全力。
先生たちも、6年生相手に遠慮ゼロ。
途中からボールを2個に増やせば
盛り上がりは最高潮。
最後に残った先生も仕留められ、
勝ったのは6年生!

予定していたのはここまででした。
しかし「もっとやりたい」の声に応え、
全コドモ対全オトナの試合が決定!

校長先生も、こどもたちの声に応えて、
靴を履き替えて参戦!

まぁ、こちらも大大盛り上がりで、
またもや本気のオトナたちに対して、
全コドモが圧勝!

んー、楽しかった!

学校は地域のオトナが手を取り合う場所になる

そんな感じで、
ドッジビー&ドッジボール大会は、
オトナもコドモもみんなが楽しめるすばらしい場になるということが分かりました!

こういう場をつくるのに、
難しいことはひとつもありません。
校庭に線を引いて、ボールを用意するだけです。

細かいことはちょっとずつあります。
でもオトナたちが、それぞれ自分ができることを
ちょっとずつ持ち寄れば、けっこういろんなことができるんですよね。

・チラシをつくる人
・印刷する人
・看板つくる人
・オリジナルビブスを安く作ってくれる知人を紹介してくれる人
・デザインする人
・印刷会社に発注してくれる人
・学校との調整をしてくれる人
・みんなをまとめあげてくれる人
・機敏な動きと豪速球ででドッジボールを盛り上げる人
・何かあったら対処してくれる、ふだん看護師をしている人
・記録用に写真を撮ってくれる人
etc.

ぜんぶ一人でやったり、やったことのないことに挑むのはたいへんですが、一人ひとりのオトナの「これ、やっときます」が集まれば、ハッピーな場所をつくるのはそんなにたいへんじゃない。

学校を通じて、そういう繋がりが広がっていくといいなと思います。

ふだんとちがう先生たちに、こども感激

おやじの会が主催して、
学校で、先生たちに参加してもらえるイベントを開催すると、意外な価値を生むこともわかりました。

「ドッジボール大会どうだった?」とうちの子に聞いてみると、
「先生たちが、仲良かったのがよかった!」と。

先生たちは、学校ではいつも”主催者”側です。
こどもたちが安心・安全に学び、楽しめるように、あらゆることに配慮して気を抜くことができません。

今回、おやじの会が主催となることで、
「あの先生って、こんな感じの人なの?」
「あの先生とあの先生って、仲良しなの?」
という驚きが、子どもたちにもあるようです。

ふだんは接することのない先生と児童が話している姿も、そこにはありました。

思い返すと、
先生たちのハッスル度合いはすごかった!
試合中、「すごいはしゃいでるオトナがいるな」と、僕がみていたオトナのうちの数名は、先生でした。

そんな先生の姿をこどもたちに見せてあげられるのも、おやじの会をはじめ、地域のオトナたちが学校に関わる意義になるのかなとも思います。

次の活動について

次のドッジボール大会の開催は未定ですが、
とっても盛り上がったので、次も必ず開催したいと思います。

おやじの会の活動の多くは、まだ不定期なものばかりですが、すべて参加できているメンバーというのは誰一人いません。

予定が合う時だけ、年に1回の参加でもOKです。
新規会員は随時募集。いつでもお気軽にお声がけください。

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