愛おしき我が左手
麻痺のせいで浮腫んでぷくぷくして、赤ちゃんの手のように暖かい手が、とっても愛おしい
回復期リハビリ病院に転院してもうすぐ1ヶ月。
一番の心配の種だった肩から手の機能の回復が、私としては奇跡と思えちゃうくらい回復しました。
浮腫でぷくぷく、ぽかぽかして、手汗がひどかった掌もちょっぴりスッキリ。
私はこのぷくぷくな掌がとっても愛おしくて、スッキリして来るのが淋しいくらい。
今回の麻痺で、身体という器に心が収まっているんだなぁと実感してます。
元気な時は意識した事なかったけど、器には器の人格のような物があって、私の心は、その器の人格(器各?)を尊重しなくてはいけない。なんて気持ちも湧いて来ました。
なので、動かない事に焦りや苛立ちは無くて、掌や腕が動けるようになるには私はどうしたら良い?って立ち位置に。
私は、運命共同体と言うチームの管理者として機能しなくてはならないから、チームの一員はどんな状況であっても最高のパフォーマンスを引き出せる環境を作らなくてはと、なんだか妙な指名感が湧いて来たり。
何より赤ちゃんの掌みたいに、ぷくぷくなフォルムはなんだか癒やされる。
掌が冷たい人は心が暖かいのよ。なんて言ってたのが嘘のように、ぽかぽかした掌。
こんな可愛い赤ちゃんの様な掌を、動かないからって邪険に扱えましょうか。
これは状況での生理現象なのだけど、掌なりの防衛本能なのかな?なんて思ったりすると、更に愛おしくてたまりません。
(その割には、療法士さんに手の事忘れないで!って冷や冷やさせてるみたいだけど 笑)
「器と心」お互いに応援しあって機能を回復させて行こうね。